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サンヨー (Sanyo) (サンヨー) Xacti DMX-CG10

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圧縮方式とメディア

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静止画機能
サンヨー (Sanyo) (サンヨー) Xacti DMX-CG10
パート 6

マニュアル操作概要



• ホワイトバランス、オート露出、オートフォーカスは優秀
• 測光方式、測距方式は複数のオプション
• 光学5倍ズームは可変式ではない
• マニュアルフォーカスは段階的なゾーンフォーカス
• 絞り優先AE、シャッター優先AE、完全なマニュアル撮影機能
• ISO設定は動画でも静止画でも使用可能


オートモード (9.32)

メニューとカメラ操作はジョイスティックで

このクラスのビデオカメラでは、マニュアル撮影機能が搭載されている点がCG10を選ぶ大きな理由の1つであるはずだ。フリップなどはマニュアル撮影機能 はいっさい省かれており、そこが売り物ではあるものの、やはり映像作りにちょっと凝ってみたいという人もいるはず。それで難しければ、黙ってオートで撮れ ば良いわけだ。

ということはオート撮影が中心的になり、オートの性能が良くなければ困るということになる。その点CG10の性能は優秀で、フォーカスも素早く反応し、露出も機敏に変化に対応する。

CG10にはこのオート機能に加え、測光方式とフォーカス方式に複数のオプションがある。フォーカスにはスポットフォーカス、あるいは9段階に分か れたゾーンフォーカスを使うこともできる。測光方式も多分割、中央重点、スポットから選択することが可能だ。顔検出機能も搭載されており、検出された顔 は、露出とフォーカスが自動的に調整されるようになっている。フォーカスロック、AEロック機能はショートカット操作でコントロールすることができる。

サンヨー Xacti DMX-CG10のオートホワイトバランスは非常に優れていて、このようにコンパクトなビデオカメラにはありがたい。プリセットが何種類か用意されているのもうれしいが、マニュアルで設定できるのは実に素晴らしい。

暗所撮影モード
オートモードで撮影している場合は、 サンヨー Xacti DMX-CG10は自動的にシャッタスピードを落としてくれるようになっている。そして高感度モードがあり、このモードにすると、暗所で撮影する場合に シャッタスピード、絞り、露出、ISOをカメラが自動的に制御するようになっている。また、シーンセレクトで暗所撮影に向いた設定も用意されている。

シーンセレクトモード
サンヨー Xacti DMX-CG10には、スポーツ、ポートレート、風景、夜景ポートレート、スノー&ビーチ、花火、ランプのシーンモードが用意されている。


ズーム (4.00)

サンヨー Xacti DMX-CG10のズーム操作は、カメラの後ろの中央にある上下にスライドするレバーを使って操作される。いちおう指からの圧力に応じてズームスピードが 変化するはずなのだが、うまく操作できなかった。レバーを指で押しても半ばを過ぎるまでズームが動かず、スピードを変化させるコツはついにつかめなかっ た。この点ではXacti DMX-HD2000も同様なレバーで操作するのだが、もっと容易に操作ができた。ズーム操作中には画面の下にバーが表示され、ズームがだいたいどこの位 置にあるかを表示してくれる。このあたりの操作感ではキヤノン iVIS HF20が抜群で、ズームレバーの指の圧力に細かく対応してくれる。

上の中央にあるズームレバー

いまひとつズームレバーが使いにくいとはいうものの、この価格帯になってくると、光学ズームが搭載されているだけでもうれしい。


ズーム比 (2.55)

すでに上記のように、サンヨー Xacti DMX-CG10のズーム比は光学5倍で、この価格帯の他のビデオカメラに比べると充分な倍率を持っている。グリップスタイルなので鏡胴部分がカメラの上 にあるために、ズームレンズのメカニズムを組み入れるための充分なスペースがあるからだと思われる。デジタルズームは12倍。画質が劣化するので、どうし ても必要な時以外にはお勧めしない。


フォーカス (4.25)

サンヨー Xacti DMX-CG10のマニュアルフォーカスは、Xacti DMX-HD2000と同様なジョイスティックを使って操作されるようになっているのだが、残念ながら段階的にはっきりと区切られたゾーンフォーカス式と なっている。CG10は1cmから無限遠まで16段階のフォーカスゾーンを持っている。被写体がカメラに近くなるほどフォーカスは正確にする必要がある が、CG10には1cm、2cm、5cmのフォーカスゾーンがある。さて、では3.5cmにある被写体にはどうやってフォーカスを合わせるのか、というと カメラが動いてフォーカスを合わせるということになる。

マニュアルフォーカス

もちろんマニュアルフォーカスはリングやダイヤルを使った方が正確であることは間違いないが、このクラスのビデオカメラにマニュアルフォーカス機能 が搭載されているということはうれしい限りだ。このフォーカス方式が嫌だというのであれば、黙ってオートフォーカスを使う、という手もある。CG10の オートフォーカス機能の性能はなかなか良い。オートフォーカスにすると、撮影距離は50cmから無限遠までとなる。スーパーマクロ設定にすると、撮影距離 は1cm〜1mの間でフォーカスできる。


