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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.ビクター Everio GZ-HM200 比較
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12.キヤノン iVIS HF20 比較
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13.パナソニック HDC-TM300 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM30

マニュアル操作概要
• おまかせiAをはじめとした便利で豊富なオート機能
• 追っかけフォーカスには最適だがマニュアル操作には向かないタッチパネル操作
• 光学16倍ズーム
• フォーカス、絞り値、シャッタースピード、ホワイトバランス、ゲインはマニュアル操作が可能
• テレマクロ、ガイドライン、x.v.Color、美肌モード機能を搭載
• 画質調整機能はうれしいが設定はやや面倒
オートモード (10.47)
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| 液晶パネル収納面にある マニュアルモードボタン |
今年のパナソニック機でデビューした「おまかせiA」モードは、シーンセレクトや、追っかけフォーカス、コントラスト調整や顔検出などをカメラが自動設定してくれる非常に強力なオート機能だ。
顔検出機能はもはや説明の必要はないと思うが、細かい説明をすると、画面内の顔すべてを検出するモードと、優先する顔だけを検出するモードとがある。検出できる顔の数は最大で15。
追っかけフォーカスは、実に楽しくて便利な機能だ。追尾撮影したい被写体をタッチパネルで選択すると、動き回る被写体を追尾し、常にフォーカスを合 わせながら露出も自動調整するので、外で走り回る子供を撮影するにはもってこいの機能だ。もちろんいつも必ずうまく追いかけるとは限らない。被写体が画面 の外に飛び出して数秒すると再び選択し直ししなければならないし、人が多いシーンではカメラが混乱することもある。しかし便利であることは間違いなく、被 写体を人間に限る必要もないので、いろいろな使い方が楽しめるだろうと思う。
iAノーマルモードでは手ブレ補正と露出補正が組み合わされ、コントラストの強い場面でも最適な露出で撮影することができる。シーンセレクト機能もiAモードがシーンを自動認識して、やはり最適なシーンモードに設定してくれるのだ。
iAモードを切ると、一般的なオートモードとなる。一般的なオートモードでもiA機能を使うことは可能だ。使いたいiA機能のスイッチを入れるだけで良い。マニュアル撮影をしたい場合は、液晶パネル収納面にあるスイッチを押すと、カメラはマニュアルモードとなる。パナソニックHDC-TM30にはオートスローシャッター機能も搭載されている。この機能は、暗い場所 で撮影する場合にシャッタースピードが自動的に1/30秒に設定され、画面を明るく撮影することが可能となる。反面、映像の動きは粗く分断された感じにな り、残像が尾を引くので注意が必要だ。
暗所撮影モード
カラーナイトビューはゲインを増幅してシャッタースピードは1/30秒よりもさらに遅いスピードで撮影することで、ほとん ど闇に近いような状況でも明るく、鮮やかな色で録画することが可能だ。パナソニックによると、このモードではカメラの最低照度はなんと1ルクスだというか ら驚きだ。しかしシャッタースピードが1/4〜1/2秒まで落ちるので、このモードで撮影する場合、三脚は必需品となる。液晶画面はこのモードにすると 自動的に暗くなる。
シーンモード
充実のシーンモードだ。自分でモードを選択することもできるし、iAモードにしておけばカメラが自動認識して設定してくれる。内容はスポーツ、人物、ス ポットライト、雪、ビーチ、夕焼け、花火、風景、ローライトとなっている。ローライトモードにすると、オートスローシャッター機能も同時にONにされる。
ズーム (5.0)
パナソニックHDC-TM30のズーム操作は一般的なビデオカメラと同様、ズームレバーで操作される。手の小さい人には問題はないと思うが、手の大 きな人は人差し指がうまい位置に行かないことも考えられる。ズームレバー自体は操作しやすく、指の力にも良く反応してくれてスローズームを使いたい場合で も困難は感じない。
