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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.サンヨー Xacti DMX-HD2000 比較
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12.パナソニック HDC-HS300 比較
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13.ビクター Everio GZ-HD300 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-X900

使用感の概要
• やや使いにくい印象
• モードやメニューによっては理解しにくい
• ハンドストラップは備えられていないが、さまざまな持ち方ができる
• すっきりとしたボディデザインで、持ち歩きには最適
• レーザータッチオペレーションは練習の必要あり
• バッテリーはあまり持続しない
使いやすさ (5.75)
Everio GZ-HD300に比べると、さまざまなオプションや設定項目が多い分、GZ-X900のほうが扱いは複雑になる。高速連写の設定やハイブリッドカメラと しての設定も、今ひとつピンとこない部分があり、混乱しそうになる。その割に取扱説明書も詳しく解説してくれないので、ますます途方に暮れそうになるの だ。
レーザータッチオペレーションはそれほど難しいとはいえないが、練習しておいたほうがいい。やはり、それなりの癖、というかコツをつかんでおく必要 があると思う。コツをつかんでしまえば、レーザータッチオペレーションでしかできない技が使えるようになる。例えばメニューのスクロールなどひとまとめに 進んで行くことができ、目的の項目に素早く行き着くことができる。マニュアル操作でも同じで、設定値をいっきに飛び越えて調節することが可能だ。これは快 適な操作感だ。快適な操作感といえば、X900のレーザータッチオペレーションのスライダーはこれまでとは違っており、改良が加わったようだ。スライダー 自体がパネル面と一体化してフラットになり、よりスムーズな感触となって一段と使いやすくなった。
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| 改良されたレーザータッチ のスライダー |
YouTubeに簡単にアップロードができる機能や、iTuneへのExportなどの機能は、確かにいくらかは作業の手順を省略してくれるのだが、この 機能を有効に使うには、撮影前にボタンを押さなければならないため、どうも直感的ではない。つまり始めからYouTubeへの投稿を意識しての撮影になるわけ だ。
使用感 (6.25)
JVC Everio GZ-X900の使用感は、一般的なビデオカメラとはずいぶん違っている。それはハンドストラップがないということで簡単に想像できるのではないかと思う。それで使いにくい かというとそんなことは全くなく、実は自分の好き勝手な構え方ができる分、自由度が高くて扱いやすい。ハンドストラップがついていないということは、うっ かり落としてしまったりすることも考えられるが、この点は付属のリストストラップを取付けることで対応できるので、心配はない。
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| 紳士の勝手な構え方 その1 |
ハンドストラップがないのは、デザイン的に見ても納得がいく。ビクターのデザインチームはなかなか憎いセンスをお持ちのようで、これまでの女 性を意識した化粧品のように華やかなEverioから、今度はシガーケース然とした渋いEverioが登場したわけだ。紳士がやおらスーツの内ポケットか らX900を取り出す姿がすでに演出されている。シガーケースのふたを開けると、それはX900であった、という感じ。先代の007が持っていても不思議 はなさそう。スパイガジェットとしてではなく、洒落ているから。高級デパートの紳士服売り場に置いても売れそうな気がするところがすごい。
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| 紳士の勝手な構え方 その2 |
先に述べたように、レーザータッチオペレーションのスライダーは今までのものに改良が加わり、使用感もそのぶん上がった。操作感は一般的なダイヤル、ボタ ン、ジョイスティックなどとはずいぶん違うので、戸惑う人もいるかもしれない。練習して慣れておくのが一番だ。慣れるのにそれほど時間はかからない。た だ、スライダーでのマニュアル操作には、ダイヤル操作のような精緻さはあまり期待できないのは事実だ。液晶画面の下には操作ボタンが並んでおり、反応も良い。
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| シガーケースのふたを開けると. . . |
ボタンの数も、本体の外側は少数に抑えられているようだ。カメラの後ろにモードダイヤルがあり、動画/静止画モードを選択できる。そしてフラッシュ とInfoボタンがあるだけのシンプルさだ。その他のボタンは液晶パネル収納面に取付けられている。突起のない、フィルムのような質感のボタンで、指の太 い人には使いにくいボタンかもしれない。しかし、埃や湿気の侵入を防ぐという点では、一般的なボタンよりも優れているのは間違いない。
手ブレ補正 (2.13)
JVC GZ-X900には光学式手ブレ補正機能が搭載されており、電子式よりも優れた効果が期待できることになっている。しかし、残念な事に、テストの結果はあまり良いものではなかった。小さなブレのテスト結果は、補正値は11%だった。大きなブレのテストでは、補正値が25%という結果だった。この数字はソニーやパナソニックのハイエンドモデルの手ブレ補正機能には及ばない。実は、Everio GZ-HD300の手ブレ補正機能のほうがはるかに優秀だ。X900が日本ビクターの2009年モデルとして、初めて光学式手ブレ補正機能を搭載したという事もあり、期待は高かったので実に残念。 (手ブレ補正テストの詳細)
携帯性 (9.29)
JVC Everio GZ-X900は、全般的に小型軽量化が進むビデオカメラの中では、特に超小型というわけでも、超軽量というわけではない。でも、ボディのデザインのおか げでコンパクトさがよく活かされているといえそうだ。ハンドストラップをはじめ、突起物がないので、ゆったりとしたスペースのポケットなら充分収まりそう だが、スーツの内ポケットは無理とは言わないが、ちょっと快適ではないかもしれない。もちろん、小さなカメラバッグなら充分間に合うサイズだ。
| 重量と寸法 | |
| 重量 | 286g(バッテリー込み) |
| 寸法 | 37 x 66 x 124mm |
バッテリー使用時間 (3.85)
付属バッテリーの持続時間は1 時間16分58秒と、あまり長持ちではない。Everio GZ-HD300よりも20分短く、サンヨー Xacti DMX-HD2000やパナソニック HDC-HS300からみると、さらに短い時間だ。 (バッテリー使用時間テストの詳細)
| バッテリー使用時間の比較 |
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バッテリーは液晶パネル収納面に取付けられるようになっており、取付け場所としては実にユニークな着想に感心させられるが、仮に容量の大きいバッテ リーを取付けた場合、液晶パネルを閉じることができなくなってしまうのが何とも残念だ。言い換えると、大容量バッテリーの使用は基本的に想定していないと いうことなのだろう。
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| ユニークなバッテリー装着面 |
液晶画面とビューファインダー (8.07)
JVC Everio GZ-X900は20.7万ピクセルの2.8型液晶モニターを搭載している。一般的な液晶モニターと同様に開くことができ、回転させることができる。液晶 パネル自体は液晶画面そのものよりも大きく作られている。画面左側にレーザータッチオペレーションのスライダー、画面下に操作ボタンを配置するための処置 だ。
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| 2.8型液晶モニター |
日射しの強い時に液晶画面を見やすくするため、明るさを調節することが可能だ。11段階で調節することができ、バックライトも「明るい」、「標 準」、「オート」に設定することが可能。もちろん明るい設定にして使うと、そのぶんバッテリーを消費することになる。液晶パネルの外側にはステレオマイク が内蔵されている。
最近の一般的なビデオカメラと同様、X900にはビューファインダーは搭載されていない。構図の決定や、撮影中のカメラの情報は液晶モニターに頼ることになる。
メニュー (4.25)
JVC Everio GZ-X900のメニュー構成は、他のビクター機のようにひとつのリストにまとまっているのでわかりやすい点がありがたい。違いといえば、ハイエンドに位 置するX900にはさらに多くの設定やオプションが用意されていることだ。メニューボタンを押すと、全ての設定がひとつのメニューの中にまとまって表示さ れる。カメラのモードによって表示されるメニューの内容も異なる。動画/静止画にかかわらず、マニュアルモードにすると、一番上にマニュアル設定メニュー が表示され、フォーカス、シャッタースピード、絞り値、その他の設定をすることが可能になるわけだ。メニュー画面を下までスクロールすると、表示設定、本 体設定、接続設定メニューが用意されている。
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| メニュー画面 | 表示設定メニュー |
しかし、機能によってはどのセクションに分類されているのかがわかりにくかったり、密接に関連する機能が全く別のセクションにあったりして混乱しそ うになることがある。それは例えば、フォーカスアシスト機能を入れるのはマニュアル設定メニューだが、フォーカスアシストの色設定を変えるには表示設定メ ニューに行かなくてはならない、という風なものだ。もちろん色は表示に関するものなので、という理論はわかるのだが、ユーザーとしてはフォーカスアシスト の色設定はフォーカスアシスト機能を使う以外には使い道がないのだから、フォーカスアシストとせめて同じセクションに入れてほしいのだ。連写スピードの設 定も本体設定の中にあり、どうもピンとこない。マニュアル設定メニューにあったほうが絶対わかりやすいと思うのだが。
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| マニュアル設定メニュー |
全体的にX900のメニューは直感的に操作できるので、わりと簡単だ。やはりこれは、メニューをひとつにまとめた構成によるところが大きい。サブメ ニューがあちこちに散らばったりしていないので、どこを押せば何のメニューが表示されるのかを、いちいち記憶する必要もない。メニュー項目を選択すると、 選択した内容の説明が表示されるので初心者にとっては親切だ。
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