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パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM300

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パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM300
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低照度性能の概要



• 最低照度は9ルクスで抜群の感度
• フレームレート24pで感度はさらに向上
• 低照度でも色鮮やかで明るい映像
• 低ノイズで暗所撮影でもきれいな映像


低照度感度 (7.70)

今年登場したHDビデオカメラは、暗所撮影に弱いという点がひとつの傾向のようだ。高細密化されたセンサーのため、暗所撮影された映像は一般的に暗 く感度が高いとはいいがたい。しかし、パナソニック HDC-TM300やHS300はその例外のようで、50IREに達するに必要な光量はわずか9ルクスという感度の良さだ。はたしてこれが3MOSセン サーによるものかどうかは不明。 (低照度感度テストの詳細)

最低照度 *
* luxの数値が低いほど感度は高い

今年のモデルの平均的な最低照度は15、16ルクスあたりで、これはキヤノン iVIS HF S10や、ソニー Handycam HDR-TG5V、そして同じくソニー Handycam HDR-XR520V/500Vにも同様のことがいえる。TM300の9ルクスという最低照度に対抗できるのはサンヨー Xacti DMX-HD2000で、やはり9ルクスだった。高精細センサーの感度の低さの例はJVC Everio GZ-X900が示しており、50IREに達するために必要な照度は、なんと56ルクスだった。

低照度感度
モード パナソニック
HDC-TM300
キヤノン iVIS
HF S10
ソニー Handycam
HDR-TG5V
JVC Everio
GZ-X900
オートゲイン 9 Lux 16 Lux 15 Lux 56 Lux
  24p モード 8 Lux   6 Lux × ×

 


映画のフィルムのような映像表現が気にならなければ、フレームレートを24pにすることで感度は向上する。より低速で撮影する分、より多くの光量を 得ることができるためだ。24pで撮影すると、TM300の最低照度は8ルクスと向上する。キヤノン iVIS HF S10の場合はさらに大きく向上し、最低照度6ルクスとなる。残念ながらフレームレートによる感度向上が最も必要であるJVC Everio GZ-X900は60i以外で撮影することはできない。


低照度の色精度 (7.44)

普通の場合、低照度テストでは、明るい照明下でのテスト結果に匹敵する性能は期待できないのだが、パナソニック HDC-TM300はそういった先入観を打ち破ってくれた。色精度の高さはほとんど高照度テストと同様の結果だった。色誤差はわずか4.90という測定値 だ。彩度は照明の暗さから65.09%。 (低照度の色精度テスト詳細)

低照度色精度
色精度テストチャート(上)、色誤差図(右)
低照度の色精度テストの結果はパナソニック HDC-TM300の色誤差は4.90、色飽和度は65.09%だった。(右の図はビデオカメラの色誤差を各色別に方向で示したもの)

高照度テストの場合と同じく、茶、ピンク系統の色に一番大きな偏りが見える。それに加え、低照度では青系の色にも偏りが見受けられる。

低照度テストの比較
パナソニック HDC-TM300 キヤノン iVIS HF S10
ソニー Handycam HDR-TG5V JVC Everio GZ-X900

最低照度の数字が低ければ低いほど感度は高いことになり、感度が高ければ当然のことながら低照度での色精度の高さも期待されるところだ。TM300で撮影 された動画は単に明るいだけではなく、色も鮮やかに再現される。キヤノン iVIS HF S10やソニー Handycam HDR-TG5Vは、TM300の映像に比べると暗く、精彩を欠いた色に見える。JVC Everio GZ-X900の場合は感度の低さから、比較テスト機の中で最も暗く、色彩感にかける映像となっている。上の比較画像を見ると、どのモデルが暗所撮影に強 いかは一目瞭然といったところだ。TM300ほどの暗所性能を持ったビデオカメラといえば、他にはサンヨー Xacti DMX-HD2000ぐらいのものだ。

低照度色精度の得点比較

低照度ノイズ (11.48)

低照度でのノイズテストでは、パナソニック HDC-TM300がまたしても性能の良さを見せつける格好となった。ノイズは見事に抑えられわずか0.78%という優秀さだ。面白いことにTM300の 兄弟機であるHS300のノイズテストは、TM300とは同じ結果ではなかった。全く同時に同じラボ環境でテストされたにもかかわらず、HS300は 1.42%という結果だった。製品間のわずかなばらつきかと思うが、どちらにしてもパナソニックのフラッグシップ機はともに明るく、鮮やかな色で極めて低 いノイズの映像を記録することができることは確かだ。 (低照度ノイズの詳細)

60ルクスでのノイズ、オート設定
パナソニック
HDC-TM300
等倍画像
キヤノン iVIS
HF S10

等倍画像
ソニー Handycam
HDR-TG5V
等倍画像
JVC Everio
GZ-X900

等倍画像

比較テストに使われた他のモデルは、暗所撮影に向いたモデルとはなかなか言いがたい。JVCのX900は特に暗所撮影に弱いが、映像は暗くて色彩感 に欠け、基本的に暗所撮影は避けた方が良い。ソニー Handycam HDR-TG5Vの映像は充分明るいのだが、ノイズが多めなので細部の描写に影響が出る。比較テスト機の中ではキヤノン iVIS HF S10がいちばんTM300に近い性能で、ノイズレベルは1.35%だ。

比較テスト機以外では、平均ノイズレベルが0.87%のソニー Handycam HDR-XR520V/500VがTM300に対抗できる性能を持っているといえる。

低照度ノイズの得点比較
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