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06.音声機能/画像再生/接続機能
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07.その他の機能
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08.機種比較/総論
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09.スペックと評点
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-TG1

ソニーHDR-TG1、 3000 lux、オート設定
HDR-TG1は総画素数が236万画素、有効画素数が143万画素の1/5型CMOSセンサーを採用している。1/3型を採用しているソニーのHDR- CX12やHDR-SR12よりも小さい。また1/2.5型のCMOSを採用したサンヨーのDMC-HD1010よりも小さい。このセンサーのサイズの違 いを見ると、HDR-TG1はHDR- CX12やHDR-SR12の性能には及ばないのではないかと考えてしまうが、果たしてそうではないのだ。結果を見てゆくとわかることだが、その性能は場 合によっては大きいセンサーを使用したカメラを凌ぐほどで、特に低照度で性能の良さを発揮している。
テストはまずDSC Labs Chroma DuMonde chartを3000 luxの均等な照明で撮影、結果をこれまでテストされた他機種の結果と比較した。
HDR-TG1は明るい照明下では驚くほどの性能を見せてくれた。発色も豊かだが彩度が強すぎてはいない。そしてHDR- CX12とほぼ同じ発色をする。
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| ソニーHDR-TG1 100%の画像 |
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| ソニーHDR-CX12 100%の画像 |
HDR-TG1の最大の弱点はシャープネスで、HDR- CX12の性能には及ばない。HDR-TG1には文字や線にボケが出ている。上の画像を見てわかるとおり、HDR-TG1の文字は水平方向に線が走ってい る のがわかる。HDR-CX12ではこの線は見えない。しかしこのシャープネスの違いを除けば両機はほぼ同様の性能を持っている。つまりコンパクト化のため に画質を犠牲にしてはいないということだ。
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| ソニーHDR-TG1 オートで撮影 |
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| パナソニック HDC-HS100 オートで撮影 |
屋外テストでも良好な結果が得られたが、パナソニックのHDC-HS1000に比較してみると、HDR-TG1の弱点が際立ってくる。上の画像を見 て背景にある木とカメラ手前の影の部分に注意してほしい。この両方のポイントでHDR-TG1にはパナソニックHDC-HS1000のシャープさが欠けて いる。そのせいで画像全体に靄がかかったように見える。しかしHDR-TG1の発色は良好で日陰部分のディテールもよく描写している。これは彩度が強すぎ ていないからであろう。
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| ソニーHDR-TG1 オートで撮影 |
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| パナソニック HDC-HS100 オートで撮影 |
屋内撮影ではパナソニックHDC-HS1000に比較してもシャープネスの問題はあまり感じられない。上の画像を見てわかるように、いちばん目に付 く大きな違いは彩度の違いだ。パナソニックはソニーよりも濃い赤の色調となるが、どちらが良いかは好みによるだろう。
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| ソニーHDR-TG1 |
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| ソニー HDR-SR12 (HDR-CX12と同性能) 註:この2枚の画像は同時に撮影されたものではない |
ここではソニーHDR-SR12と比較してみる。上の画像を100%の大きさで見た場合、パイプの表面の細かいディテールや周囲に刻まれている小さ な文字などはHDR-TG1ではディテールがはっきりと拾われていないのがわかる。HDR-SR12はHDR-TG1よりやや良いものの、HDR-TG1 がHDR-SR12に匹敵する性能を持つという事実はソニーがかなり高度なプロセッサを開発したことを意味する。
総合的に言ってHDR-TG1は素晴らしい動画性能を持っているということができる。小型デジタルビデオカメラの中ではベストといって良い。より大 型のビデオカメラにも充分対抗できるだけの性能を持っている。
動画解像度 (18.75)
HDR-TG1の解像度テストは、明るい均一な照明を使用して、DSC Labsの動画解像度チャートを撮影、録画された映像をハイビジョンモニターで再生した。テストの結果ではHDR-TG1の水平解像度は約625 lw/ph、水平解像度は約600 lw/phであった。
驚くべきはこの数値は大型機のHDR-SR12やHDR-CX12に匹敵しており、これほどコンパクトなビデオカメラでありながら卓越した性能を 持っている。
低照度性能 (4.12)