露出調整
-1.8〜+1.8まで13段階
絞り調整
3.5, 4.0, 4.7, 5.6, 6.8, 8.0
シャッタースピード
オート、シャッター優先モード、マニュアル:
1/30, 1/60, 1/100, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/1500
高感度モード、シーンセレクトの「ランプ」設定:
1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/1500
静止画撮影:
4, 2, 1, 1/2, 1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/60, 1/100, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/1500
ホワイトバランス調整
オート、晴れ、曇り、蛍光灯、白熱灯
ゲイン調整
ISO 50, 100, 200, 400, 800, 1600

露出 (7.30)

サンヨー Xacti DMX-CG10の露出補正機能はXacti DMX-HD2000と同じく、なかなか大変だ。撮影メニューの中には「露出」の項目があるので、ここで露出のレベルが調整できるのかというと、さにあら ず。事はもっと複雑で、オプションメニューに入って「ショートカット」の項目を選択し、ジョイスティックに露出補正機能を割り当ててからでなければ露出を調節 することはできない。これ以外に露出をコントロールする方法はないのだ。ジョイスティックに違う機能を割り当てると、再びジョイスティックに割り当てられ るまで、露出をコントロールすることは全くできない。逆光補正にはこの機能を使うので、理解しておく必要がある。では、撮影メニューの「露出」は何を設定 するかというと、適正露出の決定方法、つまりマニュアルで撮影するか、プログラムオート、絞り/シャッター優先AEで撮影するかを設定するというわけだ。

露出補正機能はメニューの奥深く
ショートカット機能に潜んでいる

初めてこのカメラを手にした場合に混乱することも想像できるが、使い慣れるとたいして難しい機能ではないはずだ。露出補正は-1.8〜+1.8まで13段階の設定がある。


絞り (8.50)

サンヨー Xacti DMX-CG10の撮影メニューには上記の「露出」項目があり、その中の絞り優先AEに設定にすると、任意の絞り値で撮影することが可能で、シャッタース ピードはカメラが自動的に制御するシステムになっている。そしてマニュアルに設定すると、絞り値、シャッタスピードはそれぞれ任意に設定して撮影すること が可能だ。

マニュアルで絞りを調節する

絞り値は3.5〜8.0のあいだで6段階に設定できる。ジョイスティックを使って設定値を変えることができる。


シャッタースピード (8.60)

シャッタースピードもまた、上記のメニューと同様に「露出」の項目からシャッター優先AEを選択し、任意のシャッタースピードで撮影することが可能だ。こ の際カメラが絞り値を自動的に設定する。また、マニュアルモードで完全に自分でシャッタースピード、絞り値を設定して撮影することもできる。シャッタース ピードはかなり幅広く用意されているが、動画の場合は基本的に1/60〜1/1500秒の設定。高感度モード、あるいはシーンセレクトのランプモードを 使った場合は1/15から1/1500秒まで、と低速シャッター域が広がる。そして静止画撮影モードではさらにワイドになり、最長4秒のシャッターのほ か、2秒、1秒、1/2〜1/1500秒と本格的な静止画撮影仕様となっている。

マニュアルでシャッタースピードを調節


ホワイトバランス (8.00)

それほど多くのプリセットを持ってはいないが、独立してコントロールができるというだけでも、このクラスのカメラではありがたい。マニュアルで設定することもできるので充分に頼りになる。プリセットは晴れ、曇り、蛍光灯、白熱灯と 4種類用意されている。もちろんマニュアル設定が最も正確な色合いになることは言うまでもない。それほど難しくはないので、覚えておこう。

マニュアルで設定できる
ホワイトバランス


ゲイン (5.00)

最近のビデオカメラには何らかのゲインコントロール機能が搭載されるようになった。パナソニック機はこれまでゲインをコントロールする機能を持った 唯一のビデオカメラだったが、キヤノン機にはゲインを切るか、リミットをかける機能が搭載され、ビクター機でもオートゲインを切ってしまうオプションがあ る。サンヨー機は、というとゲインコントロールのかわりにISOの設定値を変える、というアプローチをとっている。写真を撮る人なら思わずにやりとすると ころだが、元祖ムービーカメラのサンヨーならではの発想だろう。

ゲインはISO設定でコントロール

暗所撮影の場合のようにゲインを上げて撮影したい場合は、ISOを800、あるいは1600に設定することで簡単に対応できる。動画撮影にISO設定が使えるということは非常に便利であり、重宝される機能に違いない。


色/画質調整 (4.50)

サンヨー Xacti DMX-CG10にはそれほど多くの画質調整機能は搭載されていない。シャープネスの調整や色の濃度の調整などはできないが、シンプルなプリセット用意されている。画質はそれほど大きく変わるわけではないが、効果は充分ある。

色/画質調整 内容
画質調整 ノーマル、ビビッド、ソフト、ソフト+ビビッド

その他のマニュアル調整 (2.00)

調整機能 内容
ノイズリダクション     動画NR:On/Off
静止画NR:On/Off
スーパーマクロ 近接撮影用の機能(撮影距離は1cm〜1m) 
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