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パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-SD9

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パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-SD9

パナソニックHDC−SD9は、パナソニックが開発した AVCHDビデオカメ ラの第3世代にあたり、SD/SDHCメモリーカードだけに記録するタイプ だ。前モデルのHDC-SD1から数多くの点が改善された。SD9は最大で17Mbpsのビットレートで1920 x 1080を録画する。前機種の13Mbpsから大幅に改善。光学式手ブレ補正が改良され、今現在のところ1920 x 1080のビデオカメラでは世界最小である。SD9が真の勝者になるなら、半年で既に古びて市場から消えてしまったHDC-SD5よりも長く市場に残って くれるはずだ。しかし、一体どれだけ小さくなれば十分なのか?というSD9からの疑問は残るだろう。軽量化によって操作性が犠牲にされてきているのは確か である。それにも関わらずSD9は、AVCHD規格で長らく待たれていた高性能画質を実現した。HDC-SD9は完璧なビデオカメラでは決してないが、今 まで見て来た超小型ビデオカメラの中で一番優れている。

 

正面(6.75)
最近のパナソニックの小型AVCHD機は正面をほぼレンズだ けで占めている。光学ズーム10倍のライカディコマーレンズは、焦点距離が3.0-30.0mmで、絞りの範囲がf/1.8-f/2.8である。レンズの 前方についたギザギザしたレンズフード内に、自動レンズカバーが納められている。アクセサリーレンズ取り付けができるのレンズフードのフィルター径は 37mmで、レンズフード自体も取り外し可能。取り外すと同じ37mm径の裸のレンズが出てくる。小さなフラッシュがレンズの左側に付いているのだが、こ の位置にあるせいで被写体にあたる光が不均一になる。レンズ下部には撮影ランプと、リモコン受信部がある。これで正面については全てで、端子類、ビデオラ イト、内蔵マイクなどはついていない。


右側面 (5.5)
HDC-SD9のまっさらな右側面を見てほしい。正面を見て寂しい感じがしたかもしれないが、さらに右側面では、語るべきは、使い心地がよくも悪くもある ハンドストラップだけである。構造が安っぽく、パッドは全く入っていない。しかし、ストラップがぴったりの位置についており、ビデオカメラは手にくっつい たまま離れない。キヤノンの多くの機種のように手から離れてしまうことがない。様々なかたちの手に合うように右側面が作られているようだ。HDC-SD9 が人間工学にのっとって作られているおかげで、平らなハンドストラップでも用をなしている。


背面(4.75)
HDC-SD9の背面には、隠された宝物がちりばめられている。そのうちいくつかは悩ましい場所にあるのだが。背面を構成するもので最も目立つのは、単調 なグレーのバッテリーだ。左側からスライドさせるタイプで、液晶対面部にある小さなつまみでバッテリーを取り外しできる。パナソニックは手品のような端子 配置をしてしまった。ミニHDMIとDC端子がバッテリーの奥に配置されており、これは、ビデオカメラが電源につながっているときにしか映像をハイビジョ ンモニターで見ることができないことを意味している。これでは気楽に再生もできない。手のひら大に収まるサイズにしたことが、面倒なデザインになってし まったことの理由なのだろう。だが、パナソニックは全ビデオカメラで、端子をバッテリーの後ろに設置している。どうしたことだろうか。端子を配置する場所 として、手つかずのまっさらな右側面が残っているというのに。

四角いバッテリーの下についているタブを右にずらすと、底がぱかっと開いてSDHCカードが飛び出してくる。その位置が十分後ろにあることで、ビデ オカメラを3脚に置いている間もカードを取り替えることができる。バッテリーの上には長方形のモードスイッチがついており、左にずらすと再生、右にずらす と撮影モードになる。撮影開始/一時停止ボタンはプラスチック製で、人間工学的に設計されており、ちょうど親指の位置にある。


左側面(6.0)
外から見た感じでは、HDC-SD9はかなり純粋に見える。液晶画面の上部には、顔検出ボタンとプレRECボタンのたった二つしかボタンがない。ところ が、2.7インチのワイド液晶画面を開くと、ボタンや端子類、コントロールが液晶対面部全体にびっしり配置されているのに驚くだろう。上の方にはオート/ マニュアル/フォーカスのスイッチがあり、その横に十字キーがある。このHDC-SD9の十字キー位置はいかがなものか。液晶対面部に深く埋め込んである ため、指でしっかりと捉えにくいのだ。それだけではない。十字キーを使おうとすると、指が液晶画面を遮ってしまう。パナソニックの標準であった背面に設置 された十字キーがなくなってしまって本当に残念だ。

液晶対面部には、あるすばらしい機能が存在している。それはOIS(手ブレ補正)ボタンだ。わざわざメニューに行かなくても、一つのボタンを押すだけで手 ブレ補正を作動させたり終了したりできる。なぜOISを終了する必要があるのか?いい質問だ。三脚の上や平らな場所の上での撮影時にOISを作動させる と、逆にレンズが浮遊して目がさまようような現象起こしてしまう可能性があるからだ。


ディスクコピーボタン、パワーLCDエクストラボタン、削除ボタン、メニューボタンも液晶対面部にある。メニューボタンは小さいので、間違って削除、パ ワーLCDエクストラボタンを押すことがあるので気をつけよう。

液晶対面部の下部にある長方形のプラスチックのカバーの中には、A/V端子、D端子、USB端子が収納されている。カバーは薄い細長いプラスチックで留め てあって、元の位置に押し戻すのが難しい。液晶パネル上にはコントロールもボタンもない。

上面 (5.0)
ここもまたミニマルなデザインである。HDC-SD9の内蔵ステレオマイクはレンズギリギリについているのだが、この位置は最適とはいえない。これくらい 小型のビデオカメラでは、マイクが上部についていると手が大きい人には不便である。手が小さければ問題ないのだが。撮影時には、指の置き場所に気をつける 必要がある。

再生スピーカーは真ん中あたりに、ズームレバーとフォトショットボタンは後ろの端っこに付いている。HDC-SD9のズームレバーの使い勝手は、いわば真 新しく整備されたキャデラックの運転のようだ。ズームレバーは大きくて目立ち、まるでバターのように滑らかに動く。


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