-
09.再生機能と接続機能
-
10.音声 & その他の機能
-
11.パナソニック HDC-HS20 比較
-
12.キヤノン iVIS HF20 比較
-
13.サンヨー Xacti DMX-HD2000 比較
-
14.総括
-
15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HD300

圧縮方式と記録メディアの概要
• 1920 x1080のフルHD動画をAVCHDコーデックで記録
• 記録メディアは60GB内蔵HDD
• ビデオカメラの底面にmicroSD/SDHCカードのスロットが設けられている
• 同梱の編集ソフトでYouTubeに動画をアップロードしたり、DVDを制作することができるが、ややこしい
圧縮方式 (5.5)
ビクターEverio GZ-HD300 は、いまやほとんど民生用ハイビジョンビデオカメラの標準となった感のあるAVCHD方式で動画を記録する。このコーデックで記録される動画の画質は確実 に進歩しており、非常に優れた映像が記録できるようになったが、動画ファイルのサイズは非常に重く、パソコンによっては編集作業がカタツムリのスピードに なってしまうので、注意が必要だ。
ビクターEverio GZ-HD300の画質設定には4種類あり、ビットレートも5MbpsからAVCHD規格の上限ビットレートである24Mbpsまで用意されている。この 上限ビットレート24Mbpsで動画を記録するビデオカメラは、キヤノン、サンヨーからも発売されており、ソニーとパナソニックは16Mbps、 17Mbpsのビットレートがそれぞれ上限となっている。数字の上では大きな違いがあるように見えるので、議論の種になったりもするが、当 Camcorderinfoの見解では、ビットレート24Mbpsと16/17Mbpsの画質にそれほど大きな違いを見ることはできない。違いがあったと しても、それはわずかなものだ。
| 画質設定 | サイズ | ビットレート | コーデック |
| UXP 60i | 1920 x 1080 | 24 Mbps | AVCHD |
| XP 60i | 1920 x 1080 | 17 Mbps | AVCHD |
| SP 60i | 1920 x 1080 | 12 Mbps | AVCHD |
| EP 60i | 1920 x 1080 | 5 Mbps | AVCHD |
記録メディア (8.33)
ビクターEverio GZ-HD300の60GB内蔵HDDは、約5時間半ほどの動画を最高画質で記録、保存することができる。これでも充分でないというのであれば、GZ- HD320にするという手もある。GZ-HD320のビデオカメラとしての内容はGZ-HD300と同じで、違いは120GBという内蔵HDDの容量だけ だ。
内蔵HDDの大容量化は進む一方で、この傾向を最も顕著に物語るのはソニーHandycam HDR-XR520Vで、このビデオカメラの内蔵HDDの容量はなんと240GBだ。これは、もちろん長期の旅行の際でも記録メディアの心配をする必要を なくすることが大きい。しかし記録メディアがこのように大容量になると、動画ファイルのバックアップを怠りがちになるのではないかと思う。HDDはフラッ シュメモリと違って、それ自体が1つのメカニズム、つまり機械なので、内部には作動するパーツがあるため、外部からのショックに弱いという性質を持ってい る。だから大容量であっても、こまめに動画ファイルをバックアップしておいた方が安全だ。その点フラッシュメモリには記録の書き込み/読み出しのために動 くパーツがないので、動きの激しい状況でも安心して撮影を続けることができる。
ビクターEverio GZ-HD300にはこの内蔵HDDのほかにmicroSD/SDHCカードスロットを装備しており、記憶容量を増やすだけでなく、パソコンに接続しなく ともファイルのバックアップ、転送が可能になる。ただ、ビデオカメラに使うメモリカードとしては、microSD/SDHCカードは今のところあまり一般 的ではない。
|
| microSD/SDHCカードスロット |
| UXP (24Mbps) |
XP (17Mbps) |
SP (12Mbps) |
EP (5Mbps) |
|
| 60GB内蔵HDD | 5時間30分 | 7時間30分 | 10時間 | 25時間 |
| 4GB microSD | 20分 | 30分 | 44分 | 1時間40分 |
| 8GB microSD | 40分 | 1時間 | 1時間28分 | 3時間20分 |
編集 (8.5)
ビクターEverio GZ-HD300には、本体内で編集をすることができる機能が搭載されている。動画クリップの分割やトリミング、プレイリストを作ったりというような基本 的なことだけではなく、もっと本格的にフェードイン/フェードアウト(白か黒を選べる)をつけたり、ワイプ効果(スライド、ドア、スクロール、シャッ ター)をつけたりすることができる。もちろん実際にこれで編集するのは簡単な作業とはいいがたいが、あれば便利な機能であることは間違いない。
もちろんもっと本格的な編集を、という人は同梱のEverio MediaBrowser HDという編集ソフトを使うことができる。動画クリップをパソコンに転送したり、ファイルの管理を中心にしたソフトで、このほかDVDの作成やファイルの 転送、YouTubeへのアップロードもこのソフトで行うことができる。対応OSはWindows XP/Vistaのみ。
