-
06.音声機能/画像再生/接続機能
-
07.その他の機能
-
08.機種比較/総論
-
09.スペックと評点
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-SR11
レビューは全 9 パート
次: パート 1
動画性能
ソニーハンディカムHDR-SR11は、新しく開発されたCMOSセンサーとソニーがこれまででベストと誇るDSPを搭載したビデオカメラである。AVCHD フォーマットのビデオカメラとしては3代目となる。記録メディアは内蔵のHDD(ハードディスクドライブ)で容量は60GB。同時発売のHDR-SR12 の内蔵HDDは容量が120GBで、容量の違いを除けばビデオカメラとしてはHDR-SR11となんら変わりは無い。AVCHDフォーマットのビデオカメラといえばこれまでは今ひとつ性能に不満が残るものだったが、2008年に出揃うモデルを見ていくと、それが大きな転 換期を迎えているように思われる。
例えばキヤノンHF10などはビデオカメラ全般としての性能の高さや画質の素晴らしさが驚きを呼ぶし、キヤノンほどではないとしてもパナソニックのHDC -SD9は同社製のビデオカメラとしてはこれまでで最も高性能なビデオカメラである。果たしてソニーハンディカムHDR-SR11はこの厳しい生存競争に ついていけるのだろうか。
その答えはソニーファンにとっては簡単に「イエス」だ。
低照度性能は素晴らしいものだし、ノイズリダクションはソニーのHDR-HC9よりも優れており、キヤノンHF10に匹敵する。ただ、明るい光量の条件下 ではキヤノンHF10の画像のシャープさにはかなわず、さらに60i/24P/30Pに対応するキヤノンの魅力にも及ばない。マニュアル操作に関しては互 角の勝負だが、記録メディアの最大容量という点ではソニー、持ち運びの便利さではキヤノンということになるだろう。では詳しい内容を探っていくことにす る。
正面 (9.0)
我々の分析を始める前に、ソニーはついに思いのままに機能するしっかりとしたカムコーダーを作りあげたと宣言する必要がある。デザインも非常に美しい。 HDR-SR11正面の12倍光学ズームレンズは自動のレンズカバーでまもられており、電源のオンオフにあわせて開閉する。高級カムコーダーの間では、自 動レンズカバーは一般にシンプルで使いやすいと人気上昇中だが、プロなどは繊細な内蔵メカ構造に頼らない。HDR-SR11の絞り値はf/1.8- f/3.1で、下記の焦点距離が可能。
4.9mm - 58.8mm
40mm - 480mm (35mm換算 動画時)
37mm - 444mm (35mm換算 静止画時)
バックライトスィッチの右には、輝くつまみがある。そうだ、ソニーの有名なカメラコントロールダイヤル。ソニーのHDR-UX7にも搭載され、今回HDR -SR11 にも多機能が割り当てられるカメラコントロールダイヤルが搭載された。このボタンは最近ではレンズフードに最も近いところに位置しており、Fonz くらい滑らかに動く。レンズの左にはリモコンセンサーと録画ランプがある。

右側面 (7.5)
HDR -SR11の右側側面は、知恵の固まりともいえるだろう。ソニーはこのつかみ部では、実用性とセクシーさを追求したようだ。レンズ方にあるマイク端子、 ヘッドフォン端子、HDMIミニ端子はスライド式の端子カバーで守られている。これほどスタイリッシュでかつ便利なカバーがついているカムコーダーは他に ないだろう。このデザインは、まさに映画007のQのラボから出てきたかのようだ。反対側には、A/V端子とUSB端子があり、カムコーダー本体の下に隠 れるプラスチック・パネルで覆われている。ソニーはHDR-SR11の構造を徹底的に追求しているといえるだろう。
HDR-SR11のストラップは太く、幅もあるが、HDR-HC9のようなしっかりしたメッシュ生地ではない。ストラップはCanon HF10を思い出させるが、HDR-SR11のほうが頑丈に作られているので良い。HDDのカバーは大きいため、どこでも十分につかみ易い。< /p>

