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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-TG5V

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圧縮方式とメディア

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静止画機能
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-TG5V
パート 6

マニュアル操作概要



• 顔検出機能やスマイルシャッター機能は動画/静止画で利用可能
• 光学10倍ズームレンズ、デジタル20倍/120倍ズーム搭載
• タッチスクリーンでのマニュアルフォーカスは困難だが、スポットフォーカス/スポット測光は非常にシンプル
• マニュアルでシャッター速度や絞りを設定することはできない 
オートスローシャッター機能でシャッター速度は1/30秒まで落ちる
• オートホワイトバランスは良く機能するが、マニュアル設定も簡単ですぐれている
• 画質調整機能は備えていない。


オートモード (9.55)

面白いことに、HDR-TG5Vにはソニーのビデオカメラでお馴染みの「EASY」ボタンがついていない。別にわざわざ取付ける必要がないのでついていないのだが、一瞬戸惑いを覚える人もいるかもしれない。

オートフォーカスは性格で素早く反応し、わずか3.2mmの至近距離まで撮影することができる。3.2mmといえば、ほとんどレンズに触れそうなく らいの距離だ。スポットフォーカス機能は、液晶画面内のフォーカスを合わせたい部分に触れるだけで自動的にフォーカスされる機能だ。非常にシンプルな操作 なのがうれしい。スポット測光機能も備えており、スポットフォーカスと全く同じ操作で適正露出を得ることができる。そしてさらに、スポットフォーカス/ス ポット測光を同時に行う機能も備えている。

オート露出、オートホワイトバランスはともに良く機能するが、オート逆光補正機能が時折うまく働かないケースがあった。

顔検出機能機能と笑顔検出機能は、ソニーが非常に力を入れている機能で、もちろんHDR-TG5Vにも搭載されている。顔検出機能は動画モードで も、静止画モードでも利用することができ、最大8つまでの顔を検出することが可能だ。顔を検出する時間は非常に素早く、しかも正確だ。面白いことに、被写 体の顔をフレーム一杯になるほど近くに寄ると、結構時間がかかった。

笑顔検出機能は画面内の被写体が微笑んだ瞬間に静止画を撮る機能。自分撮りする場合などにも役立つはずだ。笑顔検出機能の感度は「高」、「中」、 「低」に設定することができる。そしてさらに子供の笑顔を優先して笑顔を検出するか、大人の笑顔を優先して検出するかの選択も可能で、オート設定も用意さ れている。

これらの機能は、基本的には初心者の人たちがカメラを買ったその日から撮影を楽しむためのものであって、楽しい機能ではあるかもしれないが、ハイアマチュアとしてはマニュアルでシャッター速度や絞りを設定できる機能のほうがうれしいに違いない。

暗所撮影モード
特に暗所で撮影するためのモードはHDR-TG5Vには備えられていない。ただ、暗い状況で撮影するシーンモードは用意さ れている。また、オートスローシャッター機能は暗い場所で撮影する場合にシャッター速度を1/30秒まで落として撮影できる機能だ。確かに明るさを確保す ることは可能だが、被写体の動きにはブレが多くなり、残像も多い映像となる。オートスローシャッターを使わなければ、カメラのシャッター速度は1/60以 下には設定されない。シーンモードの「キャンドル」設定を使うと、シャッター速度はさらに1/2秒まで落ち、三脚を使って撮影する必要がある。

シーンセレクトモード
HDR-TG5VにはHDR-XR500Vが備えていない「キャンドル」モードを持っている。HDR-TG5Vのシーンセレクトモードは次のとおり。

夜景、夜景&人物、キャンドル、日の出&夕焼け、打ち上げ花火、風景、ソフトポートレート、スポットライト、ビーチ、スノー

ズーム (4.0)

HDR-TG5Vのズームは、カメラ後部のリングダイヤルで操作される。リングダイヤルを右回しにするとズームインし、ダイヤルを左に回すとズーム アウトするようになっているが、慣れるまでは何となくぎこちないというか、ピンとこない。しかし、このデザインのおかげでTG5Vは親指1本で操作できる ので、その点は文句なしというところ。

ズーム操作はリングを回して

多くのビデオカメラは液晶パネルにもズームボタンを備えているが、HDR-TG5Vには備えられていない。ズームスピードは、リングに加える指の圧力に対応する可変式だ。

ズーム比 (3.77)

HDR-TG5Vには光学10倍ズームが搭載されている。このサイズで10倍ズームはなかなか良い。HDR-XR500Vは光学12倍で、JVC Everio GZ-X900は5倍だ。HDR-TG5Vには、デジタルズームも当然のことながら搭載されており、20倍、120倍に設定して使用することができる。例 によってデジタルズームは画質劣化の原因になるので、あまりお勧めはしない。

