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キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF M31

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静止画機能

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再生機能と接続機能
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF M31
パート 8

使用感



• HF M31 の使い方は簡単だが、オートモードの名称がいまひとつわかりにくい
• メニューは洗練された印象だが、タッチパネルのサイズが小さいので使いにくい場合もある
• まったく残念な手ブレ補正機能


使いやすさ (6.0)

HF M31のオートモードは使い方も簡単なので、初心者でも心配することなく使えるが、「デュアルショット」という名称がいまひとつピンとこない。もっとはっ きりそれととわかるような名称のほうが、初心者にはわかりやすいのではないか。撮影モードスイッチには動画と静止画を意味する緑色のカメラのアイコンが、 マニュアルモードを意味する「M」の反対側に記されているが、初心者が緑色のアイコンを見て即座にオートモードだ、と思うだろうか。

しかし、キヤノンは常に読みやすく理解しやすい取扱説明書を用意してくれるので、その点では大助かりである。残念ながらHF M31には使い方の説明をする表示機能がないので、取扱説明書にはお世話になるはずだ。

HF M31のメニューシステムはHF S21と同じものだ。ファンクションメニューは最も一般的に使われるメニューオプションが、2ページにわたって集められているが、より細かいオプション設 定はメインメニューで設定される。指でタッチパネルをスライドさせて設定するのだが、HF M31のタッチパネルは割と小さめなので、設定しにくいこともある。しかし全体的にメニューのデザインも見やすく、理解しやすいということはいえる。



メインメニュー
ファンクションメニュー

使用感 (6.75)

第一印象では、HF M31はHF20によく似ているという感じを受ける。実際に細かく見てゆくと、さまざまな違いが明らかになるのだが、その中でも一番大きな違いは、HF M31ではタッチパネルが採用されているという点だろう。2.7型液晶モニターは、サイズとしては変わらないが、カメラのメニュー設定やマニュアル操作、 そして動画再生のための重要なインターフェイスとなった。キヤノンのHDビデオカメラのエントリーモデルや2009年のモデルのようなジョイスティックを 備えず、HF S21のようなカスタムダイヤルも備えていない。だから、タッチパネル操作がどうも苦手な人は、何とかしてタッチパネルに慣れるか、あるいは旧モデルを探 したほうがいいのかも知れない。


カメラの右側面の形状はやや持ちにくいが
ハンドストラップは最高

HF M31のタッチパネルにはiPhoneやiPodを思わせるような雰囲気があり、使い勝手もなかなか良い。しかし表面に光沢があるので光の反射が気になる ところだ。しかもほとんどの中級機がそうであるように、HF M31もまたEVFを装備しないので、直射日光の強いところでは大変なこともあるだろう。


なかなかコンパクトなHF M31

HF M31の右側面には盛り上がった部分があり、カメラを持ちにくくさせている。HF20の場合にも似たような問題があった。HF M31がまったく持ちにくいということではない。なんとなくしっくりこない、という程度。しかしHF M31のスイッチやボタン類のレイアウトはかなり使いやすくまとまっており、使いやすくなっている。


やや持ちにくいものの、充分安定したグリップ

キヤノンのビデオカメラに装備されるハンドストラップは、いつもしっかりした快適なフィット感があるが、HF M31もその例外ではない。充分な厚みがあり、ソフトでサポート感抜群だ。ただ難をいえば、端子ポートがハンドストラップのすぐ下にあるのが残念。 HDMIや USBケーブルを接続する際に、どうも邪魔になるのだ。


手ブレ補正機能 (0.0)

HF M31にはスタンダードの手ブレ補正機能のほかに、ダイナミックモード、そしてパワードISモードが用意されている。光学式手ブレ補正機能 (O.I.S.)で、実際に手持ちで撮影する場合は効果があるのだが、どういうわけかテストではまったく振るわなかった。カムコーダインフォ特注の手ブレ 補正テスト装置でつくりだされる揺れが激しすぎるためだと思われる。そのため、テストではHF M31の手ブレ補正の設定にかかわらず、効果はまったく認められないという結果となった。(手 ブレ補正テストの詳細