Everio MediaBrowser HDは動画ファイルの管理には非常に便利だ。サムネイル表示はもちろんのこと、日付によって動画ファイルをカレンダーのようにまとめて表示する機能はなか なか良い。画面の下にはExport、バックアップ、YouTubeアップロードなどのボタンが並んでいる。
ビクターEverio GZ-HD300を使ってYouTubeに簡単にアップロードできるための動画を撮影する機能が搭載されている。そのためにはまず、液晶パネル収納面にあ るUPLOAD/TITLEボタンを、撮影の開始前に押しておかなければならない。アップロード用動画撮影のアイコンが画面に表示されてから録画を開始す るのだが、録画できる時間は10分に制限されている。特に録画停止ボタンを押さなくとも、10分経つと自動的に停止されるようになっている。 YouTubeアップロード用の動画というのは、クリップの時間が10分に制限された動画クリップのことのようだ。そして実際に動画をアップロードする際 は、ビクターEverio GZ-HD300をパソコンに接続してEverio MediaBrowser HDで操作するようになっている。ではこの機能がどれほどアップロード作業を簡単にするのか、というと、それは動画を編集してからアップロードするのか、 それとも編集なしでアップロードするのかの違いだけで、 動画のアップロード作業自体は基本的に同じだ。ビデオカメラの経験のある人なら簡単な編集は大して苦にはならないし、逆にわざわざ特定のボタンを押して から撮影に入る、という方が心理的に面倒だと思うかもしれない。直感的な撮影に逆行する感じがしないではないからだ。ただ、本当にビデオカメラも初めて、 YouTubeに投稿するのも初めて、という人たちにとっては「編集」というステップをスキップできるので、そのぶんは確かに簡単に感じるだろう。
最新ニュースとレビュー
-
2012/04/30
パナソニック HX-WA2 レビュー
パナソニックHX-WA2の外観を見ると思わず、「ザクティ」の名が口をついて出そうになるが、ザクティを製作していた三洋電機はパナソニックの子会社となったので、それはそれで自然なことだろう。 もっと読む
-
2012/03/30
パナソニック HC-X900M レビュー
パナソニックの2012年新型モデルHC-X900M は、昨年のフラッグシップHDC-TM750 の後継機に位置するモデルだ。外観のデザインも新しくなり、ニューモデルらしさを醸し出している。しかし内容を見てゆくと、HC-X900MはTM750 を踏襲したモデルであることがわかってくる。 もっと読む
ベスト"ビデオカメラ"
-
1
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM750
2010年は「アバター」をはじめとして、ハリウッドが3D映画を全面に押し出し、次々とヒットを飛ばした年だ。そして3D映像に対応したハイビジョンテ レビが続々と登場した。そしてパナソニックは世界初の3D 対応のビデオカメラとして HDC-TM750 、コンバージョンレンズVW-CLT1 を発表。というわけで、今回は興味津々のこのコンビをレビュー。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
2
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF G10
キヤノンの新しいフラッグシップ機 iVIS HF G10 がそろそろ発売される頃。撮像センサーが一新されたことで低照度性能は飛躍的にあがったが、その他の機能はどうだろう。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
3
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM900
高性能、高機能が非常に印象的だったパナソニック HDC-TM700/750 の後継機としてHDC-TM900 が北アメリカ市場でリリースされている。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
4
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HC-X900M
パナソニックの2012年新型モデルHC-X900M は、昨年のフラッグシップHDC-TM750 の後継機に位置するモデルだ。外観のデザインも新しくなり、ニューモデルらしさを醸し出している。しかし内容を見てゆくと、HC-X900MはTM750 を踏襲したモデルであることがわかってくる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
5
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-TD10
ひと目で3D ビデオカメラだということが判るソニー Handycam HDR-TD10。3D 映像のほか、1920 x 1080 フルハイビジョン2D 映像を撮影することもできる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー