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ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) GS-TD1

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マニュアル操作

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音声機能と接続機能
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) GS-TD1
パート 7

使用感



• GS-TD1 は一般的な2Dビデオカメラよりもかなり大型で、重量もある
 


使いやすさ (6.00)

 GS-TD1の外見は、大型のボディやツインレンズのせいで、なんともいかめしい感じがしないでもない。たしかに大きいので、扱いは手軽にという 印象は受けないが、かといってそれほど大変だというわけでもない。しかし実際に使ってみると、メニューにはヘルプ表示機能があり、メニュー設定の内容を説 明してくれたりするので便利だ。ただ、項目によってはヘルプ表示のないものがあるので、この問題を解決すると、ますます便利になるはずだ。

ボタンがずらりと並ぶGS-TD1 の後部

 GS-TD1 の最も強力なポイントは、やはり3D映像の撮影機能だろう。3D映像を撮るためにコンバージョンレンズを取り付ける必要もなく、しかもそのレンズのキャリ ブレーションの必要もない。ただ単純にビデオカメラの電源を入れ、ひと目でそれとわかる3Dモードボタンを押すだけで準備万端というシンプルさだ。すべて が自動的にセットアップされるので、あれこれと複雑な調整準備が必要なのではないかと不安を感じる人でも全く恐れることはない。しかもズームが使えるとい う点もうれしいし、マニュアル設定で撮影できるのはすばらしい。

 

使用感 (5.75)

 最近のビデオカメラのスタンダードから言うと、GS-TD1はたしかに大きい。しかし、それでも手持ちがしやすいための工夫はされていて、ハンド ストラップはこれまでのビクター機には見られなかったような、大きくしっかりとしたものが採用され、快適なフィット感が得られる。しかし、それでもGS- TD1はやっぱり大きい。横幅もあるので持ち手の指がビデオカメラ上部に回りきらない。細かい溝があるのは確かにグリップしやすくするためには悪くない が、もう少し指が引っかかりやすいような工夫があれば、手持ち感はもっと向上するだろう。


レンズ部はかなり大きいが、重心が前に
傾くということはない

 GS-TD1のサイズは大型とはいえ、実際にはそれほど大きな問題とは感じない。なにせツインレンズにツインセンサー搭載のフルハイビジョン3D ビデオカメラなのだ。もっと大きな問題は、実はGS-TD1のメニュー操作だ。撮影中に設定を変えたい場合やメニューにアクセスしたい場合に問題が持ち上 がるのだ。メニューの呼び出しには数秒かかり、撮影調整用のコントロールダイヤル操作も的確な設定が困難で、しかも調整機能の選択ボタンは全く反応してく れない。撮影中でなくともメニュー操作にはかなり時間がかかり、3Dモードではさらに時間を要する。しかし撮影中の操作が最も困難だった。


ほとんどの設定ボタンは親指一本でアクセス

 ビデオカメラ後部にあるコントロールダイヤルのデザインがあまり良くないことも、操作性の問題を大きくしている感がある。プラスチック製の小さなダイヤ ルは使いにくい。せっかくダイヤル操作ができるのなら、もう少し大型なダイヤルにして欲しかった。ソニーやキヤノンのフラッグシップに採用されているダイ ヤルなどは好例だ。パナソニックのマニュアルリングもすばらしい。


なんとなくロボットを思わせるツインレンズ

 タッチパネル式の液晶モニター採用は3.5型で、サイズとしても見やすく、タッチパネル操作がしやすいのも良い。しかし専用メガネ無しで3D映像が楽し めるという3D液晶モニターモードで見る映像は、どうもあまりいただけない。画面全体がぼけているように見え、いくらか立体感が得られるというものの、実 際に3D対応のハイビジョンテレビで見る映像とはかけ離れている。幸いなことに、2Dモードではすべてがシャープで美しい映像が楽しめる。

ひと目でわかる3Dモードボタン

 


 

手ブレ補正機能 (5.14)

