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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.ビクター Everio GZ-HM200 比較
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12.キヤノン iVIS HF20 比較
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13.パナソニック HDC-TM300 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM30

使用感の概要
• HDC-TM30は簡単に使うことができる
• 小型軽量化のために犠牲になる部分もある
• HDビデオカメラの中級機としては最も軽量で持ち歩きやすい
• メニュー自体はシンプルだがあちこちに散らばっている
使いやすさ (7.0)
パナソニックHDC-TM30は誰にでも安心して撮影できる、シンプルで使いやすいビデオカメラだ。初心者にとっては頼りになるおまかせiA機能な どは、追っかけフォーカスをはじめ、ただ単純に簡単なだけでなく撮影が楽しいと積極的に感じられる機能だ。追っかけフォーカスは、タッチパネルで被写体に ロックすると、カメラが自動的にフォーカスと露出を調整しながら画面内の被写体を追尾してくれる機能で、被写体の顔だけでなく色も認識することができる。 この他にシーンモードや顔検出機能などが豊富に用意されている。
おまかせiAモードにしておけば、ありとあらゆる状況でカメラが最適な設定にしてくれ、シーンモードの選択、コントラストの調整、手ブレ補正、顔検 出機能などが自動設定され、撮影は非常に簡単となる。うれしいことに、追っかけフォーカスはおまかせiAモードでも、スタンダードのオートでも使用可能だ という点だ。
パナソニックHDC-TM30の基本設定は、スタンダードオートがデフォルトとなっている。つまりカメラは通常のオートモードで、おまかせiAモードの機能は使われない。マニュアル撮影をする場合は、液晶パネル収納面のスイッチでマニュアルモードにすることができる。< /p>
撮影アシスト機能は、撮影中に失敗のない撮り方をカメラがアドバイスしてくれるもので、ビデオカメラの経験の浅い人や全く初めての人でも安心して撮影が楽しめる。
使用感 (6.0)
小型軽量であることはHDC-TM30を手にした瞬間から感じる。「重さ」という感覚ではなく「軽さ」という感覚の方が強い、というべ きだろうか。カメラの小型化は持ち歩きには非常に便利になるが、必ずしも使いやすくなるというわけではない。マニュアル撮影機能が充実しているので、ぜひ有効に使ってみたいところだが、タッチパネルでのマニュアル操作は今ひとつ直感性に欠ける。パナソニック のハイエンド機やソニー、キヤノンのハイエンド機に搭載されているようなマニュアルリングや、カスタムダイヤルのようなシステムのようにはいかない。た だ、追っかけフォーカス機能を使うにはタッチパネルは実に簡単に操作できるので、その点は非常に優れている。
パナソニックHDC-TM30を持ってみると、指がカメラのボディを覆う形になる。ボディも手によく馴染み、カメラを構えるにも抵抗は全く感じられ ない。ハンドストラップは小さく華奢な感じで、ビクターEverio GZ-HD300を思わせるようなデザイン。手が大きい人には使いにくく感じられる可能性ありだ。ストラップのパッド部分も小さいので手の甲をサポートす るというよりは、引っ掛けるといったほうが近い感じがする。
小型なボディであるため、持ち歩きには全くストレスを感じさせないが、その小型なボディであるがゆえの注意点もある。例えばカメラを持つ右手の小指が内蔵マイクに接触しやすく、雑音の原因になりやすいので、手の大きな人は特に注意が必要となる。
バッテリーは液晶パネル収納面に取付けるようになっている。大容量のバッテリーを取付けることもできるが、容量によってはバッテリーパックホルダーキットを使う必要がある。
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| 液晶モニターを開いたところ |
液晶パネルには撮影開始/一時停止ボタン、そしてズームコントロール用のボタンが用意されている。ズーム操作はパナソニックのいわゆる「ピッタリズーム」操作のみで、可変速ズームには対応していない。しかし、ボタンの操作感は今ひとつというところだ。
手ブレ補正 (7.29)
どういうわけか、パナソニック HDC-TM30の手ブレ補正機能は、標準装備の光学式手ブレ補正機能(O.I.S.)の結果の方が、アクティブモードよりも良い結果だった。標準の光学式 手ブレ補正機能では、小さなブレのテストで51%ブレを補正する事ができた。大きなブレのテストでは、41%補正するという事がわかった。アクティブ モードでは、小さなブレは43%補正され、大きなブレは35%補正されると言う結果だった。
(手ブレ補正テストの詳細)
アクティブモードの結果はやや意外だったが、光学式手ブレ補正機能がこのクラスのビデオカメラとしても充分な性能を持っている。キヤノンVixia HF20の手ブレ補正機能よりも効果的だった。Everio GZ-HM200の手ブレ補正機能はなかなかの好成績を残している。
携帯性 (10.1)
世界最軽量と謳われているように、フルHDビデオカメラの中では最も軽量なTM30だ。バッテリー込みでの重量は僅か278gという軽さ。フラッ シュメモリを記録メディアとするため衝撃にも強く、携帯性は抜群だ。ジャケットのポケットに入れて持ち歩くことも可能だろう。小さなバッグ なら全く問題なく簡単に持ち歩けるサイズだ。
カメラとしての機能性や性能を削り落として行けば、さらに小型にすることも可能なのだろうが、フルHDビデオカメラとしては、パナソニックHDC-TM30は最軽量で持ち歩きにストレスを感じることはないはずだ。
