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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-SR11

次: パート 2

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ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-SR11
パート 1



Sony HDR-SR11 100% クローズアップ (上):
Canon HF10 100% クローズアップ (下)

動画性能 (10.25)
ソニーHDR-SR11は同社の最新チップの 1/3.15型クリアビッドCMOS センサーを使っている。HDR-SR11で使われている新しい技術が話題だ。具体的にはチップのExmorテクノロジーと画像処理エンジン Bionzだ。Exmor はデジタル一眼レフカメラαシリーズとソニーPMW-EX1 XDCAM EX カムコーダーに使われている。本質的には、センサーのピクセルの段階で、A/D コンバージョンとノイズ・リダクションをかけているわけだ。画像処理エンジンBionz でさらにノイズリダクションを施し、意図的に、きびきびとしてきれいな画像を作り出す。これら技術の暗いところでの性能における利点は、後に取り上げるこ とにし、さらに「暗いところでの性能」の章で詳細に取り上げよう。

搭載されているCMOSチップは 総画素数566万画素、有効画素数318万画素をほこる。SR11の1世代前の HDR-SR7は総画素数320万画素、有効画素数228万画素に比べかなり集積度が上がっている。

< p>我々はまず実験のためにHDR-SR11をラボに持っていった。均一な3000ルクスでDSC Labs Chroma DuMondeカラーチャートを撮影した。このような好環境ではソニーSR11の出来はかなりよい。色性能はむらなく明るく、過剰なサチュレーションもお こっていない。これに比べて、HDVの兄弟機種であるHDR-HC9は同環境で、より明るくオート露出し、彩度も少し高くなった。チャートの画素トラン ペットを詳しく見ると、HC9は輪郭を強調するようにカメラ内でシャープニングを行う。しかし、フルハイビジョンの1920 x 1080 のアウトプットは、HDVの1440 x 1080 アウトプットに比べ、SR11がより滑らかなカーブを描くことができる。全体的に、画像はHC9より圧縮ノイズも少ないようだ。いくつかのフレームを拡大 すると、HC9ではそこら中に大きな四角いブロックノイズが見えたが、SR11ではコントラストが高い部分とディテールがある場所にだけ見受けられた。 < p>ラボ実験では、ソニーHDR-SR11 とキヤノンHF10 は非常に似た色パレットを作り出すということが分かった。しかし、キヤノン HF10のほうが明らかによりシャープだ。上のチャートの100%の拡大像を見ればわかる。ソニーHDR-SR11はよりソフトでオーバーサチュレートし ているパナソニックHDC-SD9よりは有利だ。 < p>ラボの外ではソニー HDR-SR11が好まれる理由は数多くある。屋外撮影では画像は非常にシャープなようだ。ぱっと見では少なくともCanon HF10と同等といえるだろう。この点においてほとんどの人は違いは分からないだろう。近くで見るとブロックノイズはソニーのほうで目立つうえ、詳細に関 してもキヤノンが一枚上だ。(これは我々のラボでの実験結果を反映している。)唯一の強い光源がある場合においてはホワイトバランスの自動処理も素晴らし い。(これは室内での光源が混合している場合にはうまく機能しない。) ホームカメラのようにカムコーダーを動かすと多少はぶれるが、今までの世代の機種に比べると、かなりましだ。

下の消火栓の絵は屋外撮影の比較に使えるが、ここでソニーSR11の絵はキヤノン HF10と別の日に撮られたものだと言っておく必要がある。従って、色バランスと性能は直接比較出来ないかもしれない。

Sony HDR-SR11 (上);
Canon HF10 (下).
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*これらは別の日に撮影されたもので、カラーバランスは同じでないかもしれない。

< p>屋内では、我々はHDR-SR11をビクター GZ-HD6レビューと比較した。適度な屋内ライト(60-120 ルクス)で撮影したところ、SR11の性能は素晴らしかった。色は鮮明で、オートフォーカスも良く機能する。淡い背景での毛がぼさぼさしている犬のよう に、細かさとコントラストがある環境においては、特に動きがある時にはブロックノイズが表れ、解像度の限界があらわれてくる。しかし、全体的に我々は結果 にとても満足した。


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< p>ほぼ0ルクスの部屋の角のようなかなり暗い場所を撮る場合は、SR11は Canon HF10 や ビクター GZ-HD6よりも多くのデータを撮れた。HF10では出ないノイズが出ることを代償にしたのは事実だが、手動で露出度を下げることによって、SR11 はHF10なみになる。一方HF10の 露出度 をこれ以上あげることはできないのだ。

Sony HDR-SR11 - クリックして詳細画像を開く

Canon HF10 - クリックして詳細画像を開く

ビクター GZ-HD6 - クリックして詳細画像を開く

< p>我々は今まで、ほとんどのAVCHDカムコーダーをレビューしたが、その中で最も良かったキヤノン HF10と、全体的に良い勝負だとほとんどの人は感じるだろう。ノイズリダクションでは新Exmor CMOS と Bionz画像処理エンジンによってソニーは大きく前進した。キヤノンはいまだにシャープさではリードをとっており、圧縮ブロックノイズにおいても一歩先 だ。しかし、これらの質の差は品質マニアだけの懸念になってきており、HDR-SR11でソニーはすばらしい仕事をしている。

動画解像度 (18.75)
我々は 、均一な3000ルクスでDSC Labsビデオ解像度チャートを撮り、その映像をHDモニターで見て、ソニー HDR-SR11のビデオ解像度をテストした。映像は最高画質で録画された。この場合は16 Mbps。

