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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.サンヨー Xacti DMX-HD2000 比較
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12.パナソニック HDC-HS300 比較
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13.ビクター Everio GZ-HD300 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-X900

マニュアル操作概要
• 優れたオート機能 シーンモードがないのは意外
• やや物足りなさが残る光学5倍ズーム
• フォーカス、シャッタースピード、ホワイトバランス、露出はマニュアル操作可能
• 絞りは絞り優先AEモードのみ
• オートゲイン機能は切ることができ、ノイズ軽減に貢献
• グリッド表示、テレマクロ、x.v.Color機能を搭載
オートモード (7.0)
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| なかなか洒落たデザインの モードダイヤル |
GZ-X900のモードダイヤルは、カメラの後ろにあるのだが、これはなかなか個性的でおしゃれな雰囲気デザインだ。これまでのEverioとはこ こでも一線を画している。Everio GZ-HD300でもそうだったが、これまではカメラの後ろはバッテリーが占有していて、モードスイッチは液晶パネルの収納面に配置してあった。このモー ドダイヤルで動画/静止画の切り替えを行うのだが、さらにマニュアル撮影モードを選択することもできる。動画モードにはハイスピード撮影モードもここで選 択できるようになっている。オートモードを選択するには、動画、静止画それぞれのアイコンの位置を設定すればオートになるわけだ。
オートフォーカスは機敏に反応する。ただ、テレマクロから広角側にズームした場合は少々調整に時間がかかるようだ。液晶画面の左横にある、やや宇宙 人のような顔のアイコンは顔検出機能で、このアイコンの真横の位置のレーザータッチオペレーションに触れることで顔検出機能が起動する。わざわざメニュー に入る必要がないので便利だ。
GZ-X900のオート露出はなかなか正確で、素早く反応する。露出オーバーも少なくきわめて良好だ。ただ、暗いばしょで撮影すると露出アンダー気 味の映像になるのが気になるのだが、暗所撮影は得意ではないX900の正確の一端を示しているといえそうだ。測光方法には、画面全体の明るさを測光する方 法と、と画面の中央部の明るさを測光するスポット測光がある。
オートホワイトバランスは、異なった光源がある場合でもきわめて正確に設定されるが、低照度ではやや緑色に偏向しがちだった。60ルクスでのテストでもこの傾向は確認されている。
暗所撮影モード
特にはっきりと暗所撮影モードがあるわけではないが、オートスローシャッターを使うことができるし、「感度アップ」機能を使うことで暗所撮影に対応することができる。シャッタースピードが1/30秒まで落ちるので、動きにブレが出たりするので注意が必要だ。
シーンセレクトモード
静止画モード用にシーンモードは豊富に用意されてはいるのだが、意外にも動画には用意されていない。
ズーム (6.5)
ズームは一般的なズーム操作で、本体上にあるズームレバーを使う。Everio GZ-X900にはハンドストラップがついていないが、ズームレバーの位置はX900を手にした場合にごく自然に指が届く場所にあり、全く問題は感じられ なかった。液晶パネルのレーザータッチオペレーションでズームすることも可能だ。ただ、この方法でズーム操作する場合、ズームスピードを変えることはでき ない。テレマクロで撮影する場合に映像を確認しながら画角を設定する場合などに向いたズーム方法かもしれない。
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| カメラ本体上にあるズームレバー |
ズームレバーを使った場合は、レバーを押す指の力を加減することでズームスピードを変えることができる。マニュアルでズームスピードを設定することはできない。ズーム操作をすると、バー表示が画面に表示されるが、実際の倍率は数字では表示されない。
ズーム比 (2.55)
Everio GZ-X900のズームレンズはコニカミノルタHDレンズで、光学5倍のズーム比となっている。小型軽量という観点からでは充分、といいたいのだが、やは りやや物足りなさを感じる。ダイナミックズームは8倍までだが、画素を有効に利用して画質劣化はないないはずだが、やはり光学ズームとは違って解像感は落 ちるようだ。もちろんデジタルズーム機能も搭載されているが、画質劣化はどうしようもなく、せっかくの高精細なHD映像にとっては意味がないので、お勧め しない。
| ズームの比較 | ||
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| 広角側 | ズームの中ほど | 5倍 |
フォーカス (5.5)
Everio GZ-X900はマニュアルフォーカスが可能だ。液晶画面の左横にあるレーザータッチオペレーションでフォーカスするようになっている。レーザータッチオ ペレーションは、指をスライドさせることですばやく焦点を移動させることができるので、非常に便利だ。しかしその反面、精確なフォーカスが必要とされる場 合はなかなか困難だ。被写体への距離やカメラの焦点距離などは画面に表示されず、そのかわり画面左側に山と人物のアイコンが表示され、遠くの被写体に フォーカスを合わせたい場合は山側に向けてレーザータッチをスライドし、近くの被写体にフォーカスしたい場合は人物側にスライドさせてフォーカスすること になる。かなり大雑把な表示なこともあり、レーザータッチオペレーションも最初は戸惑う人もいるかもしれないが、慣れてしまうと難しくはない。