後部 (9.0)
HDR -SR11の後姿はかなり格好良い。HDR-SR11の充電可能なNP-FH60バッテリーパックは広いバッテリーボックスに深く収まっているため、 ビューファインダーを十分に活用できる。ソニーは、カムコーダー界流行の「過ぎたるは及ばざるがごとし」の理念を受け入れずに、代わりに、電池を節約した い人のために、がっしりして最大約45度まで上に傾くビューファインダーをHDR-SR11に載せた。扇型の視度調整つまみはファインダーの筒の下に設置 してある。

左側面 (7.0)
HDR-SR11の格好いい側面は輝くシルバーのスタイルだ。この角度で目に入るのは、かなり丈夫な構造のLCDのみだ。HDR-SR11の3.2インチ LCD 画面を開けるLCDの対面にメモリースティック・プロDuoのスロットと画面表示/バッテリーインフォボタン、イージーボタン、画像再生ボタン、ワンタッ チディスクボタンがある。ナイトショット切り替えスイッチは、LCDの対面部の中心近くにある。HDR-SR11のメモリスティック・プロ Duoスロットは、目立ちにくいところに位置してはいるものの、簡単に開閉できる横滑りのカバーが付いている。
上部 (7.0)
本体の上の前方には、ステレオマイクが搭載されている。でも、ご心配なく。HDR-SR11は大きなカムコーダーで、HDカバー面積が広いため、たいてい はマイクに指は触れないはずだ。お次はソニー独自企画のホットシューまたは、アクティブインタフェースシューだ。ホットシューはビューファインダーを邪魔 しないように開くつやのある金属パネルで囲われており、ホットシューカバーとファインダーを両方持ち上げると、HDR-SR11はトランスフォーマーの一 部のようだ。後方部には、すばらしいズームレバーと広いフォトボタンがある。ソニーのズームレバーは固くかつ滑らかで、これと競うのは難しいだろう。 HDR -SR11はカムコーダーのデザインにおいて新たな基準を作ったといえる。とくとご覧あれ。

最新ニュースとレビュー
-
2012/01/31
ソニー Handycam HDR-PJ40V レビュー
ソニーHandycam HDR-PJ40Vは、ソニーのハイビジョンビデオカメラのミッドレンジに位置するモデルだ。パッと見ただけではごく普通の、何の変哲もないビデオカメラのようだが、液晶パネルを見ると、ビデオプロジェクターが内蔵されていることに気がつく。 もっと読む
-
2012/01/20
パナソニック HC-X900 ファーストインプレッション
パナソニックは新型のフラッグシップ機として、HC-X900 をラスベガスで開催されたCES (世界最大の家電見本市)で発表した。 もっと読む
ベスト"ビデオカメラ"
-
1
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM750
2010年は「アバター」をはじめとして、ハリウッドが3D映画を全面に押し出し、次々とヒットを飛ばした年だ。そして3D映像に対応したハイビジョンテ レビが続々と登場した。そしてパナソニックは世界初の3D 対応のビデオカメラとして HDC-TM750 、コンバージョンレンズVW-CLT1 を発表。というわけで、今回は興味津々のこのコンビをレビュー。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
2
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF G10
キヤノンの新しいフラッグシップ機 iVIS HF G10 がそろそろ発売される頃。撮像センサーが一新されたことで低照度性能は飛躍的にあがったが、その他の機能はどうだろう。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
3
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM900
高性能、高機能が非常に印象的だったパナソニック HDC-TM700/750 の後継機としてHDC-TM900 が北アメリカ市場でリリースされている。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
4
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-TD10
ひと目で3D ビデオカメラだということが判るソニー Handycam HDR-TD10。3D 映像のほか、1920 x 1080 フルハイビジョン2D 映像を撮影することもできる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
5
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) GS-TD1
ビクターの Everio ラインに3D映像記録が可能なGS-TD1 が加わった。ツインレンズにツインセンサーを搭載し、フルハイビジョンで3D映像を記録する。外観は一風変っていて間違い無くユニークといえる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー