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パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM700

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静止画機能

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再生機能と接続機能
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM700
パート 8

使用感



•ハイエンド機としては小型軽量で手に持った感じも快適
• TM700の液晶モニターをさらに大型にしてほしかった
• メニューシステムはシンプルでわかりやすいが、タッチパネルでのナビゲーションは今ひとつ
• 非常に優れた光学式手ブレ補正機能のほか、充分な使用時間を持つ付属バッテリー


使いやすさ (6.5)

TM700の使い方はそれほど難しいものではなく、簡単に使いたいと思えば全くシンプルな使い方もできる。iAオートの機能もなかなか優秀でほとん どの場合問題なく気軽に使うことができる。特に初心者にはぴったりの機能だ。ボタンやスイッチの配置も良いし、タッチパネル操作だって誰にでも扱えるはず だ。

TM700のメニューのレイアウトに関しては全く問題は感じられなかったのだが、ファンクションメニューのアイコンの意味がすぐには呑み込めず、初 めてカメラを手にした時に少々まごついてしまう。そのかわり「ガイド表示」を使うと、簡単な設定機能の説明が表示されるので、これは便利だ。特に TM700には新機能が多いのでお世話になる機会も多かった。そしてこのほか「撮影アシスト」機能もあり、カメラをパンする場合にカメラの動きが速すぎた りすると警告が出る機能だ。こちらの方は初心者がカメラに慣れるまでは便利かもしれないが、慣れたら必要はなくなる。


撮影セットアップメニュー
ガイド表示機能

TM700にはクイックメニューもあり、iAモードでもマニュアルでも使うことができる。クイックメニューの目的は非常に良いのだが、このメニューもアイ コンがひと目ではわかりにくい項目があるのが惜しかった。TM700はフラッグシップ機なので、新しく搭載した機能のほかに多くのオプションや機能が満載 されているので、一度じっくり取扱説明書に目を通すことをお薦めする。そしてメニューの使い方をしっかりと確認したい。


アイコンがちょっとわかりにくい
ファンクションメニュー

クイックメニュー

使用感 (7.85)

ハイエンドに属するビデオカメラとしては、HDC-TM700は非常に快適に手に収まってくれる。その点ではTM300と同じだ。HDD内蔵のカメラと違って掌にぴったりとフィットしてくれる。ハンドストラップも大きく、パッドが利いていてサポート感も良い。


快適な手持ち感の
HDC TM700

マニュアル操作に最適な
マニュアルリング

タッチパネル操作は昨年のモデルから変わってはいないようだ。タッチパネル操作の導入はいよいよ標準化しているようで、キヤノンも2010年モデル からタッチパネル操作を採用している。TM700のモニターは幾分大型になり、2.7型から3型となった。いっぽう、ソニーやキヤノンのフラッグシップ機 は3.5型の液晶モニターを搭載しており、パナソニックにもぜひ3.5型を採用してほしかったところだ。画面が大型化すると、画面が見やすくなるだけでな くタッチパネル操作も快適になるはずだ。


液晶モニターか電子ビューファインダーで
撮影が可能

TM700の注目される点は何といっても操作感抜群のマルチマニュアルリングと、電子ビューファインダーだ。プロ用のビデオカメラを触ったことのあ る人ならこれらの機能の良さは充分知っているはずだ。マニュアルリングもさらに改善されてフォーカス、絞り、シャッター速度、ゲインを液晶パネルを開けた ままでも使えるようになった点が新しい。それほど目立った進歩ではないかもしれないが、マニュアルリングの使い勝手の良さを飛躍的に進歩させたと言える。


横向きに装着されるバッテリー

カメラ本体に配置されているボタンもすっきりとしたレイアウトで、初心者でもあまり威圧感を受けないだろうと思う。ボタン自体は液晶パネルの下部分 に配置されているボタン以外は反応も良く、使い心地も良い。しかし、あまりしっかりした反応のない液晶パネルのボタンだが、クイックメニューは非常に重宝 される機能だ。よく使われるメニューが簡単にアクセスできるからだ。


手ブレ補正機能 (11.47)

TM700に搭載されている手ブレ補正機能は光学式(O.I.S.)で、テストでは性能の良さを見せてくれた。設定にはスタンダードとアクティブの 2種類が用意されている。まず、小さなブレのテストでは、アクティブモードが非常に効果的であることがわかり、ブレを80%抑えることができた。すばらし い数字だが、スタンダードモードでは69%という結果だった。これでも悪くはない。そして大きなブレのテストではスタンダードモードがより効果的で65% ブレを抑えることができた。アクティブモードでは52%だった。( 手ブレ補正テストの詳細)


パナソニックHDC-TM700手ブレ補正の実効値
小さなブレ(上)00%補正

大きなブレ(下)00%補正

下の動画でTM700の手ブレ補正機能の効果のほどを見ることができる。ハイエンド機として納得のいく優れた性能だ。同じパナソニックでも、中級機 に搭載されている手ブレ補正機能から見ると格段の違いだ。それにしてもアクティブモードとスタンダードモードの効果の違いは興味深い。特に大きなブレでは スタンダードモードの方が効果的だったのは意外だった。もちろんこれはテストでの結果なので、TM700のユーザーはどちらが自分の撮影スタイルに合って いるか確かめておくのが良いかもしれない。



