-
06.音声機能/画像再生/接続機能
-
07.その他の機能
-
08.機種比較/総論
-
09.スペックと評点
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF10
キヤノンHG10
キヤノン最初のハードディスク(HDD) AVCHDビデオカメラの HG10は、見た目はそれほどよくないが、液晶に付いているナビゲーションダイアル、高性能のズームレバー、引き伸ばすことができるビューファインダー 等が搭載されており、機能面ではHF10と互角といえるだろう。しかし、ふたを開けると話は違う。HG10にはHV20と同じ 1/2.7型CMOS チップが搭載され、最高ビットレートは15 Mbps。それに比べ、HF10では、CMOSセンサーを1/3.2型に縮小し、プロセシングを変え、ビットレートを17 Mbpsに加速した。HF10の画像は HV20とHV30に近いもので、24Pと30Pのフレームレートも追加された 。HG10 の基本性能は低く、24Pが唯一の追加的なフレームレートだが、AVCHD 圧縮と組み合わせるとまるで使えないことがわかった。これらは両方出来の良いビデオカメラだが、コンパクトなHF10は、AVCHDで24 Mbpsに到達する未来がすぐそこにあるような期待をさせてくれる何かを備えている。
パナソニック HDC-SD9
HDC-SD9 は色々な面において良くできたビデオカメラだが、キヤノンHF10の方が良いだろう。SD9は「世界最小のフルハイビジョンビデオカメラ」をうたってお り、それが最大の魅力だ。HDC-SD9の1/6型3CCDは暗い場所での性能がかなり悪いのに比べて、HF10はすばらしい。HDC-SD9の小さなボ ディは操作性を犠牲にしたものだ。ジョイスティックは液晶の対面部に押し込まれ、大事な端子類はバッテリーボックスに詰め込まれ、マイクは上面に搭載さ れている。HF10の液晶にマウントされたジョイスティックと改善されたストラップはHDC-SD9の窮屈なデザインに圧倒的に優位だ。更に、HDC- SD9にマイク端子、ヘッドホン端子、 アクセサリーシュー がないというのはどういうことだろうか。HDC-SD9 は、ゲインを含むパナソニックのクラシックなマニュアルコントロールが付いているが、HF10には複数のフレームレート、画質効果、より良いマニュアル フォーカスのツールが付いている。このように、キヤノンHF10に大枚をはたく価値は十分にあるだろう。
ソニーHDR -CX7
いくつかの角度から見ると、ほとんどソニーHDR-CX7 とキヤノンHF10の見分けが付かない。ボディデザインが恐ろしいほど似ているのだ。しかし、その外見比較を超えた先には、これらの一見似ているモデルの 中身が大いに異なることがわかる。HDR-CX7の1/2.9型CMOSセンサーは美しく明るい画像をつくりだしたが、暗い場所では非常に残念な性能だっ た。HG10同様、HDR-CX7の最大ビットレートは15Mbpsしかなく、ビデオの録画先はメモリスティックのみだ。16 GBの内蔵フラッシュメモリーと SDHCカードの2つの選択肢を有するHF10はこの点でもCX7を凌駕している。更に、HF10のマニュアルコントロール、画質効果、追加のフレーム レートはすばらしく、HDR-CX7が非常に一般向けだということを認識されられる。ソニーはHDR-CX7をアップグレードしたものを開発中だが、現在 一番良いのはキヤノンHF10だ。
ビクター-GZ-HD6
ビクター GZ-HD6 は120GB HDDビデオカメラで、ハイビジョンのMPEG-2 TSフォーマットで録画する。(GZ-HD5は全く同一機種だがHDD容量が60GB。)GZ-HD6 には1/5型3CCDが搭載され、それぞれ57万画素だ。このモデルが今オフィスにあり、次にレビューする予定だ。今のところ、性能はかなり良いようだ。 最も興味深い点は、GZ-HD6が1080/60Pで画像をキャプチャーするだけでなく、出力までできることだ。もちろん、メディアに録画するためにビデ オ内でまずインターレースにコンバートされてから、出力用にプログレッシブに再コンバートされる仕組みだ。しかし、1080/60Pで出力できるというの は一般向けのビデオカメラにしてはかなり格好いいものだ。.m2tファイルはすべての編集ソフトウェアが対応しているわけではないが、このビデオカメラは 25 Mbps 、1440 x 1080で録画でき、HDVファイル向けのすべてのシステムに対応している。今のところ、HD6の画像は素晴らしい安定性をみせている。詳細は後ほど。
