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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.サンヨー Xacti DMX-HD2000 比較
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12.パナソニック HDC-HS300 比較
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13.ビクター Everio GZ-HD300 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-X900

静止画概要
• 画素補間なしで9メガピクセルの静止画撮影
• デジカメとしても充実した機能
• デジカメとしてはやや物足りない性能
• 数値は悪くないものの、解像力にはやや不満
静止画機能 (13.36)
JVC Everio GZ-X900の静止画撮影機能は、ビデオカメラの付加価値的存在ではなく、ビデオ/デジカメのハイブリッドとしての存在をアピールしており、デジカメ並 みの機能が盛り込まれている。何といっても、画素補間なしでネイティブ9メガピクセルの静止画が撮れるということでも大きく頷かされる。最近のコンパクト デジカメは10〜12メガピクセルの静止画が撮れるが、X900の9メガピクセルは充分その性能に迫っている。ビデオ/デジカメハイブリッドとしては、や はりサンヨー Xactiの存在が大きい。前回レビューされた、 DMX-CG10のデジカメとしての性能の良さには驚くものがあった。Xacti DMX-HD2000も、ハイブリッドとしての性格が前面に強く押し出されている。
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| レンズの真上にあるフラッシュ |
JVC Everio GZ-X900は、さらにISOの設定が可能で、内蔵フラッシュや豊富な静止画サイズのオプション、シーンモード、セルフタイマー、顔検出機能、そして連 写機能と、デジカメとしての機能の充実が図られている。 連写スピードは、本体設定メニューで選択できるようになっている。「高速」設定では、約0.4秒間に最大9メガピクセルの静止画を6枚連写できる。「中 速」設定では約0.9秒間に6枚連写、「低速」設定では連写枚数に制限はない。また、オートブラケット機能も搭載されており、露出決定に不安がある場合に 5枚それぞれ異なった露出値で連写できる。
動画モードでも連写機能を使うことは可能だが、静止画のサイズは最大5.3メガピクセルに制限される。「高速」設定では約0.2秒間に11枚、「中速」設定では約1.1秒間に11枚、「低 速」設定では連写枚数に制限はない。連写機能を理解するには結構時間がかかった。というのもこの機能にするためのボタンには何の表示もないからだ。液晶パ ネルのこのボタンを押すと、まずはオートブラケット機能となり、連写モードにするにはもう一度このボタンを押す必要がある。
| 静止画仕様 | |
| サイズ | 4:3 3456 x 2592 (9M) 3072 x 2304 (7M) 2592 x 1944 (5M) 1600 x 1200 (1.9M) 640 x 480 (0.3M) 16:9 3456 x 1944 (6.7M) 3072 x 1728 (5.3M) 2592 x 1456 (3.8M) 1920 x 1080 (2M) 1280 x 720 (0.9M) |
| 画質 | ファイン/スタンダード |
| ISO | オート、100、200、400、800、1600、3200 |
| フラッシュ | オート、オート赤目軽減、強制発光、スローシンクロ、切る |
静止画撮影機能としてシーンモードが搭載されており、これは動画撮影には対応していない。モードダイヤルをシーンモードに設定すると、ポー トレート、風景、風景&人物、夜景、夜景&人物、寝顔、スノー、ビーチ、スポーツ、料理、花火、文字、アップ花、森、夕焼け、と実に数多く豊富に揃っている。そ れにしても、どうして動画モードにシーンモードがないのかなと考えてしまう。
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| 静止画撮影でのみ使えるシーンモード |
フラッシュの設定はメニューからではなく、カメラの後ろにあるボタンを使って設定できるようになっていて、ボタンを押すたびにモードが変わっていく。メニュー操作ではないので、撮影場面に、俊敏に対応できるのがうれしいところだ。
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| 静止画撮影メニュー | 静止画マニュアル設定メニュー |