HDR-TG1の低照度テストは3段階に分けて行われた。まず60lux と 15lux の照度で DSC Labs のChroma DuMonde チャートを撮影、その結果を我々がこれまで行ってきた膨大なテスト記録と比較してみる。
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| ソニーHDR-TG1、 60 lux、オート設定 |
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| ソニーHDR-CX12、 60 lux、オート設定 |
60luxの照度ではHDR-CX12同様の性能を見せた。HDR-TG1はよりノイズが多く、文字や隣り合う色の境界線などにボケが見られた。 HDR -CX12はよりシャープだが全体的には同じ感じの画像になる。
他社のビデオカメラに比較してみると、HDR-TG1はパナソニックのHDC-SD100よりも暗い画像となるが、彩度はHDC-SD100よりも 優れている。白黒の部分ではHDR-TG1はHDC-SD100よりもシャープだが、HDC-SD100は隣り合う色の境界線のボケは少ない。60lux の照度ではキヤノンHF100のほうがHDR-TG1よりも明るくシャープな画像を撮ることができる。
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| ソニーHDR-TG1、 15 lux、オート設定 |
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| ソニーHDR-CX12、 15 lux、オート設定 |
15luxの照度では著しく発色が落ちノイズも上昇する。このテストではHDR-CX12に完敗だ。画面の明るさはほぼ同じであるものの、 15luxという照度ではシャープネスと彩度がかなり低下する。パナソニックHDC-SD100、キヤノンHF100、ソニーHDR-CX12に比べた場 合、HDR-TG1の画像が最も精細に欠けた画像となる。また、HDR-CX12、HDR-SR12同様キヤノンやパナソニックのような特殊な録画モード はついていない。
例えばキヤノンのHF100やHF11には24p、あるいは30p、そして普通の60iで録画できるようになっており、低照度出の撮影では驚くほどの性能 を発揮する。
パナソニックもHDC-SD100、HDC-HS100、HDC-SD9で24pのデジタルシネマモードを備えてはいるが、キヤノンほどの効果は期 待できない。
次の段階のテストでは、色精度、ノイズ、そして低照度での彩度を調べる。60lux の均等な照明で X-Rite Color Checker チャートを撮影、 Imatest というソフトで結果を測定する。それによるとHDR-TG1の色誤差は14.7という結果であった。この結果はHDR-CX12、HDR-SR12、キヤ ノンのHF100、あるいはパナソニックHDC-SD100を含めた他のビデオカメラに比較してかなり低い数値だ。
計測されたノイズは1.5675%。色誤差同様、従来型のより大型のビデオカメラには太刀打ちできないようだ。HDR-CX12、HDR-SR12 はHDR-TG1よりもいくらか少ないノイズレベルで、パナソニックHDC-SD100はこれよりも50%以上の色精度を持つ。この点ではHDR-TG1 はキヤノンHF100よりも少ないノイズレベルだがキヤノンの場合は録画モードのオプションで色精度、ノイズレベルともに飛躍的に向上させることができ る。しかしこれは基本的にHDR-TG1と直接比較できる機能ではないことを併記しておく。
HDR-TG1の彩度は61.91%という結果であった。
最終段階のテストでは低照度の感度を測定した。カメラを波形モニターに繋いでDSC Labs Chroma DuMondeカラーチャートを撮影した。カメラが最大露出50 IRE に達した時点での数値を測定する。HDR-TG1が50IREに達する照度は13 luxであるという結果が出た。このようにコンパクトなビデオカメラではかなりの好成績である。HDR-TG1のCMOSセンサーのサイズは1/5型と随 分小さい。HDR-CX12、HDR-SR12のセンサーは1/3型である。センサーがこのサイズに集積されたおかげでソニーの他機種を抜くほどの低照度 性能を持っているといえる。HDR-CX12、HDR-SR12ともにIRE50に達するためには14luxを要し、パナソニックHDC-SD100の場 合はHDR-TG1と同様に13luxの照度が必要であった。キヤノンのHF100では11luxでIRE50に達した。
総体的にいうと、HDR-TG1にはより大型のビデオカメラに匹敵する低照度性能を盛り込むことはできなかったということになるだろう。測定された 数値を見るとキヤノンHF100、パナソニックHDC-SD100、ソニーHDR-CX12には及ばないのがわかる。夜景を撮るのが好きな人はがっかりす るだろう。しかしこれほどコンパクトなボディでより大型のビデオカメラと互角に戦えるだけの性能を持っているということは称賛に値する。
手ブレ補正(7.3)
HDR-TG1には光学式の手ブレ補正、スーパーステディショットが装備されている。手ブレ発生装置を使ってテストをしてみると、まず通常の 手ブレを想定したスピード1では68%のブレを抑えることができた。走っている車を想定したスピード2では75%ブレを抑えることができた。
これほどコンパクトなビデオカメラであるにもかかわらず、HDR-TG1の手ブレ補正機能はかなり優秀だ。もっと大型で重量のあるソニーのHDR- CX12やHDR-SR12に充分対抗できる実力だ。
広角レンズ性能 (9.4)
広角レンズの画角は47度で一般的なビデオカメラよりやや狭い。ソニーのHDR-CX12は49度ある。
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