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キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF S11

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モーション&解像度
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF S11
パート 2

色精度とノイズ概要



• 高照度での色再現性は優秀だが、ライバル機ほどではない
• 画質調整機能
• 動画クリップはたのカメラよりもノイズが多め
• 非常に高い解像力と優れたディテール描写


色精度 (8.35)

キヤノン iVIS HF S11の色再現性はなかなか正確であったものの、他社のハイエンド機にはわずかに及ばない、といったところ。色誤差が4.19、色飽和度が83.64%という結果だった。 (色精度テスト詳細)

色精度
色精度テストチャート(上)、色誤差図(右)
高照度での色精度テストの結果はキヤノン iVIS HF S11の色誤差は4.19、色飽和度は83.64%だった。(右の図は、ビデオカメラの色誤差を各色別に方向で示したもの)

色誤差図に現れているように、キヤノン iVS HF S11は色の全域にわたって、誤差が見られる。青系の色が最も正確に再現され、ピンクや黄色系の色に誤差が最も大きく出ている。色誤差図ではこのように現 れていても、実際の使用では充分満足の行く色再現で、フラッグシップ機であるHF S11に揺るぎはない。

キヤノン iVIS HF S11 の色調モード
オート 等倍画像
くっきりカラー 等倍画像
すっきりカラー 等倍画像
美肌 等倍画像

HF S11には画質効果といって、色の濃度や画質のシャープさを調整する機能が搭載されている。また、用意されたプリセットのほかに、ユーザーが好みの設定で 彩度、コントラスト、明るさ、シャープさを調整することもできる。テストしてみてわかったのは、画質効果のくっきりカラーを使うと最も正確な色再現になる ということだ。くっきりカラーでは色誤差は4.06、色飽和度、つまり彩度は93.57%となる。

キヤノン iVIS HF S11 の色比較
キヤノン iVIS HF S11 ビクター Everio GZ-HM400
パナソニック HDC-TM300 ソニー Handycam HDR-XR500V

ビデオカメラの色再現性は、もちろんカメラとしての正確さも大切だが、人それぞれの好みで左右されることも多く、一般的に彩度の高いカメラは喜ばれ る傾向にある。しかしキヤノン iVIS HF S11はビクター Everio GZ-HM400やパナソニック HDC TM300に比べて彩度はそれほど高くはなく、人によっては期待はずれに感じる場合もあるかもしれない。彩度が高いと色は鮮やかだが、解像感に影響が出る のでHF S11は低めに抑えられているのかもしれない。

テストの結果では、比較テスト機の中ではビクター、パナソニックが最も正確な色再現性を持っていた。とはいってもHF S11やソニー Handycam HDR-XR500Vと桁外れに、というわけではない。

  各色のクローズアップ比較
   
  理想 キヤノン
iVIS HF S11
ビクター Everio
GZ-HM400
パナソニック
HDC-TM300
ソニー Handycam
HDR-XR500V
  理想 キヤノン
iVIS HF S11
ビクター Everio
GZ-HM400
パナソニック
HDC-TM300
ソニー Handycam
HDR-XR500V
  理想 キヤノン
iVIS HF S11
ビクター Everio
GZ-HM400
パナソニック
HDC-TM300
ソニー Handycam
HDR-XR500V
  理想 キヤノン
iVIS HF S11
ビクター Everio
GZ-HM400
パナソニック
HDC-TM300
ソニー Handycam
HDR-XR500V
肌色 1
  理想 キヤノン
iVIS HF S11
ビクター Everio
GZ-HM400
パナソニック
HDC-TM300
ソニー Handycam
HDR-XR500V
肌色 2

さすがに各社のハイエンド機ともなると、違いは非常に微々たるものになるのは仕方のないところだろう。比較テスト機は4機全てが標準を越える色再現性を持っており、高照度では色鮮やかで解像感の高い映像を記録する。比較テスト機を大きく分かつものは低照度での性能だ。

色精度の得点

ノイズ (8.33)

HF S11のノイズレベルは0.7225%で、なかなか良い数値である。しかし比較テスト機の中では多めのノイズレベルであることがわかった。特にパナソニッ ク HDC-TM300やそにー Handycam HDR-XR500Vに比べるとやや多めだった。ただ、高照度ではノイズレベルはそれほど目につくほどの問題にはならない。それは下のテスト画像を見ても わかる。 (ノイズテストの詳細)

ノイズレベル比較
キヤノン iVIS HF S11
等倍画像
ビクター Everio
GZ-HM400
等倍画像
パナソニック
HDC-TM300

等倍画像
ソニー Handycam
HDR-XR50
0V
等倍画像

肉眼ではほとんどノイズを確認することはできないほどで、特に比較テスト機は高照度においては非常にノイズが少ないので、ことさらだ。しかし画像を 見てわかるのはそれぞれの解像力で、ビクター Everio GZ-HM400は非常に明瞭な描写力を持っているのがすぐにわかる。しかし、他の3機も非常に高い解像力であるのがわかるはずだ。

少し突っ込んでみると、上の画像にある楔(くさび)形のテストチャートの右にある茶色の部分に注目していただきたい。キヤノン iVIS HF S11の画像には茶色の帯の上下のエッジが黒いラインになっているのがわかると思う。これはテストチャートには存在しないラインだ。コントラストの強い色 と隣り合った場合に起きる現象のようで、若干弱めだが、ビクターGZ-HM400にも同じ現象が見られる。基本的に比較テスト機全てに、暗い色に圧縮ノイ ズが若干見うけられた。

ノイズの得点比較
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