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Apple iPhone 3G S

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Apple iPhone 3G S
パート 4

低照度性能の概要



• 低照度性能は優秀
• 自動的にスローシャッターになるので、低照度感度も優秀
• 低照度の色精度は高く、高照度よりも正確
• 比較テスト機とほぼ同じだが、ノイズレベルは低い


低照度感度 (8.38)

ビデオカメラの廉価モデルの低照度感度は、暗い場所では自動的にスローシャッターになるので、なかなか良好な結果となる。アップル iPhone 3G S もこの例に漏れず、50IREレベルに達する光量はわずか8ルクスという好成績だ。シャッタスピードはだいたい1/30秒ぐらいに落ちるのでブレが多くな り、ガクガクと分断された映像になってしまうのは仕方がない。一般的なビデオカメラのテストではスローシャッターを使わずにテストするのだが、 iPhoneではスローシャッター機能を切ることができない。廉価モデルはだいたいこうだ。 (低照度感度テストの詳細)

最低照度 *
* luxの数値が低いほど感度は高い

サムスン・オムニアとフリップ・ウルトラHDの最低照度も、iPhoneとほぼ同じだった。自動的にスローシャッターになるのも同じだったが、どういうわけかソニーMHS-PM1は暗所撮影モードにしても、スローシャッターを使っても、あまりいい成績を残さなかった。

低照度感度
モード アップル iPhone 3G S サムスン・オムニア フリップ・ウルトラHD ソニーMHS-PM1
オートゲイン 8 Lux 9 Lux 7 Lux 23 Lux

低照度の色精度 (9.24)

  iPhoneの色精度の優秀さは低照度テストにも現れている。色誤差は3.38と、高照度の場合よりもいい成績となっている。色飽和度も110%と、高照度テストの場合とほぼ同レベルだ。   (低照度の色精度テスト詳細)

低照度色精度
色精度テストチャート(上)、色誤差図(右)
低照度の色精度テストの結果はアップル iPhone 3G Sの色誤差は3.38、色飽和度は110%だった。(右の図はビデオカメラの色誤差を各色別に方向で示したもの)

低照度の色精度を見ると、比較テスト機中でiPhoneが最も優秀だという結果となった。高照度テストの場合と同様、鮮やかな色を記録することができる。 驚きなのは色精度は高照度テストの場合よりも優れているという点だ。上の色誤差図からもわかる通り、あいあかわらず赤系統の色に誤差が多く見られるが、青 /紫系統の色はいたって正確だ。

低照度テストの比較
アップル iPhone 3G S サムスン・オムニア
フリップ・ウルトラHD ソニーMHS-PM1

色精度という点ではソニーMHS PM1がiPhoneに一番近い性能だったが、数字の上ではそれでも1ポイントの差がある。iPhoneのような豊かな彩度にも欠けている。フリップ・ウ ルトラHDはiPhoneと同じ色飽和度110%で、見た目には充分な彩度だが映像がやや黄緑色がかって見える。

低照度色精度の得点比較

低照度ノイズ (11.14)

低照度テストでのiPhoneのノイズレベルは低い、という結果が出たが、それはフリップ・ウルトラHDやサムスン・オムニアよりも優れているとい う意味ではない。このテストではソニーMHS-PM1が最もふるわなかったが、サムスン・オムニアが最も優秀という結果だった。しかし結果の優劣に拘ら ず、ひどいノイズレベルのモデルはなかったというのが、驚きと言えば驚き。 (低照度ノイズの詳細)

60ルクスでのノイズ、オート設定
アップル iPhone 3G S
等倍画像
サムスン・
オムニア
等倍画像
フリップ・
ウルトラHD
等倍画像
ソニーMHS-PM1
等倍画像

等倍画像でわかるように、iPhoneは低照度でもしっかりとした解像力を持っている上に、フリップ・ウルトラHDに見られるような圧縮ノイズや退色のよ うな現象も見られない。iPhoneの捉えた縦の楔(くさび)パターンは、完全に歪んでしまったサムスン・オムニアの画像に比べ、しっかりと明瞭に捉えら れている。

低照度ノイズの得点比較

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