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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.キヤノン iVIS HF20 比較
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12.ソニー Handycam HDR-TG5V 比較
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13.ビクター Everio GZ-HM400 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HM200

使用感の概要
• シンプルなデザインで非常に使いやすいビデオカメラ
• メニューのナビゲーションはレーザータッチオペレーションで、慣れが必要
• ハンドストラップと端子ポートのカバーのつくりが今ひとつ
• ほとんどの電子式手ブレ補正機能は画質劣化につながるが、GZ-HM200では良好
• ごく標準的な2.7型液晶モニター EVFは備えていない
使いやすさ (6.5)
ビクター Everio のもうひとつのモデル、GZ-HD300のように、GZ-HM200は初心者にも非常に使いやすいビデオカメラだ。ボタンやスイッチ類も少なく、メニュー 構成もシンプルで、オート設定も良く機能してくれる。いわゆる「カンタン」モードボタンがあるわけではないが、それでも問題には感じられない。オートモー ドでもメニューにアクセスすることは可能で、マニュアル設定メニューだけが使えなくなるだけだ。
難を言うと、レーザータッチオペレーションは初めての人には慣れが必要な操作方法だろうと思われる。しかし、長いメニューのリストをスクロールする にはもってこいの操作方法で、音で反応してくれるのも、操作の確認には便利だといえる。ただ、マニュアル操作となると、それほど直感的な操作感ではないの で、慣れておく必要がある。視覚的にはこれまでとは違った新しさで、カメラ操作の楽しみを広げていると言える。タッチスクリーンのように好き嫌いの分かれ そうな操作法だ。
液晶パネル収納面にあるUPLOAD/EXPORT/DIRECT DISCボタンは、YoutubeへのアップロードやiTuneへの動画転送、DVD作成を簡単に操作することを狙った機能だが、これは本当にビデオカメ ラが初めてな人たちにとっての機能で、一般的にはあまり大きな違いを感じることはない。付属の編集ソフトを使うだけでも充分に簡単だからだ。
使用感 (4.25)
GZ-HM200 を手に持った感じは、Everio GZ-HD300の感じと非常によく似ている。デザインが似ているせいもあり、大きさも重量もほとんど同じだ。違うところといえば、ハンドストラップが違 うということと、GZ-HM200の右側面の形状がより丸みを帯びてスムーズだ、という点。HD300は60GBのHDDを内蔵しているので、もう少し大 きく感じられる。
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| とてもコンパクトなGZ-HM200 |
GZ-HM200のハンドストラップは、ストラップとしてみると非常に細身で、右手をサポートしてくれる感覚はあまりなく、どちらかというと手にぶ ら下げるという感じが強い。カメラ全体のデザインを考慮に入れた結果なのだろうと思われるが、サポート感を求める人は物足りなさを感じるかもしれない。も ちろんGZ-HM200のコンパクトさを買って、ハンドストラップは慣れるまで待つ、という手もある。
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| ちょっと物足りないハンドストラップ |
ハンドストラップは、調整用の紐を一杯に引くと、カメラの右側面にぴったりと収まる。そのための溝もあり、実はハンドストラップを使わずに右手で直 接カメラを持っても、意外と持ちやすい。ハンドストラップが無くとも特に持ちにくいとは感じられないのだ。GZ-HM200はコンパクトなカメラだが、長 時間持ち続けるには、やはりハンドストラップが欲しくなるところだ。そこで快適なストラップが欲しくなる、ということになる。
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| ボタン類は使いやすい配置 |
再びレーザータッチオペレーションの話になるが、レーザータッチは前述のとおり、慣れてしまうと特に不自由さは感じられない操作方法で、ちょっとした練習で充分だろう。マニュアル設定をする場合は、人によってはタッチスクリーンよりも使いやすいと感じるかもしれない。
手ブレ補正 (8.25)
ビクターの中級機は電子式の手ブレ補正機能を搭載しており、GZ-HM200も同様のシステムが搭載されている。電子式手ブレ補正機能は、撮像セン サーの画素を有効に使った方法だが、システムによっては画質劣化の原因になることもある。しかし、GZ-HM200では問題は見られず、非常に良く働いて いる。小さなブレのテストでは、ブレを54%低減させ、大きなブレのテストでは59%低減させることができた。 (手ブレ補正テストの詳細)
| ビクター Everio GZ-HM200手ブレ補正の実効値 |
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| 小さなブレ(上)54%補正 大きなブレ(下)56%補正 |
