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09.再生機能と接続機能
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10.音声 & その他の機能
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11.キヤノン iVIS HF S21 比較
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12.パナソニック HDC-TM700 比較
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13.ソニー Handycam HDR-CX550V 比較
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14.総括
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15.スペックと評価
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF G10

使用感
• 充実したマニュアル機能で初心者には複雑
• 機能に慣れるとスピーディなコントロールが可能
使いやすさ (6.25)
そもそもHF G10は初心者向きのビデオカメラではない。それは確かだ。セミプロかほとんどプロが使ってもおかしくない機能が満載されており、初心者にはちんぷんかん ぷんなだけだろう。とはいうものの、こだわりオートを使うと、カメラは実にシンプルに扱うことが出来る。
ほとんどプロ仕様とはいえ、ボディが小さすぎるという声も聞かれるかもしれないが、機能が小さすぎるということは決してない。外観もキヤノン機のフラッグシップに相応しい重厚感があり、大型レンズ、フォーカスリングの存在がいかにもプロらしさをアピールしている。
HF G10 のメニューにはヘルプ情報を表示してくれる機能を備えておらず、将来的にはぜひ期待したいところだ。しかし取扱説明書が丁寧に解説してくれているので、一度は必ず目を通しておきたい。
メニュー自体は慣れるまでは時間がかかるかもしれない。これだけの機能が満載されているビデオカメラなのでやむを得ないだろう。とにかく項目の多さには驚かされるが、このビデオカメラを使いこなしたい人なら使っていくうちに慣れてしまうに違いない。
HF G10 のメニューにはファンクションメニューとメインメニューの2種類がある。液晶モニターにあるファンクションメニューとのボタンを押すと、画面に多数のアイ コンが表示される。アイコンはパッと見ただけでは何のことかわからなかったりもするのだが、設定したい機能に簡単にアクセスするためのアイコンだ。この ファンクションメニュー画面の左上にメインメニューのボタンがあり、これをクリックするとメインメニュー画面が表示される。
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多数のアイコンが表示される ファンクションメニュー |
メインメニュー |
使用感 (7.35)
HF G10の大きさや形はHF S21とあまり大きな違いはない。ただ、全体的に丸みを帯びているのが特徴的だ。そして一番強い印象を与えるのが大型レンズ。フォーカスリングとともに存在感は充分だ。
ハンドストラップは非常に上質で使い心地よく、民生機ではトップクラスのクオリティで、キヤノンらしさの一面を見せている。
液晶モニターも大型で見やすく、精細感の溢れる画面だ。全体がフラットな一体感のモニターは見た目にも良い。タッチパネルの使い心地も優れており、高級感が感じられる。
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| 割と大型なボディだが、手にしっくりと来る |
カスタムキーとダイヤル 操作性は今ひとつ |
HF G10の大型レンズの外周にはフォーカスリング、着脱可能なレンズフッド、本体の後部にあるカスタムキートダイヤルがHF S21とは大きく異なる部分だ。このリングの操作感は抜群でその点は全く申し分のない所だが、レンズが本体からあまり前に出ていないために、リング操作を する指が液晶モニターに当たるのが気になる。モニターを前傾させると特に当たりやすくなる。しっかりと使い慣れておく必要がある。
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大型で美しい映像の液晶モニター タッチパネルの操作性はトップクラス |
難点は何かというと、カメラ後部にあるカスタムキーとダイヤルがそれに当たる。場所としては今ひとつ操作に快適性に欠けている感がある。絞り、 シャッター速度、ゲイン、露出はこのダイヤルで設定することができる。絞り優先 AE モードの場合はダイヤルで絞り値を設定することができ、シャッター速度優先 AE モードの場合はシャッター速度をダイヤル設定することができる。ただ、カスタムキーは使えない。マニュアルモードにすると絞り、シャッター速度、ゲインな どをキーに割り当てて使用する。しかし、ダイヤル操作をするには一度タッチパネルでモード設定をしなければならず、例えば液晶を閉じてEVF 使用で撮影している場合など、モニターを開ける必要がある。
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オートレンズカバーではなく 着脱式のレンズキャップが付属 |
HF G10を使うに当たって最も優れている点は、ユーザーが自分の使い方に合わせてカメラをカスタマイズできるという点だ。カスタムキーとダイヤルもそうだ が、液晶パネルにもそのためのボタンが用意されている。マニュアルで設定したい機能はこれらのボタンに割り当てて調整することができ、これほどマニュアル 設定機能が充実されている民生機はそうはないだろう。
