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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-TG5V

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静止画機能

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再生機能と接続機能
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-TG5V
パート 8

使用感の概要



• シンプルデザインは素晴らしいが、「EASY」ボタンがあっても良かったのでは
• TG5Vはソニーらしい洗練されたデザインだが、縦型カメラとしてはXacti DMX-HD2000の方が持ちやすい
• 手ブレ補正の性能も優秀
• ポケットに入れて歩けるコンパクトさ
• メニューは長く、使いにくいが好みのメニューを登録できる「マイメニュー」機能は便利


使いやすさ (6.0)

HDR-TG5Vをコントロールするボタン類を数えて行くと、シャッターボタン、録画開始/停止ボタン、ズームリング、以上。と、シンプルこの上な い。HDR-TG1よりも小さくするためなのか、初心者にとっては救いの光である「EASY」ボタンが消えてしまったので、心なしかそのぶん簡単さからや や遠のいた感じがする。何となく惜しいと感じるところだ。つまりメニュー操作も何もかも一切省略されたオートモードはない、ということだ。

しかし、かといってTG5Vは難しいというわけでは全くない。ボディのデザインもシンプルで、初心者でも扱いやすそうだという印象を受ける。新しく なったタッチスクリーンも操作は直感的で使いやすい。マニュアル設定できる機能も限られているので、これも初心者にとっての使いやすさにつながる。しかし メニューシステムはなかなか複雑だ。オプションが多いうえに、メニューのナビゲーションも難しく、目的の設定機能がどこにあるか覚えておかなければ、24 ページものメニューを見て行かねばならず、結構時間がかかる。

使用感 (6.0)

ソニーらしい、洗練されたデザインが個性的なTG5Vだが、長方形で突起している部分がないので、確かにポケットに入れて歩くことができる。それほ どコンパクトであるのは間違いない。とは言うものの、それなりの厚みと重量で、長時間持ち歩いていると、それが気になってきても不思議ではない。何といっ ても携帯電話のように、というわけには行かない。

美しく洗練されたデザインのTG5V

縦型のHDR-TG5Vは、突起物がないのは良いものの、サンヨーXactiのように人間工学的なデザインを採用していないので、どことなく持ちに くい。手のひらの中で角張って感じられ、特に指をかける部分がないせいだと思われる。しかしチタン合金製のボディは非常にしっかりとしており、指紋や傷に も強い。

人間工学的なデザインではないTG5V

HDR-TG5Vで気ままに撮り歩きをするのは非常に簡単だ。操作にはボタンが2個とズームリングがあるだけだし、それも親指1本でコントロールで きるのだから実にシンプルだ。だから単純に撮っている分には非常に快適だ。しかし、撮影から一歩踏み込んでメニュー操作をしようとすると、シンプルさはた ちまちどこかへ行ってしまう。メニューは24ページもあり、ナビゲーションもそう簡単には行かないからだ。

操作ボタンが少ないのは、操作が単純化されて良いのだが、それが時々使いにくさにつながることもある。例えばTG5Vには電源ボタンがないが、これ は液晶パネルを開いたり、閉じたりすることで電源をOn/Offをするからだが、液晶パネルを開いたままで放置しておくと電源は自動的に切れることになっ ている。この状態から電源を入れるには、一度液晶パネルを閉じてから再び開かないと電源は入らない。もちろんたいした問題ではないと言えばそのとおりだ が。

操作ボタンはたった2個というシンプルさ

動画モードと静止画モードに切り替えるボタンもついていない。切り替えには録画開始ボタンかシャッターボタンを半押しする。しかしこれも慣れが必要なようで、うっかり静止画を撮ってしまったり、録画を始めてしまったりすることもしばしばだった。

手ブレ補正 (7.05)

HDR-TG5に搭載されている手ブレ補正機能はなかなか優れており、この点ではサンヨーXacti DMX-HD2000に勝っている。TG5Vの手ブレ補正機能は電子式なので画質劣化の原因になることも考えられるが、HDR-XR500V/520V や、HDR-CX500Vなどのようなソニーのハイエンドのカメラになると、光学式の手ブレ補正機能が採用されている。  (手ブレ補正テストの詳細)

小さなブレのテストでは、手ブレ補正機能を使った場合、ブレは49%低減された。下の図の中で、青い線は手ブレ補正機能を使わなかった場合のカメラ のブレを示し、オレンジ色の線は手ブレ補正機能を使った場合のカメラのブレを示している。大きなブレのテストでは、ブレは42%低減されるのみに留まっ た。しかし、この結果をサンヨー Xacti DMX-HD2000の電子式手ブレ補正機能に比較すると、TG5Vの手ブレ補正機能の優秀さがよくわかる。Xacti DMX-HD2000の場合では、ほとんど手ブレ補正の効果が見られなかっただけでなく、逆にカメラのブレはひどくなったからだ。 


ソニー Handycam HDR-TG5V手ブレ補正の実効値
小さなブレ(上)49%補正

大きなブレ(下)42%補正

Xacti DMX-HD2000と比べた場合は優秀だったTG5Vも、さすがに兄貴分のソニー Handycam HDR-XR500Vには適わなかった。もちろんHDR-XR500VはTG5Vよりも大きく、質量があるのでそれほど不思議なことではない。TG5Vの 手ブレ補正テストでわかったのは、テスト中にカメラのフォーカスが一定しなくなる、という点だ。この現象は、テストの際にカメラを数秒以上にわたって揺ら している場合に起こり、何秒かするともとに戻った。下の動画はその例。