キヤノン iVIS HF M31手ブレ補正の実効値
小さなブレ(上)00%補正

大きなブレ(下)00%補正

すべての手ブレ補正モードでテストしてみたのだが、望遠側で効果が期待されるパワードISモードを使っても補正効果は見られなかった。繰り返す ようだが、実際に手持ち撮影では補正されるのだが、補正テスト装置のゆれには対応しなかった。HF20の手ブレ補正機能もあまり効果的ではなかったので、 HF M31のテスト結果はそれほど驚きではなかった、というのが正直な感想。



キヤノン iVIS HF M31手ブレ補正機能の例
HD版はこちら

上の動画はHF M31の手ブレ補正機能のサンプル映像。補正モードを切り替えても、違いはそれほどはっきりせず、それはテストが示すとおりだ。手ブレ補正機能がカメラ選 択の重要ポイントである人は、ソニーかパナソニックを選んだほうが良いかもしれない。


手ブレ補正機能のスコア the パナソニック HDC-HS60 キヤノン iVIS HF M31と
パナソニック HDC-HS60の比較
stabilization score comparison chart
the ビクター Everio GZ-HD620 キヤノン iVIS HF M31と
ビクター Everio GZ-HD620の比較
the キヤノン iVIS HF S21 キヤノン iVIS HF M31と
キヤノン iVIS HF S21の比較

携帯性 (8.74)

HF M31は特にコンパクトだというわけではないが、大型だというわけでもない。ちょうど良いという言い方はあいまいかもしれないが、バッグなどにはまったく 問題なく収まる。コートやジャケットのポケットに入れて持ち歩くこともできるはずだ。軽量さではパナソニックHDC-HS60とまったく同じ重量で、手の 小さな人でも難なく持つことができる。


  キヤノン iVIS HF M31 パ ナソニック HDC-HS60 ビクター Everio GZ-HD620 キ ヤノン iVIS HF S21
主要記録メディア 32GB内蔵メモリー
120GB内蔵HDD 120GB内蔵HDD 64GB内蔵メモリー
その他の記録メディア SD/SDHCカード SD/SDHCカード マイクロSD SD/SDHCカード
x 2
重量 380g(バッテリー含む) 375g(バッテリー含む) 310g(バッテリー含む) 520g(バッテリー含む)
寸法 68 x 60 x 123mm 51.5 x 65.5 x 112mm 53 x 63 x 115mm 75 x 74 x 148mm

バッテリー使用時間 (5.0)

バッテリーの連続使用時間のテストでは、HF M31に付属するバッテリーは1時間39分32秒持続した。HDビデオカメラの中級機としては平均的といってよい持続時間だろう。(バッ テリー使用時間テストの詳細

バッテリーは外付けタイプなので、大容量のバッテリーを使いたい場合でもまったく問題はない。


バッテリー使用時間の比較


HF M31と付属バッテリー

液晶画面とビューファインダー (7.88)

すでに触れたように、HF M31にはタッチパネルが採用されている。操作方法はHF S21とほぼ同じで、最も大きな違いはタッチパネルのサイズだ。HF M31は2.7型で昨年のHF20と同サイズだが、HF S21の3.5型に比べるといかにも小さく、タッチパネル操作をしにくくする原因となっている。タッチパネルの操作感は悪くないが、細かい調整には正確さ を欠くことがある。

液晶モニターはタッチパネル型

中級機であるHF M31には電子ビューファインダー(EVF)が搭載されていない。液晶パネルの光沢仕上げは見た目にもなかなか良いが、光の反射が気になることもあり、好 天の屋外撮影では問題となるかもしれない。

  キヤノン iVIS HF M31 パ ナソニック HDC-HS60 ビクター Everio GZ-HD620 キ ヤノン iVIS HF S21
液晶画面サイズ 2.7型 2.7型 2.7型 3.5型
液晶画面画素数 211,000ピクセル 230,400ピクセル 123,000ピクセル 922,000ピクセル
タッチパネル ×
ビューファインダー × × ×

キヤノン iVIS HF M31 比較
the パナソニック HDC-HS60 the ビクター Everio GZ-HD620 the キヤノン iVIS HF S21
パナソニック HDC-HS60 ビクター Everio GZ-HD620 キヤノン iVIS HF S21


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