パナソニックHDC-TM700手ブレ補正機能の例
HD版はこちら


手ブレ補正機能のスコア the キヤノン iVIS HF S21 パナソニックHDC-TM700と
キヤノン iVIS HF S21の比較
stabilization score comparison chart
the ソニー Handycam HDR-CX500V パナソニックHDC-TM700と
ソニー Handycam HDR-CX500Vの比較
the パナソニック HDC-TM300 パナソニックHDC-TM700と
パナソニック HDC-TM300の比較

携帯性 (7.45)

TM700の外形はTM300とよく似ており、ハイエンドクラスのビデオカメラとしてはかなり小型軽量だ。コンパクトさという点ではソニーHDR- CX500Vのほうがさらにコンパクトだ。しかしキヤノン iVIS HF S21と比べると、TM700のコンパクトさは強く響いてくる。しかも右側面のデザインがエルゴノミックでスムースなため、掌に快適にフィットするところ も大きい。

TM700の内蔵メモリーが96GBという大容量に加え、SDXCに対応したカードスロットを装備しているので旅行に出かける際でも全く困らない。 「リレー録画」機能を使えば安心して撮影が楽しめるに違いない。メモリーカメラなので小型軽量さがここでもしっかりと感じられるところだ。

DC入力端子がバッテリー装着面にあり、AC電源でカメラを使いたい場合はバッテリーを取り外さなければならないという難点は未だ健在で、できればより便利な位置に移動が望まれるところだ。

  パナソニックHDC-TM700 キヤノン iVIS
HF S21
ソニー Handycam HDR-CX500V パナソニック HDC-TM300
主要記録メディア 96GB内蔵メモリー 64GB内蔵メモリー 32GB内蔵メモリー 32GB内蔵メモリー
その他の記録メディア SD/SDHC/SDXCカード SD/SDHC/SDXCカード x 2 メモリースティックPro
デュオ
SD/SDHCカード
重量 440g(バッテリー含む) 520g(バッテリー含む) 450g(バッテリー含む) 445g(バッテリー含む)
寸法 66 x 69 x138mm 75 x 74 x 148mm 62 x 65 x 133mm 72 x 70 x 141mm

バッテリー使用時間 (5.35)

TM700に付属のバッテリーは、107分持続した。詳しい数字を挙げると1時間47分15秒だ。だいたいTM300に付属しているバッテリーと同 じ結果だ。ハイエンドのカメラとしては平均的な数字だが、キヤノン iVIS HF S21よりは長い持続時間となっている。比較テスト機の中ではソニーHDR-CX500Vのバッテリーが最も長時間持続する。 ( バッテリー使用時間テストの詳細


バッテリー使用時間の比較

TM700ではより大容量のバッテリーを使用することができるが、バッテリーの取付けかたがちょっと変わっている。通常はバッテリーは縦位置にカメラに取 付けられるのだが、TM700では横位置に取付けられるのだ。しかもバッテリーを取り外すためのレバーは液晶パネル収納面にある。バッテリーを取り外すた めに液晶パネルを開けるという行為が何とも珍しいという感がしないでもない。

TM700と付属バッテリー

液晶画面とビューファインダー (9.58)

TM700の液晶モニターはTM300より0.3インチ大きくなり、3型となった。画面が大きくなるのは大歓迎だが、折角ならもう少し大きくしてほ しかったというのが正直な感想だ。キヤノンHF S21やソニーの2010年モデルHDR-CX550Vなどは3.5型の液晶モニターを搭載しており、画面の見やすさや映像の美しさには格段の違いが感じ られる。タッチパネル操作もより大型モニターのほうが使いやすさもかなり増す。

液晶モニターの解像度が変わっていない点も惜しまれる点だ。約23万ピクセルのままなので、前述のキヤノン、ソニーのフラッグシップ機に比べるとやや見劣りする点は否定できない。


3型になった液晶モニター
もう少し大型になって欲しかった

電子ビューファインダーが搭載されているのはいかにもハイエンド機に相応しく、重宝されるはずだ。しかしビューファインダーは本体からあまり引き伸 ばすことができないうえ、アングルを変えたりすることもできないのがプロ用のカメラと大きく違っている点だろう。だが視度調整ができるので、その点は安心 だ。ファインダーのサイズは0.27型で解像度は123,000ピクセル。



本体から引き伸ばすことができる
電子ビューファインダー

視度調整用のダイヤル

下の表は比較テスト機の液晶モニターの仕様を比較したもの。前述のソニーHDR-CX550Vは2010年モデルで、比較テストに使われているのは昨年モデルのHDR-CX500Vであるということをここで改めて確認しておきます。


  パナソニックHDC-TM700 キヤノン iVIS HF S21 ソニー Handycam HDR-CX500V パナソニック HDC-TM300
液晶画面サイズ 3型 3.5型 3型 2.7型
液晶画面画素数 230,400 ピクセル 922,000 ピクセル 230,000 ピクセル 230,400 ピクセル
タッチスクリーン
ビューファインダー ×

パナソニックHDC-TM700 比較
the キヤノン iVIS HF S21 the ソニー Handycam HDR-CX500V the パナソニック HDC-TM300
キヤノン iVIS HF S21 ソニー Handycam HDR-CX500V パナソニック HDC-TM300


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