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| フォーカスアシスト機能は便利 |
マニュアルフォーカスを助けるために、X900 にはフォーカスアシスト機能が搭載されている。フォーカスを合わせたい被写体の輪郭線が青い色で表示されるので、フォーカスの確認がしやすくなる。基本的 にピーキング機能で、普通は業務用ビデオカメラに搭載されている機能だ。フォーカスアシスト機能を使うと画面は輪郭線の色が見やすいように白黒で表示され る。もちろん記録される映像はカラーで、表示の影響は受けない。
フォーカスアシストの輪郭線の色は、赤、緑、青に設定できるようになっている。しかし残念なことにフォーカスアシスト機能を入れてすぐは、輪郭線は 必ず青色表示となっているので、色を替えたい場合はメニューに入って設定し直さなければならない。いちいち設定し直さなければならないのは労力の無駄のよ うで、惜しい。
| 露出調整 |
| -6 〜 +6 |
| 絞り調整 |
| f/3.4, f/4, f/5.6, f/8 |
| シャッタースピード |
| マニュアルモード:1/2, 1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/60, 1/80, 1/100, 1/250, 1/500, 1/1000, 1/2000, 1/4000 |
| ホワイトバランス調整 |
| オート、マニュアル、はれ、くもり、ハロゲン |
| ゲイン調整 |
| 切、AGC、オート |
露出 (7.5)
X900の露出調整はマニュアル操作が可能で、「明るさ補正」で調節する。やはり、レーザータッチを指で上下にスライドさせて-6〜+6まで1ステップ間隔で調節することが可能だ。レーザータッチオペレーションは非常にシンプルな調節方法だが、慣れが必要でもある。
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| 明るさ補正 |
絞り (5.0)
JVC Everio GZ-X900の絞り値の設定は可能だが、絞り優先AEのみの設定なので、シャッタースピードから独立して調節することはできない。つまり、シャッタス ピードはオートで設定されることになるわけだ。絞り値の設定もそう多くはない。絞りは開放でf/3.4とやや暗めだ。
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| 絞り値の設定は4段階のみ |
調節方法は、ここでもやはりレーザータッチオペレーションとなる。
シャッタースピード (7.6)
JVC Everio GZ-X900のシャッタースピードは充分に充実しており、特に1/60秒以下のシャッタースピードは1/30、1/15、1/8、1/4、そして1/2 秒と充実している。シャッタースピードが遅くなると、被写体の動きも分断され、ブレが出るようになる。カメラのゲインコントロールをオートに設 定すると、光の状況に応じて1/30秒までのシャッタースピードが自動的に設定される。
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| X900の充実したシャッタースピード |
X900の最速のシャッタースピードは1/4000秒だ。シャッタースピードもやはりレーザータッチオペレーションで行われる。
ホワイトバランス (7.25)
JVC Everio GZ-X900のホワイトバランスはもちろんオート設定が用意されていて、マニュアルで設定できるようにもなっている。プリセットはそれほど多いわけでは ない。「はれ」、「くもり」、「ハロゲン」の3種類に限られている。マニュアルで設定すると正確な色合いにすることができるので、設定の仕方を覚えておい て損はない。X900のマニュアル設定では、OKボタンを何秒間か押したままの状態にしなければ設定されず、慣れないと戸惑ったり、失敗することもありそ うだ。
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| マニュアルホワイトバランス |
ゲイン (2.0)
JVC Everio GZ-X900には完全に独立してゲインをコントロールする機能はない。そのかわりオートゲインコントロール(AGC)を切ることができる。AGCを切っ てしまうと電気的な信号増幅がなくなるので、暗所撮影では全く暗くなってしまう。しかしその反面、ノイズも増幅されないので、光量が充分な場合はすっきり としたきれいな映像になる。AGCにはさらにオート設定があり、暗所撮影の際にAGCが自動的にON状態となり、シャッタースピードも1/30秒までのび る。
民生機でゲインコントロールのできるビデオカメラは少ない。パナソニックはハイエンド機などにゲインコントロール機能を搭載している。絞りを開放に するとゲインコントロールができるという仕組みだ。キヤノン iVIS HF10にはAGCリミット機能が搭載されていて、ゲインの増幅値を設定することが可能になっている。サンヨーのカメラは、ISO設定を変えることがで き、動画/静止画両方で使えるようになっている。Everio GZ-X900にもISO設定を変える機能は搭載されているが、静止画でのみの使用だ。
色/画質調整 (2.0)
JVC Everio GZ-X900の画質調整機能は基本的なものとなっている。
| 色/画質調整 | 内容 |
| x.v.Color | これまでよりも広い色域空間に対応し、より自然で豊かな色彩で録画することができる。再生にはx.v.Color基準に対応したテレビが必要になる。 |
| マクロ | 草花などを接写するための機能 |
その他のマニュアル調整 (2.0)
X900で撮影する場合の補助的な機能に「グリッド」がある。
| 調整 | 内容 |
| グリッド | 画面に格子状のパターンを表示、構図を決める際の助けとなる |
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