キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) HF M43

低照度性能
• 新センサーの採用で、低照度で撮影した映像は驚くほど明るく、クリアで鮮やか
低照度感度 (10.73)
HF M43 の低照度性能テストでは、その高性能ぶりに全く驚かされた。画素数の少ない新センサーの採用がいかに正解であったかを実に雄弁に語っている。解像度がほん の僅かに下がっただけで、低照度性能は驚異的な飛躍を遂げたのだ。モニター上で50 IRE に達するために必要な光量は僅か 5 ルクスだ。これ程素晴らしい感度を持ったビデオカメラは、HF M43 以外にキヤノンのフラッグシップHF G10 があるだけだ。(低照度感度テストの詳細)
フレームレートをPF30 、またはPH24 で撮影する場合、感度はさらに上がる。50 IRE が計測される光量は僅か1から3ルクスだ。さらにレンズの最大開放値で撮影するために広角端でテストしてみると、フレームレート60i で50 IRE を計測する光量は僅か3ルクスという結果だった。他の比較テスト機では12から30ルクスの光量が必要になることから、HF M43 の感度の高さがよく判る。
つまり、低照度で撮影することが多いのであれば、現在のキヤノン機ほど頼もしいビデオカメラはないと言えるかもしれない。
低照度での色再現性 (7.81)
HF M43 の驚異的な感度の高さから、低照度での色再現性が優れているであろうことは簡単に想像できると思う。一般的に見られるほど彩度は低くなく、明るい映像と なっている。当然ながら明るい照明下でのテストほど優れた数値は出さない。とはいえ色精度は4.6、彩度は68.73%という結果だった。このクラスのビ デオカメラとしては素晴らしい結果だ。(低照度の色精度テスト詳細)
| 低照度での色精度 | |
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色精度テストチャート(上)、 色誤差図(右) |
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| 低照度の色精度テストの結果はキヤノン iVIS HF M43の色誤差は4.6、色飽和度は68.73%だった。(右の図はビデオカメラの色誤差を各色別に方向で示したもの) | |
フレームレートを換えてテストしてみると、色精度はわずかだが上がる。PF30 での色精度は3.77で、彩度は78.47% 。PF24 では色精度3.74、彩度が83.77% という結果だった。期待したほどの違いはなかったが、それはHF M43 の低照度性能がすでに十分高いからではないかと思われる。
というわけで、比較テスト機の中では、またしてもHF M43 がダントツという結果に終わった。
| キヤノン iVIS HF M43 比較 | ||
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| パナソニック HDC-TM90 | ソニー Hndycam HDR-XR350V | キヤノン iVIS HF M31 |
低照度でのノイズ (10.84)
ノイズテストでも、HF M43 は非常に良い結果を残した。やはり新採用のセンサーの効用なのだろう。民生機の場合、オートゲイン機能を使って明るさの増幅を得る時は、同時にノイズも増 幅されることが一般的。HF M43 ではAGC リミット機能でゲインのコントロールをすることが可能だ。しかし、オートゲインのままにしておいても、HF M43 のノイズレベルはわずか0.93%と非常に低い。(低照度ノイズの詳細)
| 60ルクスでのノイズ、オート設定 | |||
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キヤノン iVIS HF M43 等倍画像 |
パナソニック HDC-TM90 等倍画像 |
ソニー Hndycam HDR-XR350V 等倍画像 |
キヤノン iVIS HF M31 等倍画像 |
フレームレートを換えてテストすると、映像が明るくなる分ノイズは少なくなるということがわかった。要するに映像が明るければ明るいほど、ゲインの増幅量が少な くて済むからだ。つまりノイズの増幅も抑えられるということになる。いずれにせよ、ノイズの減少は僅かなもので映像にはあまり大きな変化はない。
ノイズテストでも、やはり新採用のセンサーが威力を発揮することとなった。HF M43 に最も近い性能を持った比較テスト機はソニーHDR-XR350V で、このモデルは明るい照明下でのノイズテストでも良い成績を残している。低照度でも明るい映像と低ノイズという点から、HF M43 は屋内撮影や暗い照明で撮影する場合には最適のビデオカメラだというのが判る。
| キヤノン iVIS HF M43 比較 | ||
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| パナソニック HDC-TM90 | ソニー Hndycam HDR-XR350V | キヤノン iVIS HF M31 |
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