誰に向いているか
初心者
キヤノンもとうとうかんたんモード搭載!かんたんモードからはどのメニューにも全くアクセスできないので、非常に簡単だが、やや簡単すぎるかもしれない。
低予算消費者
こんなに革命的なAVCHD規格のフラッシュメモリー機でこの値段、ビクターのGZ-HD7の価格と比べるとかなりお得だろう。しかし一方、フルハイビ ジョ ンのパナソニックHDC-SD9はさらに安い。予算がとどくのなら、キヤノンを選ぶことをオススメする。ハイビジョンは安くはない。
静止画/ビデオカメラハイブリッド
HF10の静止画機能はかなりいい。複数の撮影モード、完全なマニュアルコントロール、全ての画像に付いてくる詳細なヒストグラム/詳細ページなど。
ガジェットフリーク
HF10はホットでセクシー。3つの違うフレームレート、複数の撮影モード、すばらしいマニュアルコントロール、最大ビットレート17 Mbps。これはガジェットフリークにはHV20以来最高なものだろう。
マニュアルコントロールフリーク
キヤノンのマニュアルコントロールは露出、フォーカス、シャッタースピード、ホワイトバランスなどふんだんに用意されていてたまらない。また、スペシャル シーンモード、画質効果、ハイスピードオートフォーカスモードなどもある。
プロ/上級者
これは厳しい選択だ。我々は、HV20は低予算プロダクションの予備カメラとして使えるかもしれないと述べたが、HF10の AVCHDフォーマットがその選択肢をぐらつかせそうだ。スピードアップした17 Mbpsはすばらしいが、撮影予算にこのカメラを入れるのはまだ早い。
総論
キヤノンiVIS HF10 は、我々が待ち望んでいたAVCHDビデオカメラかもしれない。ソニーとパナソニックの初代AVCHD ビデオカメラにはがっかりされられた。機能は多かったが、性能は不十分。それらのすぐ後にキヤノンHR10が出たが、大きな改善はなく、最大20分の DVD録画に満足できる人は多くなく、圧縮の質もよくなかった。24Pモードははっきり言って使えなかった。
パナソニックHDC-SX5とソニーHDR-CX7とキヤノンHG10を含む第2世代目のAVCHDビデオカメラはかなり良くなっていたが、全般的 に画質が良かったテープベースの HDVフォーマットにはまだ見合わなかった。よりハイエンドのカメラを望む人は、より便利なHDDやフラッシュメモリ記録メディアを選ぶか、遅いテープ記 録メディアだがより良い画質のモデルを選ぶかの選択に迫られていた。
そして今、3代目に入り、我々がレビューした最初のモデルのパナソニックHDC-SD9は、圧縮の質では大いに改良されたが、全体的にビデオカメラ としては何か物足りなかった。HDR-SR12 や HDR-UX20のソニーのモデルはこれからレビューしていく予定だが、キヤノンの3代目AVCHDビデオカメラのHF10で、ついに彼らは偉業をなし遂 げたといえるだろう。
我々は、片手にキヤノン HV20を、もう片方の手にHF10を持って撮影した。結果はほとんどの場合、それらの違いを見分けるのが難しかった。圧縮ブロックノイズに関しても HDVと同程度になるまでに到達した。いくつかのパン撮影で、HV20がシャープさでより優れていた程度で、全体的にはこれらのビデオカメラは同レベル だ。HF10は他のキヤノンのハイビジョンビデオカメラ同様素晴らしい色性能を誇り、一般向けビデオカメラの中では最も解像度が高い。暗い場所での性能は 数値上はノイズが多いのだが、肉眼には良く見え、時にはHV20よりきれいに見えることさえある。
