広告

パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-HS9

前: パート 4

静止画撮影
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-HS9
パート 5

使いやすさ (6.75)
HDC−HS9には、パナソニックでずっと使われているフォーカス、絞り、シャッタースピード、ホワイトバランス、ゲインのマニュアル操作がついている。 初心者にとっては体得すべきことが多い。オートモードに設定すると、ほとんどのマニュアル操作ができなくなるが、ソニーのイージーモードよりは制約が少な く、デジタルエフェクトや逆光補正といった機能が利用可能である。楽をしたい撮影者にとっても、オート調整があてにならず、ある時点でマニュアル操作に行 き着かざるを得ないことがわかるだろう。このように、パナソニックの機種は勉強するには素晴らしいビデオカメラなのである。素早い十字キーのメニューは、 便利で、操作するのも簡単だが、液晶対面部という恐ろしくやっかいな位置にある。

幸運なことにHDC−HS9のメニュー構成は明快で素早く、最も優秀なシステムの一つである。オプションが分かりやすい場所にあり、瞬時に使うことが出来 る。また、パナソニックはすばやい手ブレ補正のためのOISボタンを液晶対面部に配置した。もちろん、カメラコントロールダイヤル、フォーカスリング、液 晶パネル部での再生ボタンなどもっと多くの外部操作機能がついていればよかったのだが。カメラコントロールダイヤル、ビューファイダー、液晶操作がついた ソニーHDR-SR12とは違い、HDC−HS9の外部操作でできることはほとんどない。

利点としては、HDC−HS9が60GB HDDとメモリーカードの二つの便利な記録メディアを採用していることがあげられる。DVDやテープを使うことの面倒さから開放される。ぶちあたるだろう 唯一の問題は編集である。未だにAVCHDはハードルの高いフォーマットで、複雑なファイルを取り扱うために強力なコンピューターが必要だ。

使用感(5.5)
どのように考えても、HDC−HS9は過酷な競争下に置かれている。我々は、ソニーHDR-SR12の最近では最高レベルの構造に参ったばかりだ。(物理 的に同じ構造のソニーHDR-SR11も同様)。キヤノンHF10は、サイズこそ小さいが、マイク、ヘッドホン端子、アクセサリーシューをしっかり備えて いる。HDR-SR12とHF10ともに、確かな性能をもつ横綱格のビデオカメラである。ビクターのGZ-HD6でさえ、手でもった感触がよく、基本的な 端 子は豊富にそろっている。残念なことに、HDC−HS9はこの点では酷評を受けざるをえない。マイクもヘッドホン端子も、あらゆる種のアクセサリーシュー もないばかりか、外部操作機能も限られている。HDC−HS9はこれらの基本的な端子類がないために、真剣に撮影をしようと思う人に軽んじられてしまう。 このように限られた性能のHDC−HS9は、ソニーHDR-SR12やキヤノンHF10 のような強者に太刀打ちできないのだ。


持ったときの心地よさでいうと、HDC−HS9は平均的だといえるだろう。ソニーやキヤノンほどには構造ががっしりしていない。はじめのほうでも述べたよ うに、むき出しになった6本のネジのせいで、まるで作りかけのような安っぽい見た目になってしまっている。操作性よりサイズを優先したため、 HDC−HS9はたしかに持ち運びが楽だ。ただ、このビデオカメラは主に、マニュアル設定にあまり興味がないコンシューマー向けに作られていて、頻繁に撮 影をする人ならば十字キーが液晶対面部に組み込まれたことに甚くがっかりするだろう。なぜなら、設置場所がうまくないために、十字キーを操作している指が 液晶画面をふさいでしまい、見えないからだ。パナソニックのスタンダードだった、背面に取り付けられた十字キーを思い出してほしい。それだけでなく、 HDC−HS9にはビューファインダー、基本的な端子類、高度な外部コントロールが一切付いていないのだ。




液晶対面部に設置された十字キー




なにもHDC−HS9が、ストラップをレンガに付けたみたいで使いづらいと言っているわけではない。このビデオカメラの右側面は、手のひらの自然なカーブ に沿うように盛り上がっている。HDDのカバー部分はつかむのに十分大きく、指がボディー上面を超えてしまうこともなければ、マイク部分に指が触れてしま うこともない。録音開始/終了ボタンは、親指が直下にくるように、最適な位置についている。HDC−HS9のズームレバーは、HDC-SD9のレバーほど ではないがそれでも大きく、溝が掘ってあり横にスライドするデザインだ。小さな左右に動かすレバーよりずっといい。HDC-HS9のグリップベルトはソ ニーのものほどクッションがきいているわけではないが、機能はしっかり果たし、手の甲を痛めたりはしない。ベルトを締める際に、挟んでしまうことがあるの で、気をつけて。


コンシューマーの目にはHDC−HS9が格好よく映るだろう。ところが、上級者はもっと上のものを夢見ている。もっと上とはどういうものだろうか?例えば こんなビデオカメラはどうだろう。フォーカスリング、レンズフード、ゴム製のビューファインダー、マイク、ヘッドホン端子、アクセサリーシューと、絞り、 シャッタースピード、ホワイトバランスの外部ダイヤルを備えていて、20%程サイズが大きくなったHDC−HS9。残念ながら、現在パナソニックは MiniDVの絶頂期とは違うやり方をしているようだ。パナソニックPV-GS400が、ビデオカメラのデザインとはこうあるべきという最もいい例だろ う。

