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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.パナソニック HDC-HS20 比較
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12.キヤノン iVIS HF20 比較
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13.サンヨー Xacti DMX-HD2000 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HD300

マニュアル操作概要
• 時々時間がかかるオート露出以外は良好なオート機能
• 露出やホワイトバランス、シャッタスピードなどのマニュアル調整機能がある
• レーザータッチ操作は時々難しくなるが、調整値の大幅変更には便利
• フォーカスアシスト機能としてピーキング機能を搭載
オートモード (8.4)
どのビデオカメラでも、初心者が安心して撮影できるビデオカメラであるということは大切なポイントだろう。仮にそれがこだわりのマニュアル派を対象にしたビデオ カメラであっても同じだと思う。カメラのスイッチを入れたとたん途方に暮れられては困るからだ。というわけで、オート機能は実に大切な機能だ。ビクター Everio GZ-HD300のオートモードは液晶パネルにあるオート/マニュアルボタンを押してモード設定をする。
オートフォーカス機能はなかなか良くはたらき、フォーカスが決まるまでの時間も遅すぎず、早すぎずで精確で好ましい感覚だといえる。顔検出機能も搭載されていて、この機能もよくはたらく。最大16の顔を検出する能力を持っている。
反面、オート露出はなかなか時間がかかった。設定が決まるまでに3〜4秒かかることもあるほどだ。マニュアル露出にすると測光モードを変えることが でき、画面全体を測光するモードと、画面の中心部に表示されるスポット枠内の明るさを測光するモードがある。スポット測光は、周囲の光の状況に関わらず、 画面の中心的な存在となる被写体に合わせて露出を決定できるので、実に便利な測光モードだ。逆光補正機能もメニューで設定できるようになっている。
オートモードでのホワイトバランスは素晴らしい、とはいいがたく、高照度テストの際にホワイトバランスをオートモードで使った場合、全体に黄色が かった不自然な色バランスになってしまった。マニュアルで設定すると問題はないのだが、マニュアル設定の仕方もそれほど直感的ではなかった。
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| オート/マニュアルの切り替えは 液晶画面の下のボタンで行う |
暗所撮影モード
ビクターEverio GZ-HD300には、ソニーHandycam に搭載されている赤外線で暗所撮影をするようなモードは用意されていない。そのかわり撮影メニューの「感度アップ」でオート設定を選ぶと、暗い場所で撮影 する場合にスローシャッターとなり、1/30秒のスピードで撮影される。AGC(オートゲインコントロール)と同じ項目の中にあるので、一瞬特殊なAGC 機能かと思うが、そうではない。単純に「スローシャッター」と呼んだ方が、映像に反映される効果も理解しやすいのではないかと思うのだが、どうだろうか。 また、さらにもう1つ、シーンセレクトの「ナイトアイ」設定も暗所撮影に使うモードだ。シャッタースピードはさらに低速になるので三脚が必要になるだけで なく、被写体はギクシャクとした動きになってしまうので注意だ。
シーンセレクトモード
ビクターEverio GZ-HD300がマニュアルモードに設定されている場合のみに使用可能となる。ナイトアイ、夜景、ポートレート、スポーツ、スノー、スポットライトの設定が用意されている。
ズーム (6.5)
ビクターEverio GZ-HD300のズーム操作は、ビデオカメラ本体の上部にあるズームレバーを使って操作する。やや小さめに感じるが使いにくいことはなく、役目を果たす には充分だ。レバーを押す指の圧力によってズームスピードが変化するようになっている。液晶パネルのレーザータッチスライダーを使ってズーム操作をするこ とも可能だが、この場合はズームスピードを変化させることはできない。ズームを映像表現の1つとして使いたいのならばズームレバーを使う方をおすすめす る。
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| ズームレバー |
ズーム操作をすると液晶画面にズームのワイドから望遠までの範囲がバー表示される。ズーム域のどの辺りにいるのかを視覚的に確認することができるわけだ。 このバー表示の横にはズーム倍率が数字で表示されるようになっている。大まかな数字ではあるが、全く表示がないよりははるかにましだ。
ズーム比 (7.0)
ビクターEverio GZ-HD300は光学20倍のズームレンズを搭載している。ハイビジョンビデオカメラとしてはかなり高倍率なズームだ。ほとんどのハイビジョンビデオカメラは10倍、あるいは12倍が一般的なズーム倍率となっている。