ソニー Handycam HDR-TG5V手ブレ補正機能の例
HD版はこちら

手ブレ補正の得点比較

携帯性 (10.57)

携帯性の面を見れば、 16GBのメモリが内蔵されているという点で、TG5VはTG1よりも優れているということはできる。そしてTG5Vはほん の何ミリかだが、TG1よりも小型で、重量も約20gほど軽くなっている。 GPS機能が搭載されているというのも、ある意味では携帯性を高めているとい える。

HDR-TG5Vは非常にコンパクトなビデオカメラで、確かに一般的なビデオカメラと違ってポケットに入れて歩くことは可能だ。しかし、北米で大流 行しているFlipやソニーのWebbie HD MHS-PM1、または最近日本で登場したビクター「PICSIO」GC-FM1のようなポケットビデオカメラとは趣向が違う。



端子によっては
ドッキングステーションのみ装備

USBアダプター

端子によってはドッキングステーションがなければ接続できないものもある。HDMIとUSB端子はカメラ本体に装備されていないので、例えば旅行先 でこれらの端子を使う予定であれば、ドッキングステーションは必ず持たなければならない。しかしUSB端子は付属のUSBアダプターで接続できるので、 ドッキングステーションを持ち歩く必要はない。

重量と寸法
重量 バッテリー込みで280g
寸法 30 x 117 x 62mm

バッテリー使用時間 (4.75)

HDR-TG5Vに付属のバッテリーの使用時間は、1時間35分だった。このサイズのビデオカメラとしては平均的な持続時間だ。ただ、TG5Vの バッテリーはカメラ本体内に装填される方式なので、より大容量のバッテリーを使用することはできないという難点がある。この点ではサンヨー Xacti DMX-HD2000と共通している。  (バッテリー使用時間テストの詳細)

バッテリー使用時間の比較

TG5Vのバッテリーはカメラの後ろにあるドアを開けて装填されるが、このドアは非常にしっかりとしたつくりで、間違って開けてしまうようなことはあり得ないほどだ。実際は、一見しただけでは開くようになっているとは解らないほどカメラに一体化されたデザインだ。

カメラ本体内に装填されるバッテリー

液晶画面とビューファインダー (7.88)

HDR-TG5Vに搭載されている液晶モニターのサイズはHDR-TG1と同じだ。しかし、デザインは新しくなった。液晶パネルの枠と画面の落差が無くなり、フラットになった。見た目にもすっきりとした軽快さを感じさせるデザインだ。


2.7型液晶モニター

液晶画面のサイズは2.7型で、解像度は211,200ピクセル。もちろんHDR-XR500Vのそれとは比べ物にはならない。タッチパネル操作もメニューと共に刷新されたが、こちらはメニューの項で詳しくレポートする。

液晶モニターの明るさは32段階に設定することができ、バックライトも「ノーマル」、「明るい」に設定することができる。また、画面の色の濃さを16段階に設定することが可能。もちろんこれらの設定は録画される映像には影響しない。

メニュー (6.0)

HDR-TG5Vのメニューは、これまでのソニーのビデオカメラに採用されていたものとは変わり、よりスマートにデザインされている。ほとんどのメ ニューが一本化され、設定機能を探すのに迷うことは無くなったが、そのかわりメニューは24ページもの長さになり、それはそれなりにストレスを感じる原因 になる。

24ページ全部を1ページごとに見て行くのは非常に時間がかかる作業となるので、メニューのナビゲーションにはさらに違った方法が用意されている。 そのひとつは、メニュー画面の二重の矢印を押すと、カテゴリーごとにジャンプすることができ、作業は早くなるが目的のメニュー項目を飛び越えてしまうこと も考えられる。この二重矢印はいつも表示されてはいないので、画面左の上下に表示される通常の矢印の中間の部分を2度タップして二重矢印を表示させる。確 かにこれでメニューのナビゲーションは早くなるが、それでもまだ14ページある。

さらにもうひとつのナビゲーションの方法は、画面左側にある上下の矢印の間にある部分をスライダースイッチに見立て、それを上下に押してメニュー項 目をスクロールする方法だ。中央から離れるほどスクロールのスピードは早くなる。しかし、液晶画面が小さいので、手の大きな人、指の太い人などは使いにく いと感じるかもしれない。メニュー操作はあらかじめ慣れておいた方が、必要な時に慌てなくて済む。

そしてさらに新しいメニューとして、「マイメニュー」機能がある。自分がよく使う好みの設定機能を6項目集めることができ、撮影モードと再生モード それぞれ異なったメニューを登録して使うことができる。いわばカスタムメニューだ。これは非常に便利な機能で、メニュー操作では最も素早い方法だといえ る。マイメニューへの切り替えも簡単で、画面左下のメニューボタンを押すたびに通常のメニューとマイメニューが交互に表示される。一度動作を確認したら忘 れることはないだろうと思われる。

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