 GS-TD1 には2つの手ブレ補正モードが備えられている。どちらのモードも光学式ではなく、デジタル補正のようだ。「通常モード」はごく一般的な撮影状況で使用し、「アクティブモード」は明るいシーンで広角側で効果を発揮することになっている。(手ブレ補正テストの詳細

 「通常モード」でのテストは、いわゆる平均的な結果で、小さなブレのテストでは35%補正、大きなブレのテストもほぼかわりなく、31%の補正率だった。

 結果自体はなかなか良いが、やはり平均並み。ほとんどのハイエンド機は、高性能の手ブレ補正機能を備えていて、しかもメインシステムは光学式の手ブレ補 正が主流だが、ビクターは電子式を採用している。GS-TD1 の手ブレ補正機能は3Dモードはもちろん、すべての録画モードで使用することができる。

 

携帯性 (3.43)

 GS-TD1の重量は、付属バッテリーを取り付けた状態で、なんと675gもある。小型軽量が一般的になった最近のビデオカメラからみると、やは りどっしりとくる。2Dハイビジョンビデオカメラでも重い方に属するキヤノン HF G10 は590gだから、ざっと85g重いというわけだ。

 パナソニック HDC-TM750/VW-CLT1 のコンビはというと、630gでGS-TD1 よりそれほど軽いというわけでもない。しかし、コンバージョンレンズ自体の重量がほぼ200gあり、取り外して2Dビデオカメラとして使用する場合は、か なり小型軽量のビデオカメラとして使える利点がある。

 というわけで、小型軽量が重要なポイントであれば、GS-TD1 は見送りということになるのかもしれない。しかし高品位のフルハイビジョン3D映像を主眼に置く人には全く問題ないはずだ。3Dビデオカメラ自体に軽量な モデルは見当たらないし、その点ではGS-TD1 は充分コンパクトにできているからだ。

バッテリー持続時間 (8.75)

バッテリーの連続記録時間のテストは、2Dモードと3Dモードの両方でテストしてみたが、いずれも良好な結果を示してくれた。具体的には2Dモードで 175分で、記録的な持続時間を誇っていたGZ-HM1 よりもさらに長い(GZ-HM1 は167分)。驚きなのは、3Dモードの場合でも124分も持続したことだ。2Dモードよりも短いのは確かだが、それでもほとんどのフラッグシップ機の持 続時間を凌ぐ長さだ。(バッテリー使用時間テストの詳細

 バッテリーの取り付け位置はというと、これはビデオカメラのレンズ部を除いた右側面のほぼ全体がバッテリーカバーとなっていて、これを開けてバッ テリーを取り付けることになる。バッテリーの取り付け、取り外しの時にハンドストラップが邪魔に感じられ、取り付けの時にもバッテリーがしっかり装着され たか確認したい場合もちょっとつかみにくい。一般的なビデオカメラの外側に取り付けるタイプよりは確かに面倒を感じる。




カメラボディ右側面のバッテリー取付部

液晶モニターとビューファインダー (11.03)

 GS-TD1の液晶モニターは3.5型のタッチパネルを採用しているが、それだけではなく、普通とはちょっと違っている。3D専用メガネ無しで立体感が得られる、グラスレス3Dモニターで もあるのだ。3Dモードで撮影する場合に使用することもできるし、撮影したクリップを見ることもできる。で、実際どうかというと、たしかに立体感はあるも のの、映像はボケた感じが強い。それに、実際に記録された映像は、このモニターで見るのと、3D対応のハイビジョンテレビで専用メガネで見る場合とでは全 く違うのだ。要するに、このモニターで「それなりに」程度立体視できるモニターだということなのだろう。2Dモードモニターとして使用する場合は全く問題 のない美しい映像が見られる。

 ちなみにGS-TD1 にはEVF(電子ビューファインダー)は装備されていない。


専用メガネ無しで立体視できるという
触れ込みのグラスレス3Dモニター



ビクター Everio GS-TD1 比較
the パナソニック HDC-TM750 the キヤノン iVIS HF G10 the ビクター Everio GZ-HM1
パナソニック HDC-TM750 キヤノン iVIS HF G10 ビクター Everio GZ-HM1


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