さらに液晶パネルにもズームスイッチが備えられており、ズームの倍率は調節できるもののズームスピードを変化させることはできない。しかしボタンは押しにくく使いよいとは言えない。ズームレバー操作の方がはるかに快適だ。
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| 可変式ズームスピードの 使いやすいズームレバー |
ズーム操作をすると、画面の右上の隅にズームレンジの表示が現れる。数字も大まかではあるが表示されるので、ズーム倍率を知ることができる。もちろんもっと小刻みな数字であればさらに便利なのだが、数字が全く表示されないよりははるかにましである。
ズーム比 (5.62)
パナソニックHDC-TM30の光学ズームは16倍となっていて、HDビデオカメラとしてはなかなかゆとりのある倍率だ。HDビデオカメラの場合は 往々にして10倍あたりが平均だと言って良いと思う。しかしこれにも上には上があるもので、ビクターEverio GZ-HD300などは20倍ズームを誇る。しかしTM30の16倍ズームも充分な魅力には違いない。言わずと知れたデジタルズーム機能も搭載され40倍 と160倍の設定が用意されているが、高精細が売り物のHDビデオカメラでは画質劣化を招くだけなのでお勧めできない。
| ズームの比較 | ||
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| 広角端 | 8倍ズーム | 16倍ズーム |
フォーカス (4.0)
パナソニックHDC-TM30のマニュアルフォーカス操作は、パナソニックが今年から採用を始めたタッチパネルで操作される。マニュアルフォーカス モードにすると、MF+、MF-の表示が液晶画面の左側にあらわれ、このアイコンをタップするか、押し続けることでフォーカスを合わせる。タッチパネルで マニュアル操作をするのは、絶対に嫌だという人もいるし、全く気にしない人もいるのだが、なかなかマニュアル操作をしている気分になれないのは本当だ。撮 影距離の表示はない。
しかしフォーカスアシスト機能が搭載されており、それほど良い操作感ではないマニュアルフォーカス操作を助けてくれる。画面の中央が拡大表示され、 細部が見やすいようになっている。ピーキング機能であればさらにフォーカスしやすいのだが、フォーカスアシストでも充分価値はある。キヤノンのフラッグ シップ機であるiVIS HF S10にはこのピーキング機能が搭載され、ビクターのEverioにもこの機能が搭載されている機種がある。
マニュアルフォーカス操作にこだわる人は、パナソニックのフラッグシップ機であるHDC-TM300やHDC-HS300のようにマニュアルリング を搭載している機種がお勧めだろう。またはソニーHDR-XR500V、HDR-XR520VやキヤノンiVIS HF S10のようにマニュアルダイヤルが搭載されている機種もお勧めだ。非常に直感的で快適にフォーカスを合わせることが可能だ。
| 露出調整 |
| - 5〜+5 (全11段階) |
| 絞り調整 |
| f/1.8 (開放), f/2.0, f/2.4, f/2.8, f/3.4, f/4.0, f/4.8, f/5.6, f/6.8, f/8.0, f/9.6, f/11, f/14, f/16 |
| シャッタースピード |
| マニュアル(60i) 1/30, 1/60, 1/100, 1/120, 1/180, 1/250, 1/350, 1/500, 1/750, 1/1000, 1/1500, 1/2000, 1/3000, 1/4000, 1/8000 マニュアル(24fps) 1/24, 1/48, 1/100, 1/120, 1/180, 1/250, 1/350, 1/500, 1/750, 1/1000, 1/1500, 1/2000, 1/3000, 1/4000, 1/8000 |
| ホワイトバランス調整 |
| オート、晴れ、曇り、屋内1、屋内2、蛍光灯、セット |
| ゲイン調整 |
| 絞り開放(f/1.8)後:0dB, 3dB, 6dB, 9dB, 12dB, 15dB, 18dB |
露出 (6.6)
