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ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HM400

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使用感
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HM400
パート 7

静止画概要



• GZ-X900と同様、画素補間なしで9メガピクセルの静止画撮影
• ISO設定、フラッシュ内蔵、連写機能など充実した静止画撮影機能
• 解像力や色再現性は優れているが、やや惜しいノイズレベル
• GZ-X900よりも一段と優れた静止画撮影の性能


静止画機能 (13.86)

GZ-HM400には、かなり充実した静止画撮影機能が盛り込まれている。その中でも、画素補間なしの9メガピクセル(3456 x 2592)静止画撮影機能は注目されるべき機能だ。静止画サイズはこのほかに全部で10種類の設定が用意されており、画質もファインとスタンダードが用意 されている。動画を撮影中に静止画をキャプチャすることも可能だが、静止画サイズは3072 x 1728(5.3メガピクセル)に限られる。

GZ-HM400には連写機能が搭載されているのだが、取扱説明書を読んでも今ひとつピンとこない。メニューでシャッターモードを連写モードに切り 替えると確かに連写モードになるのだが、連写スピードを設定するにはさらに本体設定メニューに行き、そこでH/M/Lを選択するようになっている。なぜこ のように連写モードのメニューがバラバラなのかは不明だが、連写モードを不必要に困難にしているといえそうだ。

9メガピクセルの連写は静止画撮影モードだけで可能だが、その他の静止画サイズで連写することも可能だ。動画撮影モードでは5メガピクセルの静止画 を連写することができる。連写機能は非常に価値のある機能なのだが、もう少し簡単な操作だったら価値はさらに上がるのではないかと思われる。



内蔵フラッシュ
動画/静止画モードの
切り替えスイッチ

GZ-HM400にはこの連写モードのほかに、オートブラケット機能も搭載されている。この機能を使って撮影すると、一回シャッターを押すと連続し て5枚の静止画が、それぞれ違った露出値で撮影される。コントラストの強い場合など、適正露出の決定が難しい場合に便利にな機能だ。内蔵フラッシュにもさ まざまな設定があり、切、オート、オート赤目、入、スローシンクロを備えている。

静止画仕様
サイズ 4:3
3456 x 2592 (9M)
3072 x 2304 (7M)
2592 x 1944 (5M)
1600 x 1200 (1.9M)
640 x 480 (0.3M)

16:9
3456 x 1944 (6.7M)
3072 x 1728 (5.3M)
2592 x 1456 (3.8M)
1920 x 1080 (2M)
1280 x 720 (0.9M)
画質 ファイン、スタンダード
ISO オート, 100, 200, 400, 800, 1600, 3200
フラッシュ 切、オート、オート赤目、入、スローシンクロ

GZ-HM400は、静止画撮影モードではISOを設定することが可能だ。普通、一般的なビデオカメラでは用意されていない設定機能のひとつだ。 ISOは100から3200まで用意されており、オート設定もある。このISO設定機能以外では、GZ-HM400のマニュアル設定機能は動画モードと共 通だ。ただ、ゼブラ機能とシャープネスの調整機能は静止画モードでは利用できない。また、静止画モードのフラッシュは2秒、10秒、そして顔検出の設定が あり、顔検出は記念写真撮影などに最適な設定だ。

付属のリモコンを使うと、動画/静止画再生の際に画像を拡大することができる。これはこれで便利だが、ズームレバー操作でも拡大できると便利さはさ らに向上するだろうと思う。動画再生を一時停止してシャッターボタンを押すと静止画を切り出すことができる。この場合の静止画サイズは1920 x 1080となる。


静止画色精度 (11.36)

GZ-HM400の静止画撮影機能はとても充実された素晴らしいものだが、実際それは撮影された画像にどう反映されるだろうか。テストの結果はほと んどが期待に応えてくれる好成績だったが、ノイズがやや多めだったのが惜しいところだった。しかし色再現性に関していえば、非常に良いテスト結果だった。 色誤差は3.08で飽和レベルが106.8%と、動画の高照度テストを上回った性能を見せている。    (静止画色精度テスト詳細)

静止画色誤差図:カメラの色誤差を色別に方向
で示したもの

GZ-HM400で撮影された静止画は非常に鮮やかで色彩感豊かなものだった。飽和レベルはGZ-X900とほぼ同等だが、HM400のほうが色の精度は わずかに高かった。下の比較画像を見ると、それぞれのカメラの静止画の色再現性を見ることができる。キヤノン機は他の比較テスト機よりも彩度が低めである が、基本的に4機とも優れた色再現性を持っているといえる。中でもパナソニックHDC-TM300は最も精確な色再現性を持っていた。

ビクター Everio GZ-HM400 の静止画色比較
ビクター Everio GZ-HM400   JVC Everio GZ-X900
パナソニック HDC-TM300 キヤノン iVIS HF S11

静止画ノイズ (1.73)

GZ-HM400の静止画モードでのノイズレベルは1.14%とやや高めだった。動画の高照度ノイズレベルのほぼ2倍近い。しかし、GZ-X900 やキヤノン iVIS HF S11もこれに近いノイズレベルなので、特に際立ってノイズが多いというわけではないようだ。この中でパナソニック HDC-TM300は最もノイズが低く、計測値は0.79%だった。 (静止画のノイズテストの詳細)

静止画解像度 (9.69)

静止画モードのテストの中で最も重要なテストは解像度テストだろう。画像のシャープさ、高画質度はこのテストの数字でだいたいわかるからだ。GZ- HM400の水平解像度は2329 lw/phでオーバーシャープニング24%、垂直解像度は1800 lw/phでオーバーシャープニングが6.7%だった。レンズの違いも影響しているだろうと思われるが、GZ-X900を上回る高解像度だ。パナソニック HDC-TM300よりも良い結果だ。しかし、ではGZ-HM400が最も優秀な静止画を撮影するかというとそうではなく、キヤノン iVIS HF S11、そしてサンヨーXacti DMX-CG10やDNX-HD2000がGZ-HM400よりも良い解像力を持っていた。  (静止画解像度テストの詳細)

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