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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-CX500V

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静止画機能

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再生機能と接続機能
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) Handycam HDR-CX500V
パート 8

使用感の概要



• EASYモードを備えていなくとも操作は簡単
• コンパクトなカメラだが、特に持ちやすいわけではない
• 全体的にしっかりとしたつくりで、端子ポートカバーも良い
• 3型の大型液晶モニター
• 高性能な光学式手ブレ補正機能
• 新しくなったメニューシステムは見やすく、スタイリッシュ


使いやすさ (5.5)

ソニーのビデオカメラにはお馴染みだった「EASY」ボタンは姿を消している。ビデオカメラを使い慣れている人にはどうということのない変化だが、 初心者はちょっとどきりとするかもしれない。しかし、それでもCX500Vはそんなに難しいカメラではない。タッチパネル操作もほとんどの場合直感的に使 うことができるし、カメラ本体にはボタン類もそれほど多くはない。とはいうものの、あれほど好評の「EASY」ボタンが消える、というのはちょっと意外 だった。

難度を感じるものがあるとすれば、それは新しくデザインされたメニューシステムだ。操作法を理解してしまえば実にシンプルなのだが、メニューのナビゲーションのコツを覚えるのに時間がかかる人もいるかもしれない。タッチパネルの表示にも慣れる必要があるようだ。

使用感 (7.0)

他のハイエンドモデルに比べると、HDR-CX500Vはコンパクトがビデオカメラだが、かといってそれほどの持ちやすさは感じられなかった。持ち にくいというより、もう少し人間工学的なデザインが加わると、手へのフィット感が向上するのではないかと感じた。大容量HDD内蔵のHDR- XR520Vよりは持ちやすい。しかし、カメラの全体のつくりはしっかりしており、ボタン類もすっきりとまとめられ、端子ポートのカバーもしっかりしてい るので、ある種の高級感と共に安心感を感じる。ハンドストラップも使い心地は快適で、カメラを持つ手のサポート感も良い。大型の液晶モニターも見やすくて よい。

マニュアルダイヤルの位置

HDR-CX500Vでは、マニュアルダイヤルがカメラの後方、バッテリーのちょうどすぐ左側に取付けられている。HDR-XR500V/520V ではレンズのすぐ脇にあり、使いやすい位置だった。左手でカメラを支えながらダイヤルを回すことができたのが非常に良かった。CX500Vの場合、左手の 親指でダイヤル操作をするのだが、なんとなくカメラを支えにくい。カメラを両手で包み込むようなかたちになり、そうするとカメラが安定するのは良いのだ が、左手が液晶モニターをやや見えにくくするのが残念。

ハイエンドモデルとしては非常にコンパクト

ダイヤル自体も厚みがそれほどないので、操作する指への引っかかりがやや少ない。もちろんこれはコンパクトさを追求した結果でもあるし、また、ダイヤル を撮影する人のすぐ目の前に配置することで、マニュアル操作をさらに直感的にしようとの配慮かもしれない。ただ、マニュアルダイヤルとしてのイン パクトは、HDR-XR500V/520Vに備えられているダイヤルほどではない。

快適なハンドストラップ

HDR-CX500Vのマニュアルダイヤルの優れた点は、ダイヤルにはフォーカス、露出、AEシフト、WBシフト機能を割り当てることができるが、 そ のためにメインメニューを呼び出す必要がない、という点だ。ダイヤルのすぐ側にあるマニュアルボタンを押すとメニューが現れ、その中から直接機能を選択す ることができるようになっており、機能の切り替えが素早い。この点でキヤノンHF S11のカスタムダイヤルは、残念ながらこの機動性にやや乏しい。

全体的に言って、CX500Vの使用感はことさら素晴らしいという印象は受けなかった。マニュアルダイヤルを備えているのは素晴らしいが、HDR- XR500V/520Vほどの操作感ではない。メニューは新しくなって、大きくひとつにまとめられて見た目にもスマートになったが、ナビゲーションには慣 れが必要になるだろう。しかし、自分がよく使うメニューを登録できるマイメニュー機能は、非常に便利で抜群なアイディアだ。

手ブレ補正 (12.15)

今年のソニーのビデオカメラは、優秀な手ブレ補正機能を搭載しているのが特徴のひとつとなっている。テストでは、ちいさなブレは80%抑制し、大き なブレでは84%抑制することができた。素晴らしい効果というほかはない。この光学式手ブレ補正機能には、アクティブとスタンダードの2モードがあるが、 どちらのモードでもほとんど同じ効果を得ることができた。 (手ブレ補正テストの詳細)

ソニー Handycam HDR-CX500V手ブレ補正の実効値
小さなブレ(上)80%補正

大きなブレ(下)84%補正

上の図の中で、青い線は手ブレ補正機能を切った状態でのカメラの揺れを示し、オレンジ色の線は手ブレ補正機能を入れた場合のカメラの揺れを示してい る。手ブレ補正機能を使うと、カメラの動きは上下(Y軸)がやや活発になり、左右(X軸)の動きは大きく抑えられている。下の動画はCX500Vの手ブレ 補正機能の効果を示したもの。テスト中にカメラのフォーカスがずれるように見える。


ソニー Handycam HDR-CX500V手ブレ補正機能の例
HD版はこちら

アクティブモードでは、ズームの広角側の画角がわずかに狭まるようだ。つまり、わずかに望遠側に動くのだ。CX500Vのアクティブモードでは光学 式の手ブレ補正に加えて、画像処理エンジンを使った補正で回転ブレを抑えている。要するに光学式と電子式のハイブリッド型の手ブレ補正機能ということだ。 テストでは、アクティブモードにしてもスタンダードとほぼ変わらない結果だった。