パナソニックHDC-TM30の露出調整は撮影設定メニューから入り、「画質調整」で露出を調整するのだが、色の濃さやシャープネスの調整と同じ 項目に入っているので、ちょっとわかりにくいところがある。「明るさ」で調整される。設定は11段階(−5〜+5)あり、タッチパネルに表示される矢印の アイコンをタップして調整するところは、マニュアルフォーカスと同じだ。液晶画面にバー表示が現れ、調整域のどの辺りにいるかを知ることができる。撮影中 に調整できないのは残念。
絞り (9.5)
パナソニックHDC-TM30の絞り値の調整はf/1.8の開放からf/16までと広く設定がとられている。カメラのマニュアルボタンを押してマ ニュアル撮影モードに入ると、画面の下にアイコンが並ぶのだが、この中のひとつが「アイリス」で、これで絞り値を設定する。液晶画面の左側に矢印アイコン が表示され、他のマニュアル操作のように矢印タップで設定を変えて行く。幸いなことに、絞り値は数字で表示される。絞り値は1ストップ毎に数値が表示され るが、絞り値自体は1/2ストップ毎に設定することができるようになっている。しかし、その1/2ストップの絞り値は表示されない。つまり、例えば f/5.6に設定した後にもう一度矢印をタップすると、画面の明るさは変わるが、数値表示に変化はないので、ちょっとしたことかもしれないが、注意が必 要。
シャッタースピード (10.0)
シャッタースピードもまた、フォーカスや絞り値の調整と同様にタッチパネルに表示される矢印アイコンのタップで設定される。パナソニックHDC- TM30には最速1/8000秒ものシャッタースピードが用意されていて、幅は広い方だ。ただ、1/60秒以下になるとマニュアルで設定できるシャッター スピードは少なくなる。オートスローシャッター機能を使うと、暗さに応じて1/30秒のシャッタースピードが使えるようになる。カラーナイトビューモード にすると、さらにスローシャッタースピードとなるが、マニュアルで設定することはできない。
デ ジタルシネマモードの24p撮影では、シャッタースピードは1/30のかわりに1/24秒、1/60のかわりに1/48秒と24pフレームレートに対応し て変化する。基本的に、タッチパネルでのマニュアル操作は使い心地が今ひとつという感は拭えない。特にパナソニックの場合、ハイエンド機は、あの非常に優 れたマニュアルリングを搭載しているので、違いは強烈だ。ホワイトバランス (8.0)
パナソニックHDC-TM30に用意されているホワイトバランスのプリセットは5種類で、晴れ、曇り、屋内1、屋内2、蛍光灯という内容になっている。プリセットでも問題なく撮影できるが、状況によってはそううまく行かないこともある。
プリセットでうまく行かない場合は、マニュアルでセットすることになるわけだが、ありがたいことにパナソニックHDC-TM30のマニュアル設定は非常に使いやすいので、設定の仕方を覚えておくことをおすすめする。
ゲイン (4.0)
ゲインコントロールができるのはパナソニック機の優れた特徴のひとつだ。しかし、独立した機能としてではなく、アイリス調整と連携して機能するよう になっている。つまり、絞り値が開放になった時点でゲインコントロールが可能になる。アイリスを調整して絞り値を開放にしたあと、さらに矢印タップを続け るとゲインコントロール機能に入り、ゲインの値がdB表示される。ゲインは0dB、3dB、6dB、9dB、12dB、15dB、18dBの設定値に調節 することができる。
色/画質調整 (7.5)
| 色/画質調整 | 内容 |
| 美肌モード | 人の肌をソフトに表現する |
| デジタルシネマカラー | 視覚により近く自然で広い色域の基準であるx.v.Colorに準拠したモード。再生にはx.v.Colorに対応したテレビが必要となる。 |
| シャープネス | マニュアルで映像のシャープネスを調整する。−5〜+5の間に設定することが可能で撮影設定メニューの「画質調整」の項目に含まれる。 |
| 色の濃さ | 彩度を上げたり下げたりして好みの彩度に調整可能。シャープネスと同じ項目の中にあり、−5〜+5の間に設定が可能。 |
その他のマニュアル調整 (2.0)
| 調整 | 内容 |
| テレマクロ | 草花などを接写する際の機能。1cm〜1mまでの撮影距離で使用することができる。 |
| ガイドライン | 撮影の際に画面の構図を決定する場合に使用する。水平ガイド、格子1、格子2 の3種類が用意されている。 |
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