動画のマニュアル機能は、静止画モードで使用することも可能だ。これには露出やシャッタースピードはもちろん、フォーカスアシ スト機能も含まれる。ISO設定ができるという点も、ビデオ/デジカメハイブリッドとしての存在を強くアピールしているといえる。セルフタイマーは2秒、10秒、 顔検出に設定することができる。面白いのは、顔検出に設定すると、画面内の顔を検出した後、そこに新たにもう一人の顔が加わった3秒後にシャッターが切られ、 記念写真撮影には絶好のモードだ。
静止画色精度 (9.94)
JVC Everio GZ-X900の静止画撮影の性能は、ビデオ/デジカメハイブリッドという点で高性能を期待するところだ。その点では決して期待に反することはなく、きれ いな静止画を撮影することができる。ベストといえるかどうかは別として、高照度では非常に正確な色再現性を持っている。この点は、動画テス トの結果を反映しているといえる。GZ-X900の色誤差は3.52という結果。色飽和度、つまり彩度は106.2%で、動画よりも高い測定値だったの で、静止画はより色鮮やかな画像を記録するということを示している。 (静止画色精度テスト詳細)
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| 静止画色誤差図:カメラの色誤差を色別に方向 で示したもの |
上の色誤差図はX900の静止画の色再現性の正確さを良くあらわしている。誤差が最も大きく見られる色は、緑と青系の色だけだ。その他の色はほとんど問題は見られない。ただ、比較テスト機はそれぞれが素晴らしい色精度を持っており、例えば パナソニック HDC-HS300の色誤差は2.65という測定値で、GZ-X900よりもさらに優秀な色精度を誇っている。
| JVC Everio GZ-X900 の静止画色比較 | |
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| JVC Everio GZ-X900 | サンヨー Xacti DMX-HD2000 |
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| パナソニック HDC-HS300 | ビクター Everio GZ-HD300 |
上の画像でわかるとおり、それぞれが良い静止画を撮影している。サンヨー Xacti DMX-HD2000の色誤差のデータを見ると、4.14という数字だが、全体的にブルーっぽい画像となっている。Everio GZ-HD300の色誤差は4.11とXactiに近いデータで、なかなか良い色を再現している。ただ、静止画のサイズなど、GZ- X900に比べるとオプションが少ない。
静止画ノイズ (1.39)
JVC Everio GZ-X900の静止画撮影の性能面で一番大きな問題となるのが、ノイズレベルだ。平均レベルが1.2%と比較テスト機の中でも最も高いレベルを記録し た。センサーの画素数から考えて、低いノイズレベルを期待したのだが、結果は違ったものとなった。なかなか面白いのは、比較テスト機中では、Everio GZ-HD300のノイズレベルが最も低かったという点だ。サンヨー Xacti DMX-HD2000や、 パナソニック HDC-HS300もそれに近い測定値を持っているが、 GZ-HD300のノイズレベルはわずか0.7%という数値だ。 (静止画のノイズテストの詳細)
静止画解像度 (6.92)
静止画解像度のほうも良好な結果が出たものの、特に驚き、というほどのものではなかった。水平解像度は1819 lw/phで4.5%のオーバーシャープニング。垂直解像度が1521 lw/phでオーバーシャープニングは4%。オーバーシャープニングの数値の低さは注目に値する。普通は静止画の見た目のシャープさを強調するために、か なりのオーバーシャープニングを加えるのだが、おかげで不自然さの残るデジタル画像然とした結果となって、あまり好ましいものではない。この点、GZ- X900の画像はよけいな強調がなので、自然でクリアな印象を受ける。
測定値を見る限りでは、GZ-X900の静止画解像度はパナソニック HDC-HS300とほぼ同じで、サンヨー Xacti DMX-HD2000の場合では、水平解像度2320 lw/ph、垂直解像度2017 lw/phと、X900を上回る数値を見せている。最近レビューされたサンヨー Xacti DMX-CG10の静止画の性能には目を見張らせるものがあった。だから、これらの点を踏まえて見ると、GZ-X900の静止画テストの結果はやや惜しく 感じられる。もちろん、決して悪いという意味ではない。ただ、ノイズレベルや解像度の測定値からすると、ハイブリッド機としては物足りなさが残る。
(静止画解像度テストの詳細)
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