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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-XR500V

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圧縮方式とメディア

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静止画機能
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-XR500V
パート 6

マニュアル操作概要



• 露出とホワイトバランスはオートでもO.K.だがオートフォーカスは反応が遅いことがある
• フォーカス操作に最適なマニュアルダイヤル
• タッチスクリーンのスポット測光とスポットフォーカスは
• 露出とAEシフトはさまざまな状況で柔軟に対応
• 絞り、シャッタースピード、ゲインをマニュアル調整することはできない
• 色調モードは多くなく、フォーカスアシスト機能もない


オートモード (10.22)

フォーカス操作に最適な
マニュアルダイヤル

初心者であろうと、ハイアマチュアの人であろうとオートモードのお世話にならない人はまずいないだろう。良い瞬間だと思った時に咄嗟に撮るには無く てはならないし、それもできれば高度なオート調整であって欲しい。そしてどのボタンでオートモードを設定するのか一目で分かったほうが良い。幸いなことにソニーHDR-XR500Vはこれらの条件を満たしてくれるのだ。

例えばオート露出機能の良さではソニーHDR-XR500Vの右に出るものは無い。コントラストの強い条件でカメラをパンした場合でも露出は的確に なだらかに対応する。比較テスト機中でも抜群の性能だ。さらに自動露出補正機能で被写体が逆光状態の時に、自動的に影の部分の露出を上げてくれる。そして ソニーHDR-XR500Vの特徴的な機能としてAEシフト機能がある。オート露出を+4段階、−4段階にシフトできる機能で、なかなか使い道のある機能 だ。この機能をマニュアルダイヤルに割り当てて使用することもできる。

オートホワイトバランスもさまざまな状況で良い反応を見せる。光源が複数ある場合でも、最も適した光源にバランスを合わせる。もちろんいつも正しい わけではない。その場合はマニュアルでホワイトバランスを合わせれば良いだけのことだ。ソニーHDR-XR500Vのホワイトバランスをマニュアルで設定 するのは実に簡単なので、覚えておいて損は無い。

ではどこに難があるのか、といわれるとオートフォーカスだということになるのではないだろうか。暗所で撮影する場合、オートフォーカスが遅いのは一 般的な傾向だけれども、充分に明るい光線の状態でもフォーカスに時間がかかることがたびたびあった。時にはフォーカスが定まるまで5秒以上かかったことも あり、これでは決定的瞬間を逃すことも充分考えられるのではないかと思った。

その他のオート機能としては、今やすっかり浸透した感のある「顔検出」機能がある。そして笑顔を検出して自動的に静止画を記録する「スマイルシャッ ター」機能もある。顔検出機能はON/OFFに切り替えることができるだけではなく、液晶画面の顔枠表示の設定を変えることもできる。スマイルシャッター は動画撮影中のみ笑顔を検出して静止画を記録する設定と、静止画撮影モードの時に笑顔を検出する設定から選択することもできる。さらにこの笑顔を検出する 機能の感度を3段階に変えて設定でき、しかも大人の笑顔か子供の笑顔を優先させるかを選択できるのも、実に芸が細かい。

暗所撮影モード
Low Luxモードはシャッタースピードを1/30にすることで暗い場所でも撮影できるようにするモードだ。もう1つの暗所撮影モードはNight Shotモードで、内蔵の赤外線ライトを点灯して撮影するモードだ。このモードもシャッタースピードは1/30に落ちる。ソニーファンにはすでにお馴染み の、粒子の粗いかなり怪しい雰囲気の映像となる。誰でも宇宙人のように映るので特殊効果としても使える。

シーンモード
どのビデオカメラにも必ず搭載されている機能で、初心者にとっては重宝な機能。設定としては「夜景」、「夜景&人物」、「日の出&夕焼け」、「打ち上げ花火」、「風景」、「ソフトポートレート」、「スポットライト」、「ビーチ」が用意されている。

ズーム (5.5)

ズームは一般的なズームレバーを使って操作される。ビデオカメラの上面、ちょうど右手の人差し指がかかる位置に付いている。ズームスピードは可変式 で人差し指のプレッシャーで敏感に反応する。残念ながらズームの焦点距離を数字で表示する機能はないので、全く同じ画角で撮影することは至難のわざとな る。

指に敏感に反応するズームレバー


ズーム比 (4.34)

ハイビジョンビデオカメラの光学ズームは一般的に倍率が低いが、それはソニーHDR-XR500Vでも同じで12倍ズームだ。比較テスト機の中では パナソニックHDC-TM300がやはり光学12倍ズームを搭載している。キヤノンiVIS HF S10は光学10倍ズームだ。

例によってソニーHDR-XR500Vにもデジタルズーム機能が搭載されていて、0x、24x、150xに設定することが可能だ。デジタルズームは 画質を著しく劣化させるので、あまりお勧めできるような機能ではない。せっかくの高解像力のハイビジョンビデオカメラの意味が無くなってしまう。もちろん 望遠で近づけば近づけるほど良いという人もいるかもしれないが。 


フォーカス (7.0)

マニュアルフォーカスには2つの方法がある。タッチスクリーンを使ってフォーカスする方法と、マニュアルダイヤルを使ってフォーカスする方法だ。タッチス クリーンでスポットフォーカスをする場合でも、ソニーHDR-XR500Vは段階的なフォーカスゾーンを持たず、スクリーン上の被写体に直接フォーカスを 合わせるので、より正確なフォーカスをとることができる。しかし、最も正確なフォーカス合わせは、マニュアルダイヤルを使う方法だろう。マニュアルフォー カスにすると被写体の焦点距離が数字で液晶画面に表示されるようになっているのもなかなか面白い。