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上の図で、青い線はGZ-HM200の手ブレ補正機能を切った状態でのカメラのブレを現し、オレンジ色の線は手ブレ補正機能を入れた状態でのカメラのブレ を示している。GZ-HM200の手ブレ補正機能は、大きなブレでも、小さなブレでも、ほぼ50%c近く低減しており、効果の高さを良く示している。しか し、手ブレ補正を切った状態でもGZ-HM200はあまり大きなブレを見せてはおらず、カメラの重量バランスの良さも良く現れている。下の動画はGZ- HM200の手ブレ補正機能のサンプル。
どうしても光学式の手ブレ補正でなくては嫌だという人は、ビクターのハイエンドモデル、GZ-HM400を選ぶ、という手もある。キヤノンHF20も光学式手ブレ補正機能を搭載している。
| 手ブレ補正の得点比較 |
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携帯性 (9.58)
一般的な中級機に比べると、GZ-HM200はコンパクトなデザインとなっている。コートやジャケットのポケットには簡単に収まるサイズだし、重量 も310gと軽量なので、持ち運びにストレスを感じることはないだろうと思われる。この小型軽量さは、コンパクトさを前面に押し出したモデルであるソニー HDR-TG5Vや、JVC Everio GZ-X900、サンヨー Xacti DMX-HD2000に比較しても決して見劣りすることはない。
| 重量と寸法 | |
| 重量 | バッテリー込みで310g |
| 寸法 | 54.5 x 65 x 112.5mm |
このコンパクトボディにも関わらず、SD/SDHCメモリカードスロットを2つ搭載することで、メモリカードのスペアを持ち歩く必要もなくなった。そういった意味では、やはり携帯性の良さにつながっているといえるわけだ。
バッテリー使用時間 (5.6)
GZ-HM200に付属しているBN-VF808の使用時間はなかなか良かった。中級機としては長めの、112分(1時間52分)という持続時間だった。充分な持続時間だが、しかしこれはGZ-HM400の163分という記録には遠く及ばない。 (バッテリー使用時間テストの詳細)
| バッテリー使用時間の比較 |
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GZ-HM200のバッテリーは本体内に装填するタイプではないので、より大容量のバッテリーを使うこともできるので、旅行の際にはぜひ利用したい。
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| より大容量のバッテリー使用も可能 |
液晶画面とビューファインダー (7.17)
GZ-HM200の液晶モニターは2.7型、解像度は123,000ピクセルで、どちらかというと平均的な仕様だ。GZ-HD300や、ビクターの SD画質のビデオカメラにも、同様な液晶モニターが採用されている。ここまでコンパクトなカメラなので、EVFを搭載していなくとも、驚く人はいないだろ う。
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| 2.7型液晶モニターとユニークな レーザータッチスライダー |
液晶モニターは270°回転させることができ、明るさも11段階に設定することが可能なうえ、液晶のバックライトの輝度を帰ることができる。
液晶画面の左横にはレーザータッチオペレーションのスライダーが上下に伸びている。このスライダーを使ってメニュー設定をするわけだが、たびたび述 べたとおり、撮影前にいくらか慣れておいた方が、よりスムーズに使うためにも良いだろう。何らかの器用さが求められるからだ。しかし、難しい操作法ではな いのでコツはすぐに呑み込めるはずだ。
メニュー (4.5)
GZ-HM200のメニューはシンプルなデザインで、それぞれのカテゴリーに分けられ、それをひとつのメニューにまとめているので、わかりやすい。 つまり、メインメニューに全てのカテゴリーが集まっているので、この設定はあのボタン、あの設定はこっちのボタン、などとまごつくことはない。ただそのか わり、メニューのリストは長くなるので、目的のカテゴリーに行き着くにはスクロールしなくてはならない。しかし、このスクロールはレーザータッチスライ ダーを使うと非常に素早く操作することができる。
メインメニューにアクセスするには、液晶パネルのメニューボタンを押すだけ。カメラがマニュアル撮影モードの場合は、メニューのトップにマニュアル 設定メニューがリヅトアップされている。このメニューでシャッタースピード、フォーカス、露出などを設定することができる。カメラがオートモードの場合 は、マニュアル設定メニューは表示されない。メインメニューをスクロールして下まで行くと、表示設定メニューや本体設定メニュー、接続設定メニュー、メ ディア設定メニューがそれぞれのカテゴリーとしてリストされており、このカテゴリーの中に設定項目がある。設定項目によっては、やや意外なものもあり、首 を傾げることもある。例えばフォーカスアシストの色を変える設定項目はマニュアル設定メニューではなく、表示設定メニューにあったりする。確かに表示に関 するものには違いないとはいえるのだが。
再生モードでは、動画と静止画はそれぞれ別のメニューとなっている。特に大きな違いはないが、メニューのアクセスは撮影モードと同じで、液晶パネルのメニューボタンを押すだけで良い。
GZ-HM200のメニューは、全般的に使いやすいメニューだということができる。ただ、メニューのリストが長いというのは確かで、レーザータッチ を使うと素早くナビゲーションできるのも事実だが、目的のカテゴリーに辿り着くのに行ったり来たりを繰り返すこともあった。もちろん、これも慣れることが 一番だ。メニュー画面の下に表示される設定メニューの説明は親切で良い。
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