メニュー (6.5)
パナソニックのメニューは上手に整理されていて操作が簡単だ。全オプションが論理的なカテゴリーにグループ分けれていて、メニュー選択が素早くできる。た だし、新しい十字キーの位置は問題で、我々は去年のように背面に設置するデザインを切望している。今までタッチスクリーンが十字キーよりもいいと思ったこ となんてなかったのだが、ソニーHDR-SR12の3.2インチのタッチスクリーンのほうが優れたシステムだ。現時点では、パナソニックの整合性がもどる まで、ソニーのメニューを支持することにする。

パナソニックの十字キーのメニューには全マニュアル操作が含まれているので、十字キーをつかって瞬時に画像調整ができる。十字キーの中央を押してメニュー にアクセスする。マニュアルかマニュアルフォーカスモードにでは、十字キーのメニューに含まれるオプションが下記のようになる。

十字キーメニュー

操作1
フェード、ヘルプモード
操作2 美肌モード、カラーナイトビュー
操作3 ローライト、セルフタイマー、テレマクロ
操作4 絞り、白バランス、シャッタースピード
操作5 マニュアル操作


十字キーメニューを操作中

メニュー設定へは、液晶対面部にあるメニューボタンを押すことでアクセス出来る。メニュー設定を開くと下記の項目が表示される。

メ ニュー設定
よく使う設定 シーンモード、デジタルズーム、撮影ガイドライン、時計設定、ワールドタイム設定
ビデオ設定 記録モード、24pデジタルシネマ、フェード色、風音低減、マイク設定、マイクレベル、うっか り撮り防止
写真設定 写真画質、HD高速連写、フラッシュ、フラッシュ明るさ、赤目軽減、シャッター音
お好み設定
撮影ランプ、ゼブラ、カラーバー、MFアシスト、オートスローシャッター、撮影アシスト、デジ タルシネマカラー
セットアップ
画面表示、日時表示、表示スタイル、パワーセーブ、クイックスタート、お知らせブザー、液晶 AI、接続するテレビ、初期設定、デモモード
LANGUAGE 日本語、English(英語)




上から時計回りに
1)メニュー設定のトップ
2) よく使う設定のサブメニュー
3) ビデオ設定のサブメニュー



携帯性 (7.75)
大きさでいうとHDC−HS9は、パナソニックのスタンダード画質モデルSDR-H200に最も近い。これは去年出た3CCDのHDDビデオカメラ群の リーダー格である。HDC−HS9の大きさは75 x 74 x 126 で重さは452g。大きめのポケットにはすっぽり入る大きさだが、HDC-SD9ほど恐ろしく小さくはない。これは現行モデルで、最も小型のHDD型 AVCHD機だが、多くのユーザーはこれより多機能で重量のある機種を待ち望んでいる。60GB HDDとメモリーカードスロットの両方が付いているため、小さめのビデオカメラバックで十分で、ケーブルと予備のバッテリーがすっぽり収まる。


2.7インチ液晶画面

液晶とビューファインダー (5.0)
HDC−HS9が搭載している2.7インチの液晶画面は、ビデオカメラ本体から左右に90度まで開き、上下に270度まで回転する。このシャープで鮮やか な画面は30万画素からなる。通常ほとんどのビデオカメラは123,000画素から211,000画素の解像度であることを考えると、30万画素はかなり のボーナスといえよう。液晶調整の設定で、液晶の色と明るさを調節できるが、実際に撮影している像の露出や白バランスとは異なる。撮影動画の品質をよくす るためにも液晶調整を使うのはおすすめしない。

POWER LCD EXTRA機能をつかうと画面を1段階か2段階明るくなるが、これもまた無用の長物だ。HDC−HS9を外部電源に接続するとPOWER LCD EXTRA機能が自動的に起動する。もし液晶モニターの画面に正しい明るさの像を表示したい場合、手動でこの機能を切らなければいけない。また、液晶AI 機能もあり、これを入れると写真の明るさを基準にして自動的にコントラストを調節する。液晶モニターの調節に注ぎ込んだ時間を考えれば、HDC−HS9の デザインと端子類の配置をもっとよくできたはずだと思うが。液晶モニターのツール類はパナソニックがコンシューマーの気を引くための不必要な機能ではない だろうか。


HDC−HS9にはビューファインダーが搭載されていない。

バッテリー(11.7)
我々は、HDC−HS9のバッテリーパックVW-VBG130 がどのくらい持つかを調べるため、液晶画面を開けたまま、手ブレ補正を無効にして、マニュアル・モードで充電が切れるまで撮影を行った。最高品質モード (HA1920)でビデオ記録をした。HDC-SD9の119分には僅差で及ばなかったが、HDC−HS9は117分4秒(1時間57分4秒)もった。 バッテリーの持ちがいいことは、HDC−HS9の利点の一つにあげられよう。


translation missing: ja, site, review, pg_header

Loading Recently Viewed Products
広告

最新ニュースとレビュー

ベスト"ビデオカメラ"

特徴

translation missing: ja, site, review, pg_header

広告
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-HS9

前: パート 4

静止画撮影