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06.音声機能/画像再生/接続機能
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07.その他の機能
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08.機種比較/総論
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09.スペックと評点
ビクター (Victor) (Victor (ビクター)) Everio GZ-HD40
ビクターエブリオGZ-HD6 ビクターエブリオGZ-HD6はビクターの3代目ハイビジョンエブリオだが、このビデオカメラには何か物 足りなさを感じてきた。GZ-HD6は57万画 素1/5インチ3CCD、最高の光学式手ブレ補正機能を誇っていた。GZ-HD40ではその手ブレ補正はデジタル式となった。その一方で1/3インチ CMOSは低照度性能を飛躍的に伸ばした。撮影に2種類の圧縮形式を採用することで、選択肢を広げた。GZ-HD6はMPEG2 TS形 式だけである。 GZ-HD40が手ブレ補正機構を技術的な後退ともいえるデジタル式にしてかなり大きなポイントを失ったのは否めない。GZ-HD40はさらに小型とな り、レンズフードもなく、直感的とはいいがたいメニュー構成を持っている。これらの欠点があってもGZ-HD40の画質はすばらしく、GZ-HD6よりも 約1万円は安価であ り、充分その価値はある。ビクターもついに高画質動画への道を見出したようだ。

GZ-HD40とGZ-HD30の比較は簡単に済ませておく。HD30はHD40と基本的に同じビデオカメラで、いくらか安価、 そしてHDDの容量も小さい。GZ-HD30が80GBのHDDであるのに対し、HD40は120GBという大容量である。HD30の方に人気が出たと しても、さほど不思議ではないだろう。
キヤノンHF10はキヤノンのエリートとも言うべきビデオカメラの好例である。303万画素1/3.2イ ンチCMOSセンサーは驚くべき高画質を再生す る。デュアルメディア(16GB内蔵メモリー、SD/SDHCカード)に記録でき、フレームレートを変えることもできるので、手ごわい相手だということが できる。キヤノンのメニューは直感的に使いやすいよう構成されていて、マニュアル設定は充分満足のいく内容となっている。HF100はより安価ではあるも のの、内蔵メモリーは搭載していない。両機共に光学式手ブレ補正を採用し、フォーカスアシスト、多数のエフェクト機能を持ち、造りもしっかりしている。さ らに加えると、キヤノンはかなり小型である。動画性能のみを見ると、ビクターの動画画質はキヤノンと互角といってもよい。ただ、その他の面を見ていくと、 HF10、HF100の方に傾いて行き勝ちになるようである。キヤノンのフレームレートの選択をはじめ、撮影には低照度にも強く、表現力の強さは魅力であ る。だからこの辺はわれわれとしてはキヤノンに軍配を上げるほかはない。どうしてもHDDでなければ困る、というのなら別の話だが
ハイビジョンHDD機では、その先端を競い合うのはソニーとビクターだが、ソニーHDR-SR11 の566万画素1/3.15インチCMOSはその美 しい動画で他の追随を許さない。また、使用感も抜群で、端子のポート類のデザインもその配置も素晴らしく、マニュアル操作をスムーズにするカメラコント ロールダイヤル、60GBの HDDを搭載している。数字の上ではGZ-HD40はHDR-SR11の2倍の120GBだが、容量が重要であればHDR-SR12にするという手もあ る。HDR-SR12は基 本的にはHDR- SR11と同じカメラで、HDD容量が2倍、値段が約2万円ほど高いだけの違いだ。ソニーの品質の高さがここではっきりとわかる。明らかにHDR- SR11が トップの座にいる。確かにGZ-HD40は2種類のフォーマットで記録できるが、さまざまな機能を盛り込んだソニーに対して太刀打ちできるものではな い。
総論

エブリオGZ-HD40はハイビジョンエブリオシリーズにとって大きな前進となった。ビクターはこれでAVCHD形式で記録するビデオカメラの 仲間入りを果たした。その一方ではこれまでのMPEG2 TS形式で記録する機能を残した。MPEG2 TSの画質の高さはマニアを喜ばせるに違いないが、AVCHDはより長時間撮影を可能にし、一般的な動画編集に適している。
さて、ではこのビデオカメラはプロや、マニア達の使用に堪え得るだろうか。CMOSの採用は低照度での撮影の画質をこれまでのエブリオよりも格段に引き 上げることに貢献し、賢明な動きだったといえる。マニュアル操作も充実しており、露出、絞り、シャッタースピード、マニュアルフォーカス、シャープネス、 ゲイン操作、そして他の多くの機能がこのビデオカメラを使いでのあるものにしている。しかしそうは言ってもプロを感じさせる貫禄充分のGZ-HD7には遠 く及ばない。HD-7のフォーカスリングと外部操作ボタンは残念ながら消えうせてしまった。HD-40の操作はジョイスティックで行われ、それがプロに煙 たがられる要因のひとつとなっている。それに加えてメニュー構成のまずさがこれに輪をかける格好になっている。メニューは機敏に反応しないし、構成のま ずさで、ここだというところに操作メニューはなく、覚えにくい。
完璧なビデオカメラではないかもしれないが、我々に言わせるとかなり良いカメラだ。エブリオの作り出してきた映像の中では疑いなく最高だろう。低照度性 能の良さ、複数の圧縮形式、マニュアル操作性、そして大容量HDDはGZ-HD40をキヤノンHF10、そしてソニーHDR-SR11、 HDR-SR12と互角に戦わせるカメラにしている。HD-40の利点をそのままにHDDの容量が小さくて良いのならGZ-HD30を選ぶという手もあ る。
誰に向いているか
初心者
初心者は入り組んだ印象のあるメニューでつまずくかもしれない。オートモードもあるが、圧縮形式のフォーマットを決めなければならない。かわいい 孫の顔を撮りたいというおばあちゃん達向きではない。
低予算消費者
約13万円という価格は低予算という枠組みからすでにはみ出ている。パナソニックが一番安いハイビジョンビデオカメラを作っているので、HDC-SD9の 検討をお勧めする。
GZ-HD40はこの項目ではベストとは言えない。
ガジェットフリーク
GZ-HD40はデザイン的にはなかなかカッコいいが、とりたてて凄いというわけではない。2種類の圧縮形式で記録できる、というのはそれはそれで確か にカッコいいとは 思う。
マニュアルコントロールフリーク
フォーカスアシストはかなり優れているが、ホワイトバランスにもう少し手を加えて欲しかった。露出はまあ普通程度、シャッタースピードは物足りない。キ ヤノンやパナソニックの方が良い。
プロ/上級者
動画の画質にはかなりの向上が見られる。特に低照度での画質に著しい。マニュアル操作も良いといえるだろう。使用感ではジョイスティックに大きく頼らな け ればならない分物足りないものが残る。
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