| 重量と寸法 | |
| 重量 | 278g |
| 寸法 | 48 x 63 x 115mm |
バッテリー使用時間 (4.4)
パナソニックHDC-TM30に付属のバッテリーは87分31秒持続した。特に長持ちというわけではない。TM30はより容量の大きいバッテリー VW-VBG130を使うことは可能だが、バッテリーパックホルダーキットが必要なバッテリーもあるので、自分の撮影スタイルに合わせたバッテリーを選ぶ ようにしたい。比較テスト機のバッテリー持続時間はどうかというと、ビクターEverio GZ-HM200が112分、キヤノンiVIS HF20が98分、パナソニックHDC-TM300は105分という結果だった。 (バッテリー使用時間テストの詳細)
| バッテリー使用時間の比較 |
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| バッテリーの取付け位置 |
液晶画面とビューファインダー (8.0)
パナソニックHDC-TM30には、2.7型解像度約23万ピクセルの液晶モニターが搭載されている。タッチパネル操作ができるようになっているの で、指紋だらけになるのは避けられないが、TM-30にはタッチペンが付属しているので、これを利用すれば指紋がつく心配はなくなるが、はたして実際に タッチペンで操作をする人がどれほどいるかは不明だ。液晶画面の明るさは環境の明るさに応じて変えることが可能で、画面の色の濃度を調整することもでき る。また、液晶の画質調整をすることも可能となっていて、モニター調整機能は非常に充実されている。
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| 2.7型タッチパネル式液晶モニター | 画面の下には操作ボタンが並ぶ |
小型軽量であることを追求しているHDC-TM30にはビューファインダーは搭載されていない。実際にはTM30だけでなく、ビューファインダーを 搭載したビデオカメラは少なくなってきており、どのメーカーでもハイエンド機にしか搭載されていないのが現状だ。しかし、TM30は上記のとおり液晶モニ ターの画質調整機能が充実されており、モニターの利用価値を高めていると言える。
液晶画面の下には録画開始/一時停止ボタンのほか、ズームコントロール用のボタン、メニューボタン、ビデオライトボタン、消去ボタンが並んでいる。操作感は今ひとつと言ったところ。メニュー (4.25)
メニュー構成は今年のパナソニック機に共通したものとなっており、表示はシンプルではあるもののオプションが多層にわたるので、経験の浅い人たちにとっては大変かもしれない。
まずトップメニューから始まる。トップメニューには動画撮影設定、写真撮影設定、メディア選択、セットアップの項目があり、これらのひとつを選択す るとサブメニューが展開する。動画撮影設定メニューを選択した場合は6ページのサブメニューが展開し、そのサブメニューにリストアップされている項目を選 択すると、設定オプションが展開、そこから設定を選択してメニュー操作を終了することになる。例えば明るさの補正はこの6ページにわたるサブメニューの中 にあり、初心者にはなかなか容易に手の出せない場所にあると言えるだろうと思う。写真撮影設定メニューはこの点ではシンプルで、2 ページのみのサブメニューリストだ。セルフタイマーやフラッシュの設定をここでする。
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| 動画撮影設定サブメニュー | トップメニュー |
メディア選択メニューは、記録メディアに内蔵フラッシュメモリを選択するか、またはSD/SDHCカードを選択するかを決定する。記録メディアに関 するメニューなので、リレー記録機能の設定はここにあるかと思いきや、さにあらず。それは動画撮影設定サブメニューで設定されることになっている。
セットアップメニューには6ページに及ぶサブメニューがあり、日付や表示言語などカメラの基本的な機能を設定することができる。
![]() |
| セットアップサブメニュー |
画面左下に"F"と表示されているのは操作アイコンの表示、非表示をコントロールし、逆光補正やコントラスト、美肌モードなどを操作する場合に使わ れ、いわゆるファンクションメニューに相当する。このあたりでメニュー操作に不慣れな人はますます混乱するのではないかと思うのだが、マニュアル撮影 モードにするとマニュアル操作のメニューはここにリストアップされる。マニュアルモード以外の場合では追っかけフォーカス機能、逆光補正、コントラスト 視覚補正、フェード、美肌モード、テレマクロ、カラーナイトビュー機能を操作することができる。これらの機能は、うっかりすると動画撮影設定サブメニュー で設定されるのではないかと思えるところが混乱しそうなポイントなのだ。しかし、追っかけフォーカス機能がマニュアル撮影でも使えるようにしてくれると大 変重宝されると思うのだが、どうだろうか。オート撮影のみに限定しておくにはあまりにも便利で利用価値の高い機能だ。思わずもったいない、という言葉が口をつ いて出てしまいそうだ。
上述のメニューのほかにHDC-TM30には、マニュアルモードボタン、おまかせiAモードボタン、Pre-Recボタン、手ブレ補正ボタンがそれ ぞれ独立して設置されている。メニューの多さだけですでにたじたじの人もいるのではないかと思うが、HDC-TM30には撮影アシストという、適切な 撮影方法をアドバイスしてくれる親切な機能があるので心配するには及ばない。メニュー操作だってインフォメーション表示機能を使えば、操作内容を説明してくれるので 大助かりだ。初心者でもすぐに撮影を楽しめるような配慮がうれしい。これらの親切機能が操作アイコン表示(ファンクションメニュー)の際にも有効だと全く文句なしとなる ところだ。
| インフォメーション表示のアイコンは メニュー画面下の中央 |
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