ズームの比較
ワイドアングル側 ズームの中間  10倍ズーム

フォーカス (5.0)

ソニー Handycam HDR-TG5Vでマニュアルフォーカスするには2つの方法がある。1つ目はごく普通のマニュアルフォーカスで、タッチスクリーンを使って操作されるのだ が、これだと操作感はどうも今ひとつ。液晶画面の中に近景と遠景を示したアイコンが表示され、このアイコンを押してフォーカスするのだが、どうもぴたりと フォーカスを合わせた、という感覚に欠けるのが惜しいところだ。

そのかわり、スポットフォーカスの操作は非常にシンプルで快適だ。画面の中のフォーカスを合わせたい部分に触れるだけで良いというシンプルさが素晴 らしい。スポット測光もこれと同様な操作で瞬時に適正露出を得ることができる。さらにうれしいのは、スポットフォーカス/スポット測光を同時に行うモード も用意されている点だ。

露出調整
28段階
絞り調整
×
シャッタースピード
×
ホワイトバランス調整
オート、屋内、屋外、ワンプッシュ(マニュアル設定)
ゲイン調整
×

露出 (8.3)

HDR-TG5Vで唯一マニュアル設定が可能な機能が露出調整だ。特に数値は画面に表示されないが、28段階に設定が可能だ。タッチスクリーンにプラスとマイナスが表示され、そのボタンを押して設定値を変化させる。ボタンを押し続けると設定値は速く変化する。

28段階で露出調整が行えるというのは、一般的なビデオカメラに比較すると、かなり充実した調整域を持っているということができる。これにスポット測光機能を加えると、TG5Vの露出機能は充実していることがわかる。

絞り (0.0)

HDR-TG5Vはマニュアルで絞りを設定する機能は備えていない。このようにコンパクトなビデオカメラでは驚くことではないし、ソニーのハイエン ド機にも絞り調整機能は備えられていない。完全なマニュアル設定が可能なビデオカメラは、サンヨー Xacti DMX-HD2000で、JVC Everio GZ-X900には絞り優先AEモードが搭載されている

シャッタースピード (0.0)

シャッター速度もマニュアルで設定することはできない。これもまたソニーの民生用ビデオカメラには搭載されていないマニュアル機能のひとつだ。もち ろんこれらのマニュアル設定機能を省略することで、カメラの操作は初心者にも優しくなることは間違いないが、その反面ハイアマチュアには物足りなさを感じ させる要因でもある。オートスローシャッターは確かにシャッター速度を1/30秒にまで落として撮影することのできる機能だが、ユーザーがマニュアルでこ のシャッター速度に設定できるわけではない。カメラ側が必要と判断した場合にのみ、自動的に1/30秒までシャッター速度を落とす機能だ。シーンモードの 「キャンドル」モードを使うと、さらに1/2秒のスローシャッターが使えるが、これもまた、ユーザーがマニュアルで設定することはできない。

ホワイトバランス (6.5)

HDR-TG5Vのホワイトバランスのプリセットは非常に簡素を極めていて、一瞬不安を覚える人もいるのではないかと思うほどのシンプルさだ。プリセットは次のとおり。

オート、屋外、屋内、ワンプッシュ(マニュアル設定)

ワンプッシュでマニュアル設定をするのは非常に簡単なので、プリセットが少なくとも全く不安を覚える必要はない。ワンプッシュを使って設定されたホワイトバランスはかなり正確なので、おおいに利用する価値がある。

ゲイン (0.0)

シャッター速度や絞りをマニュアル設定する機能を持たないHDR-TG5Vにゲインコントロール機能が搭載されていなくても、たいして驚くには当た らない。今年のビデオカメラにはゲインを何らかの形でコントロールする機能を持ったものが登場した。完全なゲインコントロールができるビデオカメラはパナ ソニックだが、これは絞りを開放に設定してからでなければ機能しない。キヤノン iVIS HF S11/HF S10にはAGCリミット機能が搭載され、JVC Everio GZ-X900にはAGC On/Off機能が搭載されている。サンヨー Xacti DMX-HD2000の場合は動画モードでもISO設定を変えることができるようになっている。

色/画質調整 (2.0)

HDR-TG5Vには画質調整機能は搭載されておらず、あるとすればx.v. Colorモードだ。

色/画質調整 内容
x.v. Color より広い色域で映像を記録するモード。この規格に対応したテレビでなければ効果はない。

その他のマニュアル調整 (3.5)

調整 内容
テレマクロ 草花などを接写する場合に用いる機能。また背景をぼかす効果もある。
ガイドフレーム 画面に格子状のパターンを表示、構図を決定する際に使用する。
アクセサリーレンズ TG5Vに対応したコンバージョンレンズを使う場合に設定する。
フォーカスや手ブレ補正が最適化される。
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