手ブレ補正の得点比較


携帯性 (7.23)

ソニー Handycam HDR-CX500Vは、ハイエンドモデルとしてはかなりコンパクトなビデオカメラで、キヤノン HF S11やビクターGZ-HM400、パナソニック HDC-TM300に比べてもかなり小型だが、重量はそれほど大きく違わない。ソニーHDR-XR500V/520Vに比較すると非常にコンパクトで軽量 だ。しかし、ポケットに入れて歩けるほどのコンパクトさではない。もちろんジャケットのポケットが充分大きくて、カメラの重量が気にならなければそれは可 能だが。

内蔵フラッシュメモリのおかげで、ボディはコンパクトになるだけでなく、メモリカードの心配をする必要もない。もちろん記録容量を増やすためにカー ドを持つのも悪くはない。ボディがコンパクトでも、端子ポート類は全てカメラ本体に装備しているので、旅行の際でもドッキングステーションのような装置を 持たずに済む。

重量と寸法
重量 450g(バッテリー含む)
寸法 62 x 65 x 133mm

バッテリー使用時間 (6.5)

CX500Vに付属するバッテリーは驚くほど長時間持続する。テストでは2時間10分もの間持続した。比較テスト機では、パナソニック HDC-TM300より25分長く、キヤノン HF S11よりも約30分長く持続する。しかし、ビクターGZ-HM400がこのテストでは最も優秀で、何と2時間43分も持続する。 (バッテリー使用時間テストの詳細)

バッテリー使用時間の比較

コンパクトなビデオカメラではバッテリーを本体内に装填するモデルもあるが、 CX500Vのバッテリーは、本体の後ろに直接取付けるタイプで、本体内に装填するタイプとは違い、より大容量のバッテリーを使用することができる。

HDR-CX500Vと付属バッテリー

液晶画面とビューファインダー (8.0)

CX500Vの液晶画面のサイズは3型と、一般的なサイズよりも大型。解像度も230,400ピクセルで、やや高めの解像度を持っている。タッチパネル操 作が中心のCX500Vでは、わずかでも大きい画面は、大いに助かる。コンパクトなボディでありながら、大型の液晶を搭載している点は非常に高く評価でき る。HDR-XR500V/520Vでは、921,000ピクセルとさらに高い解像度で、さらに大型で3.2型の液晶画面を搭載している。


3型の液晶モニター

最近では、フラッグシップと謳われるモデルでもEVF(電子式ビューファインダー)を搭載するビデオカメラは少なくなりつつあるが、CX500Vも その傾向を反映してか、EVFは搭載されていない。ということで、液晶が唯一モニターの役目を果たすことになる。液晶の明るさは32段階に設定することが 可能で、色の濃度は16段階に設定できる。バックライトも「ノーマル」と「明るい」の2段階に設定でき、状況に応じてこれらの機能を利用して画面を見やす くすることができるわけだ。しかし、設定によってはバッテリーの消費量が増えるので、注意したいところ。

メニュー (6.5)

CX500Vに搭載されているメニューシステムは、HDR-XR500V/520Vとも違った全く新しいシステムだ。デザインはすっきりとスタイ リッシュになり、見やすく読みやすい。そして、メニューがひとつの大きなメニューにまとまっているのが特徴だ。そのかわり、ナビゲーションには時間がかか り、ナビゲーション自体にも慣れが必要だ。ソニー Handycam HDR-TG5Vのメニューに似ているが、CX500Vのメニューのほうがはるかに良い。

画面左に現れるタッチパネルのボタンでメニューをナビゲーションをしてゆくわけだが、ひとつだけの矢印を押すと4項目ごとに移動し、2重の矢印を押 すとカテゴリー別に移動する。カテゴリー別に移動する方法はかなり早いが、それでもカテゴリーは7つもあるので、けっこう時間がかかる。メニューのトップ と横にカテゴリーが表示され、理解しやすい工夫がなされている。全てのメニューが集まっていることはすでに述べたとおりだが、静止画撮影モードのメニュー も、再生モードのメニューもここに含まれ、独立したメニューとはなっていない。

矢印でナビゲーションする以外には、上下の矢印のちょうど中間にあるスライドレバーのような表示部分を上下にスライドさせると、メニューをスク ロールさせることができる。スライドさせる量が大きいほど、スクロールのスピードは早くなる。CX500Vに使い慣れた人で、目的のメニューがどこにある か覚えた人には、非常に素早く移動できるのでかなり便利だ。ほかではちょっと見当たらない、非常にユニークなナビゲーションの方法だ。初心者は、メニュー をしっかり読んで矢印の働きや、スクロールの方法を理解しておいた方が無難だろう。

CX500Vのメニューシステムでさらにユニークな特徴は、自分が多用するメニューだけを集めて登録できるマイメニュー機能だ。合わせて6つのメニューを 登録することができる。しかも動画モード、静止画モード、再生モードそれぞれでマイメニューを登録することができるので、非常に便利で役に立つ機能だ。様 々な機能が増えるのは良いことだが、メニューが複雑化するのはユーザーにとっては頭痛の種になりかねないものだが、このマイメニューは実に素晴らしいアイ ディアだ。

マイメニューとメインメニューの切り替えは、画面左下に表示されるふたつの矢印に挟まれたメニューボタンを押すことで行われる。このボタンを押し続けるとメインメニュおマイメニューが交互に切り替わる。

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