マニュアルフォーカス画面

マニュアルダイヤル設定画面

スポットフォーカスは手軽にマニュアルフォーカスが使え、しかもスポットフォーカス/スポット測光を同時に行える機能も搭載されている。スポットフォーカ ス機能を使えば、実に素早くフォーカスを合わせることができる。マニュアルダイヤルを使う場合よりもはるかに手軽だ。ソニーHDR-XR500Vにはキヤ ノンiVIS HF S10などのように、マニュアルフォーカスをしやすくするためのフォーカスアシスト機能がないため、スポットフォーカス機能は重宝されるだろう。


露出調整
マニュアル露出調整:30段階
AEシフト:−4〜+4
絞り調整
なし
シャッタースピード
なし
ホワイトバランス調整
オート、屋外、屋内、ワンプッシュ
WB(ホワイトバランス)シフト
−4〜+4
ゲイン調整
なし

露出 (8.5)

ソニーHDR-XR500Vの露出調整はシンプルで使いやすく、しかも30段階の設定があるのでありがたい。タッチスクリーンを使って調整する方法と、マニュアルダイヤルを使って調整する方法がある。数値を表示してくれないので、視覚に頼って調整する。

露出調整は30段階

マニュアルで露出調整をするのが面倒だったり、時間がかかりすぎると感じるのであれば、タッチスクリーンを使ったスポット測光機能をお勧めする。こ れは画面内の露出を合わせたい部分を触れると、瞬時に適正露出となる機能だ。確かに直接被写体を測光する方法は的確だし、直感的な操作だ。光源がいくつか ある場合には手早く露出を決めることができ、非常に便利な機能だ。スポット測光とスポットフォーカスを同時に行うモードもある。



AEシフト機能

ソニーHDR-XR500Vをオートモードで使う場合、AEシフト機能で9段階に露出を調整することもできる。AEシフト機能はマニュアルダイヤルで操作することも可能だ。

絞り (0.0)

ソニーHDR-XR500Vは、直接絞りを操作して 露出を決定することはできない。なのでマニュアル派の人にはあまり興味のわくビデオカメラではないかもしれない。狙った被写界深度で撮影する、ということ はできないのだ。マニュアル派の人ならぜひ搭載してほしい機能だろう。

シャッタースピード (0.0)

暗所撮影モードで1/30秒に設定できるほかに、ソニーHDR-XR500Vにはシャッタースピードをマニュアルで設定する機能は搭載されていな い。民生機であるとはいえこれはちょっと寂しい。せめてシャッタースピード優先AEでもあればさらに使い勝手が良くなるはずだし、マニュアル派も積極的に食指を動 かすのではないかと思うのだがどうだろうか。


ホワイトバランス (7.5)

ソニーHDR-XR500Vのホワイトバランスのプリセットは実にシンプルそのもの。プリセットの数が少ないからといっても、このカメラのホワイトバラン ス機能に制約があるわけではない。マニュアルでホワイトバランスが設定できるので、実際にはそれで充分なはずだ。どれほどピリセットの数が多くとも、マ ニュアル設定ほど精確ではないからだ。ではどれほどシンプルであるかというと、「オート」、「屋外」、「屋内」、マニュアル設定を意味する「ワンプッ シュ」の4種類。簡潔そのものだ。




ホワイトバランス

WBシフト

ホワイトバランスのプリセットが少ないとは言いながら、ソニーHDR-XR500Vにはホワイトバランスシフトという機能があり、ホワイトバラン スを9段階にシフトすることができる。つまり映像の色合いを暖色から寒色まで9段階に変化することができるというわけで、実はホワイトバランスを細かく調 整できる機能だ。ホワイトバランスのプリセットが4種類のシンプルさでも充分なわけだ。この機能はマニュアルダイヤルで操作することも可能だ。


ゲイン (0.0)

ゲインを調整する機能は、ソニーHDR-XR500Vには搭載されていない。もともと民生機でゲインコントロール機能を持ったビデオカメラはそう 多くはなかった。しかし最近では何らかの方法でゲインをコントロールする機能を持ったビデオカメラも珍しくなくなった。パナソニックはそもそもゲインコン トロール機能を持ったビデオカメラを作っていた唯一のメーカーだったが、今はキヤノンもAGCリミット機能でゲインをコントロール、サンヨーはユニークに もISO設定を変えることができ、この機能の役目を果たしている。


色/画質調整 (2.0)

色の鮮やかさや画質を調整する機能はソニーHDR-XR500Vには多いとは言えない。色合いを変える、とすれば前述のホワイトバランスシフトぐらいだろう。あとはx.v. Colorだけだ。

色/画像調整 内容
x.v. Color より広い色域で映像を記録することができる

その他のマニュアル調整 (3.5)

調整 内容
ガイドフレーム 画面に格子状のラインを表示、被写体の水平、垂直を確認する機能。動画には記録されない。
ワイド切換 SD画質で記録する際、接続するテレビ画面のアスペクト比に合わせる設定
アクセサリー
レンズ
ソニーHDR-XR500Vに対応したコンバージョンレンズを使用する際の手ブレ補正とオートフォーカスを最適化する機能
テレマクロ ズームが自動的に望遠に設定され、約45cmまで被写体に近付いて近接撮影をすることが可能になる
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