欠点としては、HF10の小さなボディにはHV20 やHV30のコントロールダイアルなどのすばらしい操作機能が搭載されなかったことだ。ジョイスティックは、時々のメニュー操作には十分だが、フォーカス などのより複雑な作業をするには十分とはいえない。HF10はまた、HV30にあったピーキングやゼブラツールが搭載されていない。これらがあればお手軽 ビデオカメラの域を超えられたのではないだろうか。別売りのSDHCカードを買うことでメモリは増量できるが、 16GBの内蔵メモリでは足りないと感じる人もいるかもしれない。最後に、AVCHDビデオの編集に関しては、トップレベルのコンピューターを使わない限 りかなり困難な作業になるということを忘れてはいけない。
新しい独自規格のシューについていえば、これは最悪だ。すでにいくつものアクセサリを持っていてカメラをアップグレードしたいと考えるキヤノンのロ イヤルカスタマーに何と申し開きができるのだろうか。すでに、誰かがアダプターの開発をしているとは思うが、これについても、新しく購入する必要がある し、持ち運びが必要なものがまた一つ増えることには代わりがない。
総括として、HF10は素晴らしいビデオカメラで、間違いなく初めて満足のいくAVCHDビデオカメラだ。小さな成功などでは決してない。
translation missing: ja, site, review, pg_header
最新ニュースとレビュー
-
2012/04/30
パナソニック HX-WA2 レビュー
パナソニックHX-WA2の外観を見ると思わず、「ザクティ」の名が口をついて出そうになるが、ザクティを製作していた三洋電機はパナソニックの子会社となったので、それはそれで自然なことだろう。 もっと読む
-
2012/03/30
パナソニック HC-X900M レビュー
パナソニックの2012年新型モデルHC-X900M は、昨年のフラッグシップHDC-TM750 の後継機に位置するモデルだ。外観のデザインも新しくなり、ニューモデルらしさを醸し出している。しかし内容を見てゆくと、HC-X900MはTM750 を踏襲したモデルであることがわかってくる。 もっと読む
ベスト"ビデオカメラ"
-
1
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM750
2010年は「アバター」をはじめとして、ハリウッドが3D映画を全面に押し出し、次々とヒットを飛ばした年だ。そして3D映像に対応したハイビジョンテ レビが続々と登場した。そしてパナソニックは世界初の3D 対応のビデオカメラとして HDC-TM750 、コンバージョンレンズVW-CLT1 を発表。というわけで、今回は興味津々のこのコンビをレビュー。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
2
キヤノン (Canon) (Canon (キヤノン)) iVIS HF G10
キヤノンの新しいフラッグシップ機 iVIS HF G10 がそろそろ発売される頃。撮像センサーが一新されたことで低照度性能は飛躍的にあがったが、その他の機能はどうだろう。. 全 16 パートのレビューを読む
カテゴリーフラッシュメモリー -
3
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HDC-TM900
高性能、高機能が非常に印象的だったパナソニック HDC-TM700/750 の後継機としてHDC-TM900 が北アメリカ市場でリリースされている。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
4
パナソニック (Panasonic) (パナソニック) HC-X900M
パナソニックの2012年新型モデルHC-X900M は、昨年のフラッグシップHDC-TM750 の後継機に位置するモデルだ。外観のデザインも新しくなり、ニューモデルらしさを醸し出している。しかし内容を見てゆくと、HC-X900MはTM750 を踏襲したモデルであることがわかってくる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー -
5
ソニー (Sony) (Sony (ソニー)) HDR-TD10
ひと目で3D ビデオカメラだということが判るソニー Handycam HDR-TD10。3D 映像のほか、1920 x 1080 フルハイビジョン2D 映像を撮影することもできる。. 全 15 パートのレビューを読む
カテゴリー