さらに波形モニターやゼブラパターン、高音質の内蔵マイクや音声機能など、まさにプロ仕様となっている。そしてこれらの豊富なマニュアル設定機能は、そのための操作性が必ずしも完璧とはいえないかもしれないが、HF-G10 にとっては非常に大切な特徴となっている。
手ブレ補正機能 (6.26)
HF G10 の手ブレ補正機能はHF S21 に搭載されていた手ブレ補正機能と基本的には変わらない。テストの結果もHF S21 とあまり変わりがなかった。光学式手ブレ補正の具体的な結果は、小さなブレの場合で42%補正、大きなブレで32%の補正値。
HF G10 にはパワードIS のほかにダイナミックモードも備えている。しかしテストの結果は思ったほどの効果は見られず、ダイナミックモードで小さなブレは37%補正、パワードIS が44%という補正値だった。大きなブレのテストではわずか18%という結果だった。(手ブレ補正テストの詳細)
携帯性 (4.51)
キヤノン iVIS HF G10 は今市場に出回っているビデオカメラの中でも大型に属する。重量はバッテリーとレンズフッドを含むと約590gだ。これはHF S21 よりも70g重く、パナソニックやソニーの2010年フラッグシップ機よりもざっと100g以上重いことになる。
とはいうものの、HF G10 は特に携帯性を追求したモデルではなく、ビデオカメラとしての機能を追求したモデルだ。プロ仕様の機能が充実され、大型レンズ搭載、EVF を装備、大型液晶モニター、メモリーカードスロットをダブル装備と枚挙に暇がないほどだが、それでも業務用のビデオカメラに比べるとかなり小型だ。それで いて中身はほとんど業務用に近いのだから、驚きである。
つまり限りなく業務用に近いビデオカメラとしては、これ以上コンパクトなビデオカメラはほかにないというわけだ。パナソニックのフラッグシップ機 に比べると確かに大型だ。しかし、ビデオカメラの操作性を考えると、コンパクトボディが必ずしも操作のしやすさにはつながらない。特にそれがフラッグシッ プ機ともなれば、なおさらではないだろうか。
HF G10 の最大の魅力はプロ並みの機能と洗練された質の高さが、コンパクトに凝縮されているところにあるだろう。
| キヤノン iVIS HF G10 | キヤノン iVIS HF S21 | パナソニック HDC-TM700 | ソニー Handycam HDR-CX550V | |
| 主要記録メディア | 32GB内蔵メモリー | 64GB内蔵メモリー | 128GB内蔵メモリー | 64GB内蔵メモリー |
| その他の記録メディア |
SD/SDHC/SDXC メモリーカード x 2 |
SD/SDHC メモリーカード x 2 |
SD/SDHC メモリーカード | SD/SDHC/メモリースティックProデュオ |
| 重量 |
590g バッテリー含む |
520g バッテリー含む |
440g バッテリー含む |
480g バッテリー含む |
| 寸法 | 77 x 78 x 151mm | 75 x 74 x 148mm | 66 x 69 x138mm | 66 x 74 x 143mm |
バッテリー使用時間 (5.7)
バッテリーの使用可能時間のテストでは、HF G10 はなかなかの好成績を残している。付属バッテリーは114分間連続して録画することができるという結果だった。HF S21 に比べると約30分以上持続する。フラッグシップ機としては持続時間最短のバッテリーが付属していたHF S21 から見ると大きな前進だ。HF G10 のバッテリーの持続時間はフラッグシップ機の中で一気に最長となった。(バッテリー使用時間テストの詳細)
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| 付属バッテリーは長時間持続 |
液晶画面とビューファインダー (12.54)
液晶モニターのサイズと解像度はHF S21 から変わっていない。3.5インチの画面は動画を美しく再生する。タッチパネルの操作感は快適で質の高さが感じられるが、メニューの項目がHF G10 には非常に多いので時々間違えてしまうこともあるが、それは特にタッチパネルのせいではない。
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見た目にも非常に洗練され、タッチパネルの 操作感も優れた3.5インチモニター |
HF G10 の後部にはEVF(電子ビューファインダー) がある。カラービューファインダーで、小型だがビデオカメラ本体から引き出すことができ、視度調整用のレバーを備えている。EVF を完全に引き出すと、その位置をロックすることが困難で、撮影中に意図せずに動いてしまう点が残念。
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仰角も調整できればますます便利な EVF (電子ビューファインダー) |
| キヤノン iVIS HF G10 | キヤノン iVIS HF S21 | パナソニック HDC-TM700 | ソニー Handycam HDR-CX550V | |
| 液晶画面サイズ | 3.5型 | 3.5型 | 3型 | 3.5型 |
| 液晶画面解像度 | 922,000ピクセル | 922,000ピクセル | 230,400ピクセル | 921,000ピクセル |
| タッチスクリーン | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| ビューファインダー | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
| キヤノン iVIS HF G10 比較 | ||
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| キヤノン iVIS HF S21 | パナソニック HDC-TM700 | ソニー Handycam HDR-CX550V |
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