< p>ソニーHDR-SR11 は横方向の空間周波数は625lw/phで、縦方向の空間周波数は600lw/ph。全体的にこれらの結果はよかった。HDVの兄弟機種であるHDR- HC9と比べると SR11は横方向のスコアは少し下回ったものの、縦方向では少し上回った。総計スコアはキヤノン HF10に近く、HDC-SD9とビクター GZ-HD6を上回った。

低照度性能 (4.82)
微光性能は数段階でテストされる。まず、均質な60ルクスと15ルクスでDSC Labs Chroma DuMondeカラーチャートを撮り、結果を比較対象のカムコーダーと比べる。

< p>60ルクスで、画像を見るとソニーは自社の主張を証明できたことが分かる。ファーストインプレッションレビューであげた我々の予測は間違ってい た。小さなセンサーは暗い場所での撮影には向いていないと幅広く信じられていることは必ずしも事実ではないということがわかった。表は HDR-HC9とは同じくらいの明るさで、ノイズは少なかった。1080/60i で撮った場合、SR11はキヤノン HF10よりずっと明るいことが分かった。60i/24P/30Pの3種類の方式で撮影できる分キヤノンはまだ有利だが、60i だけで撮ることを考えている人々は、SR11とともに、このチップセットを使う後続ソニー製品(フラッシュメモリタイプのHDR-CX7に続くものが出る 可能性が高い)には引き続き注意を払うべきだろう。画像にノイズが全くない訳ではないが、見た目はすばらしい。

Sony HDR-SR12 100% クローズアップ(上):
Sony HDR-HC9 100% クローズアップ (上)

< p>パナソニックHDC-SD9は60ルクスで十分に明るいが、同時に非常にサチュレートしていて画像が不鮮明である。ビクター GZ-HD6 も同じようだが、パナソニックほどぼやけない。 いずれもソニーHDR-SR11の自然なイメージは出せないようだ。

< p>15ルクスでは、ソニーHDR-SR11はカラー情報を保つのも困難なようだ。カメラ側でのゲインによってもっと色を出すことはできるものの、 このくらいのかなり暗い場所でカムコーダーが機能しないことは珍しくない。このテストで、ソニー HDR-HC9は少しだけだが良い結果を出した。 1080/60iでのキヤノンHF10 はこのテストでは他のどのカムコーダーよりも優秀であり、比較的強い発色で、ノイズもSony SR11くらいしか出なかった。 < p>実験の第二段階は、色の正確性、ノイズ、彩度に関するもの。 我々は均一の60ルクスでX-Rite Color Checkerチャートを撮り、いくつかのフレームをImatest イメージソフトウェアにエクスポートする。最高の状態で、ソニーHDR-SR11は11.4のカラーエラーを出した。このスコアは11.9を出したキャノ ンHF10と統計上大きな差はない。ソニーHDR-HC9 は11.0、パナソニックHDC-SD9 も11.0、ビクター GZ-HD6は9.3となり、このテストではビクターが勝利をおさめた。

Imatestによるとノイズは1.0125%で、キヤノン HF10の1.13%より優秀。 ソニー HDR-HC9は更にひどく3.01%で、過去のCMOS チップに比べるとノイズ・リダクションで大きな改善を見せた。パナソニックHDC-SD9は0.645%で ビクター GZ-HD6 は 1.0925%。パナソニックが最も低いノイズレベルなのだが、60ルクスではソニ−HDR-SR11 の画像が間違いなく一番よく見える。 最後に、この明るさでの彩度は 73.52だった。85.54%とより高い彩度にあるビクター GZ-HD6以外の他のカムコーダーは全て同じ彩度範囲にある。

< p>第3段階の微光時での実験は感度を計る。DSC Labs Chroma DuMondeチャートを撮り、カムコーダーがWaveformモニターで測定して50 IRE の露出になるまでゆっくりライトを下げる。全てのソニーカムコーダーは、オートスローシャッターとかカラースローシャッター機能はすべての微光実験では無 効にされている。 ソニーHDR-SR11はライトレベル14ルクスで50 IREを出した。さらに小さく、集積度の高いCMOSセンサーにも関わらず、これはHDR-HC9より3ルクス良い。1080/60iで撮り、同じ露出度 で10ルクスを出したキヤノンHF10には及ばなかった。最終的にHF10は24Pで撮り4ルクスまでの低さに到達できた。 < p>まとめると、ソニーHDR-SR11はほとんどの屋内・屋外撮影ですばらしく、暗いところで優秀な性能を見せる。15ルクスほどまで低くなる と、キヤノン HF10 は我々の実験で有利な結果を出したが、ランダムサンプリングの撮影ではソニーSR11とあまり変わらない。

手ぶれ補正 (8.0)
HDR-SR11には、手ぶれ防止のためにレンズ部分とカムコーダー本体を分けることで機能する光学式手ぶれ補正機能がついている。光学式手ぶれ補正は、 収録済みのフレームの縁のピクセルが犠牲にならないため、デジタル手ぶれ補正より優れている。

< p>我々特注のシェイク・エミュレーターを使ってHDR-SR11 を二つのスピードで試した。スピード1は手持ちでの撮影と同程度の揺れで、スピード2は歩道を軽くジョギングした時またはデコボコな車に乗っている時のシ ミュレーションだ。HDR-SR11 はスピード1と2で、80%の揺れ防止を見せた。これはHDR-UX7からやや改善だ。これはおそらくHDR-SR11の重さと幅のあるボディーのためだ ろう。

広角レンズ性能 (9.6)
我々は、右端と左端に垂直のレーザーを照射することで、HDR-SR11の最大視野をテストした。我々は、光学式手ぶれ補正機能を無効にし、最大限にズー ムをもどして収録した。真の広角値を得るために画像は外部モニターでチェックした。ほとんどのソニーのハイエンドの製品のようにHDR-SR11の最大の 広角は48度だった。

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