やはりデジタルズーム機能も搭載されていて、80倍、200倍の設定が用意されている。しかし、デジタルズームは画質を劣化させるだけなので、せっ かくのハイビジョン映像が活かされないことになる。どうしても使いたいという人もいると思うが、その場合はできるだけ高倍率にしないことをお勧めする。
| ズームの比較 | ||
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| ワイド端 |
10倍ズーム | 20倍ズーム |
フォーカス (5.5)
ビクターEverio GZ-HD300には、いちおうマニュアルフォーカスができるようになっている。しかし、マニュアルフォーカスを多用する人はリングやダイヤルで操作をす るビデオカメラを選んだ方が良いだろう。つまりパナソニックやキヤノン、ソニーのハイエンド機に搭載されているマニュアルフォーカス機能だ。
レーザータッチスライダーでフォーカスすると、意外とスムーズにフォーカスができるので驚かされるが、時間がかかるのは確かで、操作感もいまひとつ 直感的とはいえない。頻繁にフォーカスを操作する人には向かないだろう。しかし、風景の撮影やテレマクロ撮影などには全く問題はないだろうと思われる。
|
| 動画メニュー画面 |
しかし、 ビクターEverio GZ-HD300にはフォーカス操作を助けるためのフォーカスアシスト機能があり、これは非常に価値がある。マニュアルフォーカスをする際、フォーカスの合った被写体の輪郭を青、緑、または赤のどれかの色で表示するピーキング機能だ。
| 露出調整 |
| -6〜+6の間に13 段階 |
| 絞り調整 |
| なし |
| シャッタースピード |
| 1/2, 1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/60, 1/80, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000 |
| ホワイトバランス調整 |
| ワンタッチ(マニュアル)、はれ、くもり、ハロゲン |
| ゲイン調整 |
| 切、AGC、オート |
露出 (7.5)
露出は「明るさ補正」で−6〜+6までの13段階の補正値に設定することができる。実に単純明快な機能で、レーザータッチのスライダーで設定される。
|
| 動画画質設定メニュー |
絞り (0.0)
ビクターEverio GZ-HD300には、マニュアルで絞り値を調節する機能は搭載されていない。今年のソニー機も絞り値をマニュアルで調節する機能が省かれているが、キヤ ノン機は絞り優先AEモードがあるので、任意の絞り値を使うことは可能だ。サンヨーXacti DMX-HD2000やパナソニックHDC-HS20では完全にマニュアル操作ができる。
シャッタースピード (9.6)
シャッタスピードのレンジはは思ったよりも広くとられており、絞り値を調節する機能がない分をいくらかは補っているといえなくもない。とはいえ、絞 り調整ができないということは被写界深度を任意に設定することができないということで、シャッタースピードで補えるものは限られている。しかしシャッター スピードの設定値が多いということは非常に良いことだ。シャッタースピードは全部で13ステップ用意されている。
|
| 接続設定メニュー画面 |
ホワイトバランス (7.25)
ビクターEverio GZ-HD300のホワイトバランスのプリセットは3種類に限られているので、マニュアル設定のお世話になる機械が多くなる。屋内の照明によっては、マ ニュアルでホワイトバランスを設定してもやや黄色がかった色合いになることがあるが、全体的に見るとなかなか良い。ただ、どうもマニュアル設定自体はあま り直感的な操作感ではなかった。もちろん、これは慣れによるところも大きいと思う。
ゲイン (2.0)
ビクターEverio GZ-HD300はゲインをマニュアルでコントロールすることはできない。しかし、AGC(オートゲインコントロール)機能を入れたり、切ったりすること は可能だ。設定には「切」、「AGC」、「オート」がある。切った状態で暗い場所で撮影すると、暗すぎて話にならないが、AGCに設定すると画面は非常に 明るくなる。オートにすると、シャッタースピードが1/30まで落ちるのでさらに画面は明るくなる。
色/画質調整 (2.0)
ビクターEverio GZ-HD300には画質や色を調整する機能は特になく、美肌モードやビビッドなどの効果を加えたりすることもできない。基本的に、「そのまま」映像を記録することになるわけだ。
| 色/画質調整 | 内容 |
| x.v.Color | x.v.Color規格に対応したテレビで再生すると、色がより原色に近く再現される。 |
その他のマニュアル調整 (1.0)
ここでもビクターEverio GZ-HD300はやや寂しいところで、特にこれといった機能は搭載されていない。よけいな機能がないほど使いやすいビデオカメラとなる、という見方もで きないではない。確かに目的のわからない機能がなければ、迷うこともないからだ。初心者にはその方が良いことだってあるだろう。
| 機能 | 内容 |
| テレマクロ | 草花などを接写する場合の設定機能(望遠側で約50cmまで、広角側で約5cmまで接近できる) |
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